農産品について
- 「特選野菜、野菜セット」の品目数が多くなったり、少なくなったりするのはどうしてですか?
- 農産物は季節、天候によって品質、収穫量などの予測が大きくはずれる自然の生き物です。全国各地から農産物を集荷している中央市場ならともかく、地場の野菜の集荷に頼っているよつ葉の野菜セットづくりでは、天候などの影響で野菜の収穫が早まったり、遅くなったりすると、どうしても過剰や不足になったりする状況が生まれるからです。
- 夏場に萎びている野菜があるのですか、古いものなのでしょうか?
- お届けされた時点でちょっと萎びているものは、野菜を基本的には洗わずに出荷しているためで、決して古い野菜ではありません。
野菜は洗ってしまうと、見ためは良いのですが袋の中でズルケたりして傷むことが多いのです。 - いちご、トマトなどで、ピリッとした舌を刺すような味がするのはどうしてですか?
- 果実が含有している「ロイシン」、「イソロイシン」などのアミノ酸成分は、温度変化にさらされて熟しすぎると生理障害を起こし、それが原因となり、渋みやピリッと感じるような食味を与えることがあるからです。
- 根菜の保存方法は?
- □さつま芋
夏場は、日陰の風通しの良いところに箱または紙袋に入れて保存してください。保存中に芽が出たりしますが、害ではないので芽をとって普通に食べてください。寒さに弱いので、冷蔵庫や野菜室に入れないでください。冬場は戸外に置かないで箱または紙袋に入れて屋内の台所などで保存してください。
□じゃが芋
蛍光灯や日があたる場所には置かず、常温で保存してください。一つ一つ新聞紙に包むと持ちが良くなります。冷蔵庫や野菜室などの低温には弱いので入れないでください。りんごと一緒に置いておくとりんごが発芽を抑えてくれます。
□にんじん
泥は落とさないでペーパータオルなどで水分だけ取ります。乾燥した新聞紙に包んでポリ袋に入れ、冷蔵庫か野菜室で保存し、1週間位を目安に食べてください。土の中に埋めておくと春までもたせることもできます。
□大根
大根の保存の適温は5度。乾燥に弱いので、新聞紙でくるむか、ラップに包んで冷蔵庫で保存してください。葉を付けておくと水分が葉に吸い取られます。葉は必ず切り落としてください。ペットボトルや牛乳の空き箱を切って立てておくと日持ちが良くなります。
□ 玉ねぎ
風通しの良い冷暗所で保存してください。玉ねぎは15℃以上になると発芽し、湿気が多いと根が出てきて味が悪くなりますので、冷蔵庫には入れないでください。 かごなどに入れるときは、一つずつ新聞紙に包むと湿気の予防になります。
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