〈2017年2月号（No.071) -6〉

• 「台風被害支援カンパ」報告　ご協力ありがとうございました

  2017年１月　関西よつ葉連絡会
  
  2016年の前半は「熊本地震」、後半は巨大台風などの災害が続きました。８月30日に岩手県に上陸した「台風10号」では、よつ葉の生産者も被災して生産活動に深刻な影響が出たため、すぐによつ葉の各事業所から被災生産者へ見舞金や支援物資を送り、職員も現地の片付けや援農などの応援に行きました。会員のみなさんには、熊本地震支援カンパに続いて台風被害支援カンパにもご協力いただき、ありがとうございました。
  
  すでにお知らせしたように地震カンパの一部（約220万円）と台風カンパ（約150万円）の中から台風の被害にあった各地の生産者に約250万円を送らせてもらいました。残りの120万円も合わせて、今後もみなさんのカンパを被災地支援に役立てていくつもりです。みなさん、ご支援ありがとうございました。
  
  被災され、工場の設備に大きな被害を受けた岩手県宮古市の丸友しまかさんからのお礼状を掲載します。
  
  関西よつ葉連絡会　御中
  
  初春の候、貴社ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。平素はひとかたならぬ御愛顧を賜り、ありがとうございます。
  
  昨年前半は、どうにか順調に仕事ができておりましたが、昨年8月30日に上陸した台風10号により、環境が一転しました。川のそばに住んでおりましたが、この川が氾濫するとは、爪の先ほども思っておりませんでした。
  
  加工場内に約170cmの高さまで水が入り、冷蔵・冷凍設備を始め、各種加工品製造に使用する設備、製品・原料の在庫など全てが使用できない状態になり、何をどうしたらいいのかもわからず、頭が真っ白になりました。また、東日本大震災による風評被害もようやく落ち着いてきた矢先のことだけに、大きな衝撃でした。
  
  冷蔵・冷凍設備は応急対応で、買換えで済む設備は買換え、商品や原料に関しては、一から準備をし、ようやく以前の状態に近い環境まで復旧することができました。また、一部不足設備に関しても、今年度内には整備が整う予定でございます。新年度からは、本来の環境のもと、作業を行える状況となる見込みです。弊社がいち早く、復旧できましたのも、皆さまからのご支援をいただいたおかげです。ここに、厚くお礼申し上げます。
  
  また、今後ともご愛顧くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

  
  

  2017年1月
  丸友しまか有限会社　代表取締役　島香　尚

  
  

  
  濁流が去ったあとの加工場
  

• 

  いつもよつ葉のホームページをご利用いただき、ありがとうございます。ホームページを、これまで以上に便利にお使いただくために、１月16日（月）に全面リニューアルしました。まだご覧になっていらっしゃらない方は、ぜひ一度ご覧ください。
  
  会員の皆さんのご要望により、ネット注文画面は昨年９月からスマホやタブレットに対応していますが、このたびのリニューアルでは、トップページをはじめ、「今週の新着レシピ」、「今週の野菜セット」などもスマホ・タブレット対応とし、パソコン画面のデザインも見やすくしました。これを機に、いっそうのご利用をお願いします。
  
  なお、リニューアル後も、トップページのアドレス（http://www.yotuba.gr.jp/）に変更はありません。
  
  今後も、みなさんのご意見やご要望を参考に内容の充実を図っていきます。各ページのフッターにある「お問い合わせ」からご連絡ください。よろしくお願いします。

  
  

  2017年１月
  関西よつ葉連絡会

  
  

  

• 

  配達断念する事故発生
  

  昨年、私が属する産直でも事故が発生し、配達を断念する事態が起きました。
  
  交差点で一旦停止を見落とした車が、配達車の左側面に突っ込んできたのです。そのはずみで対向車線に配達車の後部がはみ出し、そこに前方から走ってきた車が接触し、そのドライバーさんにけがを負わせてしまいました。
  
  私が現場に到着した時には、配達車はカーブミラーをなぎ倒し歩道に乗り上げて止まっていました。周りに歩行者がいなかったのは幸いです。職員も奇跡的にけがもなく無事でした。
  
  車の中は、割れた卵やガラス片が散乱し悲惨な状態。商品をお届けできなかった会員さん、作っていただいた生産者さんには申し訳ないことになってしまいました。
  
  現場に来た警察官の説明では、「一旦停止を無視した側の過失は大きいが、交差点では安全な速度と方法で進行する義務があるため、当方にも過失がある。一方、対向を走って来た車は、もらい事故で無過失である」とのこと。
  
  もし、配達車がその場を走っていなかったら…、数秒ずれていたら…。一旦停止を無視した車は、対向車と接触していたかもしれません。そうすると、一転して無過失と言われた側に過失責任が発生することになります。交通事故での責任とは、ほんの一瞬で入れ替わってしまうものなのでしょう。どちらに過失があるとかではなく、慎重かつ謙虚に運転しなければと改めて感じました。
  
  ハンドルを握る機会がある方は、十分気を付けてください。

  
  

  （奈良南産直・小城 靖）

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