よつばつうしん

2016年10月号(No.067)

 

子ども・子育て その現状と課題
育てづらさ どう変える

子育てが難しい世の中になっています。少子化が端的にそれをあらわしています。少子化は、そんな現状へのストライキだという意見すらあるほどです。為政者も「国力」という観点から危機感はもっているようですが、そうした観点から当事者に寄り添う施策が出てくるはずもありません。よつ葉にできることは会員の皆さん一人ひとりの思いをつなぐことだと考え、8月号でアンケートを実施しました。このアンケートが会員の皆さん同士の意見交換や、交流のきっかけになればと思います。回答の一部を紹介しますので、ご意見・ご感想・アドバイスなどをお待ちしています。できるだけ多くのご意見を紹介するために原文を要約しています。ご了承ください。ご回答くださったのは40代38%、30代29%、以下50代、60代、20代の順で、90代の方がお一人でした。ご協力ありがとうございました。

   
 子ども・子育てについてお尋ねします。日ごろから考えておられること、実践していること、8月号を読んでの感想など、何でもお書きください。


●子どもと一緒の時間を


「よつば関西保養キャンプ」(6面に記事)で
 仕事をしながらの育児家事で余裕がない時もありますが、できる限り一緒に過ごす。言葉で「好き好き」と愛情を伝え、ありがとうと言っています。8月号にあったように、女性が活躍するには本当に矛盾した社会構造です。母親の負担が多く、しわよせが子どもに…。少子化対策? 子どもを産んで人口を増やしてほしいのなら、母親が長時間子どもと離れず仕事ができる政策を! 保育園へ入れるのは11時間も預け仕事する人だけ。0歳児から!! そんなの親子ともに辛すぎる。子どもの将来へも影響する。
(大阪・匿名さん40代)

●草の根的運動が必要

 今春で、一番下の子も高校を出て就職し、いわゆる子育て≠ェ終了したところです。行政が、とりわけ国政が「人を育てること」が明日の日本を左右することに気付かないという、とんでもない時代になり、困ったことに子どもを育てている親世代も生活することに精一杯、生きていくのに精一杯という、たいへんな現状です。私たちが子どもの頃はみんな貧しかったけれど、地域で共助けできていたし、何しろ「未来は明るい」感もありました。現代社会を満たしている不安感をぬぐい去り、余裕をもって子育てできる世界を作るためには、おそらくコツコツとした草の根的運動が必要であり、それしか方法はないと確信しています。
(西京都・高橋明子50代)


●町の給食室が夢
 今は保育園の入所も大変で、シングルや単身での子育ても昔より増えているとか…。地域での子育てが私の地域ではまだ見られます。幸せなことだと思っています。若い子育て世代の力になってあげたいです。定年前に仕事をやめて嫁と町の給食室みたいなお店をするのが夢。朝はおにぎりとみそ汁の朝ごはん、昼はフツーのランチ。おやつの時間は100円でお好み焼きとかおにぎりとかが食べられる子ども食堂を開きたい。ランチの時は子どもも一緒に楽しめるスペースもあって…とか夢は広がる。その時はよつ葉さん協力してね。
(西京都・武若久美子60代)

●祖父母の大らかさ  
 今は育休中ですが、仕事をしながら子育てをしているため、毎日必死で余裕なくゆったり関われていないな…これでいいのかな?と不安の中、生活しているという感じです。親世代にはいろんなアドバイスをもらいますが、親自身育休制度がない中、仕事をし、ほとんど祖父母任せだったのに、となかなか素直に受け入れられないことも多いです。祖父母からの言葉は、私たちを責めるのでなく「大丈夫」という大らかなアドバイス。聞いていてほっとします。私自身ももっとたくさんの方とつながりたいですし、子どもも多くの人に関わってもらいながら成長してもらいたいです。
(京滋産直会員・30代)

●川柳2句
  保育所建設に反対する老人に言いたかったことを川柳にしました。
・子の声を煩う大人 未来無し
・子時代を忘れて言うな騒音と
☆ドイツでは「子ども施設の騒音への特権付与法」があって子どもの声を騒音と扱わない
 (当然と思う)。
(川西・古田裕子60代)

●自由な選択肢を
 8月号で気になったのが、「0歳からの義務教育」。これは私も反対です。そういう義務などではなくて子育てのスタイルをもっと自由に選べる社会になってほしい。例えば、一般的に育休は1年、という会社が多いけれど、1歳の頃は自我もできてきて一番かわいい時期。私は仕事に復帰するつもりでしたが、子育てを楽しみたくて、会社は辞めました。でも、はやく仕事をしたい人もいる。育休の期間が選べたり、数年後に復職できるなど、そういう形が一般的になってほしい。あと、全体的に効率よく仕事ができて、男性も仕事の時間が短くなれば、母親の負担も減ると思います。外に出て働かなくても、活躍している人はいっぱい。「一億総活躍社会」と政府は言いますが、活躍できる場を選びやすい社会になればいいのになぁ。
(東大阪・平井美沙40代)
(7面に続く)

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