2020年『Life』370号 やりたい!時がはじめ時!「子どもの料理」



「やりたい」という子どもに、包丁や火の扱いはまだ早いので「また今度ね」とお断りするご家庭も多いかも知れません。実は、2歳、3歳のまだ言葉もおぼつかない時期の子どもたちの興味の矛先は全方向に向いています。つまり「包丁や火以外の作業」にも大変な関心があるのです。たたく、まぜる、スプーンですくう、移す、包む、そして味見。どれもが子どもにはうれしい。大人にとって負担なく、子どもに存分にやってもらえて楽しくおいしいレシピを紹介いたします。小学生の子どもたちは、レシピを自分で読みながらつくってみるチャレンジも楽しいかも!「やりたい時期」は成長の時です。ぜひお試しいただけるとうれしいです。
(こどもキッチン 石井由紀子)

材料(サモサ15個分)
シュウマイの皮 15枚、じゃがいも 150g、シュレッドチーズ・菜種油(揚げ油) 各適量
A-塩 ふたつまみ、カレーパウダー 小さじ1/2、 オリーブオイル 大さじ1
作り方
❶じゃがいもは皮を洗い、4つくらいにカットして皮つきのまま蒸す。
❷★じゃがいもの粗熱がとれたら、皮をむき、マッシャーやすりこぎでつぶす。
❸★さらにAを加え、マッシュしながら混ぜる。
❹★まな板にシュウマイの皮を1枚置き、中央にシュレッドチーズをひとつまみのせる。ティースプーン1さじ分のマッシュポテトをしゅうまいの皮の中央に置く。
❺★皮の4辺に指で水をぬり、対角どうしをあわせ、4つの角を具の真上にあわせ、皮を閉じる。
❻170℃の菜種油でからりと揚げる。
※親子で調理する場合、★ は子どもにやってもらうと楽しい作業です



材料(約8個分)
粉寒天 6g、みかんジュース 500ml、さとう 大さじ1、レモン汁 小さじ1
作り方
❶鍋に水200mlと粉寒天を入れて、火にかける。沸騰したら弱火にして、2分加熱し、火を止める。
❷★さとうを入れて溶かし、みかんジュースとレモン汁を入れて混ぜる。
❸★寒天液を、おたまなどを使って容器に移す。
❹★あら熱がとれたら、冷蔵庫で冷やし固める。
※親子で調理する場合、★ は子どもにやってもらうと楽しい作業です

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