9/24(土)・9/25(日)にこれから出産を迎える女性、子育て中の女性とそのご家族の方に向けたイベント、「中山寺プレママフェスタ」に出展しました。今回は兵庫地区4つの配送センター中心で取り組みました。プレママフェスタに出展するのは今回初めてでしたので、全体の雰囲気などを知るため、幕張や福岡で開催された際、中心メンバーが開場視察に行き、出展する商品の内容やコンセプトを会議で決めました。
この数年間イベント出展した際には、よつ葉のプライベートブランドを中心に少し値段を下げて販売し、購入いただいた方にアンケートに記入してもらい、加入いただいていましたが、思うように成果が得られていませんでした。
今回は30名の即入会を目指し、お声をかけられれば販売は行いましたが、氷上ノンホモ牛乳、りんご、みかんジュース、アップルキャロットの試飲、バナナ、りんご、パラダイス&ランチのパンの試食を中心にまず試食していただき、その後アンケートに記入していただくことにしました。今回のポイントとして、アンケートに記入していただければ、はずれなしのガラガラ抽選ができることを大きく伝えました。
これが好評で、アンケートに記入していただく間に、私たちのこだわりを手短に伝え「この機会にご利用いかがですか。本日加入していただければ10点の商品の中から4点無料でお付けすることができます」とお声かけしました。多少強引なやり方だったとは思いますが、確かな物を取り扱っている自信、食べていただければわかってもらえるという強い思いで、お声かけさせていただきました。よつ葉の各所から集まったメンバー全員が、一丸となり取り組んだ結果34名の加入をいただきました。
今回加入いただいた皆さま、ありがとうございました。お腹がおおきい妊婦さんや、小さなお子さんたちには、中山寺の坂を上がり、会場にお越しいただくのは大変だったと思います。
私たちよつ葉ホームデリバリーは、会員さんにどのように寄り添えるのかを日々考え精進していきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
(兵庫いきいきコープ・下羅善敬)



【能勢食肉センター】食肉加工も体験
工場CLUBの担当になって2回目の工場CLUBでした。
今回はいろいろと予定変更などもあり、計4回あるうちの2回しかできませんでしたが、それでも自分たちがしている作業を少なからずは、会員さんに知ってもらえたのではないでしょうか。
今回、1回目は北摂協同農場の種まき、農場・食肉センター見学、2回目は工場で実際に枝肉を1から捌いての整形、加工体験をしてもらいました。
自分が思う工場CLUBは、自分たちがしている作業などを知ってもらうということでやっています。
祭りなどのイベントごとでしか会員さんと話をする機会も少ない中で、工場CLUBはいい機会でもありますし、会員さんにとっても普段お肉を買っている所や、野菜を作っている北摂協同農場がどんな所かなどいろいろと知ってもらえたと思います。また各産直が行っている工場見学でも各PBがどんな物を作っている所で、何をしているかということを見ていただけます。
今回2回目に挑戦していただいた脱骨も、普段の生活の中では体験できないことですし、ミンチも作ってもらいましたが、どこの部位で挽いているのかも分かってもらえたのではないかと思います。
実際に体験や見学してもらうことで、今まで知らなかったことも知ってもらえますし、会員さんたちとも交流し、こちらとしてもいろいろな意見や感想を聞けるので、工場CLUBはいいものだと思います。
今後も工場CLUBは続いていくと思いますので、知りたいことや疑問などがあれば、工場CLUBまたは産直の工場見学に参加してくだされば、よつ葉の食べものがなぜ安全かということが分かってもらえるのではないかと思います。
(井上高嘉)

【配送員のぼくは言いたい】まずは自分が愉しむ
会員のみなさん、こんにちは。よつ葉ホームデリバリー京滋の矢板といいます。主に配達の仕事をしています。
先日、本紙7月号に掲載されていた「桃谷こども食堂」の荒井博之さんがよつ葉の研修部会に来てくださり、お話を聞く機会がありました。そこで「子ども食堂をやったところで貧困がなくなるわけがない。行政の補助をあてにして束縛されるよりも自分が愉しまないとやってられない」という言葉が印象的でした。
最近知り合った〈本町エスコーラ〉は京都東九条にある多目的交流スペースです。かつての工場跡地が空地のままになっていて、周囲には廃屋になった長屋がありました。京都市の「空家活用×まちづくり」モデル・プロジェクトに採択され、建築家とさまざまなアーチストがつながり始めました。
長屋はアトリエや住居になり、アーチストたちからは多様なイヴェント(呑みたいだけやん!っていう、くだらないものもあり。そこがまた良い)のアイデアが集まってきます。
先日、子ども食堂も実験的になされたそうです。参加者が食べものを持ち寄り、そこでは能や狂言の公演、本の読み聞かせ、フリーマーケットも同時に催されたとか。まずは大人が愉しむ。そんな空間がとても気に入っていて、どうやって仲間にいれてもらおうかと思案しているところです。
(京滋産直・矢板 進)