よつ葉つうしん

2015年9月号(No.054)

 よつ葉の野菜づくり教室
 
能勢〉伊藤行裕さん 〈高槻〉高槻地場農産組合

2013春よつ葉交流会「農的暮らしのすすめ」分科会での「野菜づくり教室」を開いてほしいとの声を受けて、昨年から能勢で始められた同教室。今年からは高槻でも野菜づくりを楽しんでいます。夏野菜の収穫最盛期を迎えた両教室からの近況報告です。  

(編集部)


能勢 会話が弾む2期目

よつ葉の会員さんに呼びかけた「野菜づくり教室」は今年で2期目になります。
 去年より3名ふえて8名の方々とやっています。年代的には、50〜60才代の方々が中心です。日常の厳しい生活から解放されるせいか会話が非常に活発なのが今年の特徴です(仲間を見出した喜びがそうさせるのでしょうか)。
 毎週日曜日の午前中(8時から12時まで)で終わるようにしています。季節が移り変わるのでそれに合わせた作業をしてもらっています。夏野菜は枝を落とし苗を作り整枝していくのが基本です。3月末から始まった教室は、それを中心にして行ってきました。1年目でその意味合いを理解するのは簡単ではないですが、それなりについて来てくれていると思っています。
 8月に入れば、秋冬野菜の準備にとりかかります。暑い中の作業となりますが、頑張ってくれるだろうと思っています。来年、またこの学校に入って自分の畝を作って野菜を作りたいという話も出ています。そんな彼らのお助けになればと思っています。毎週、毎週、楽しくやっています。興味のある方お気軽に応募してくださいね。

(ハッピー伊藤農園・伊藤行裕)

 
男女8人野菜づくり物語

念願叶って野菜づくりにチャレンジできることになりました。
 野菜づくりの大ベテラン伊藤さんに手取り足取り指導していただいての、おんぶにだっこ状態。種まき、手入れ、収穫にトライして4カ月が過ぎました。
 鍬を持ったのも初めて、種を蒔くのも初めて、「脇芽かき? 間引き? 誘引?」「何それ? どうしたらいいの?」という状態からスタートでしたが、毎回畑作業と楽しい楽しい会話をもとめて野菜づくり教室に出向いています。
 雨の日は長靴がヌカルミと格闘、今は暑さと闘いながらキュウリの成長の早さ、トマトのみずみずしさ昔懐かしい味に喜びを感じています。虫もおいしいものをよく知っていて食べ放題。毎回新鮮な野菜をいただき満足! 満足! 空気の良い農園で野菜くんたちのパワーとおいしさをもらい、楽しい農園タイムを過ごしております。
 あと4カ月ガンバルぞ! 農園に感謝! 農園大好き!

(ハッピー伊藤農園2期生・若園明英)

 
高槻 季節の移ろい感じながら

野菜づくり教室が始まり、4カ月が過ぎました。どのようにして野菜をつくっているか、土づくりはどうしているかなどから始まり、4月の作業は冬野菜の撤去、エンドウの収穫、その後、5月は夏野菜の定植、脇芽採り、7月は夏野菜の収穫などをしています。
 いろいろな作業に触れてもらいたいため半日で3、4種類以上の作業をやってもらうようにしています。効率よく作業ができるように前日には計画を練りますが、上手くいかずに時間が長引いて、普段の農業になってしまっている日もあり、反省しています。
 4カ月の野菜づくり教室で台風、獣害やけっして楽とは言えない畑作業でマイナス面ばかりが目立ちますが、収穫できたときの喜び、季節の移り変わりを肌で感じられるのも農業の良さだと思っています。年々農業をする環境が厳しくなってきていて今年は特に栽培が難しいですが、後半は野菜づくりがしやすい年になってもらいたものです。

(高槻地場農産組合・養父孝晴)


野菜たちに会うのが楽しみ

毎週日曜日は野菜づくり教室に参加するために、高槻の原地区へと通っています。畑に着くと「わあ、大きくなってる〜」「先週より伸びてる〜」と参加者の皆さんの嬉しそうな声が聞こえてきます。今は夏野菜の収穫の最盛期で、トマト、キュウリ、ナスビ、ズッキーニ、モロッコいんげんが元気に勢い良く育っています。
 野菜は同じ種から育っても、大きさや形が違うし、天候の影響や自然現象の中で傷が付いたり、変形したりすることを知りました。そのユニークな野菜たちの姿が面白くて、「見て見て〜」とみんなで楽しい時間を共有しています。そんなユニークな野菜たちですが、ただそれだけの理由で出荷されないことも知りました。見栄えの良さを好む消費者の意識の問題を改めて感じ、私自身反省しきりです。
 指導者の辻本さんから、折に触れて野菜の特性や手入れの仕方などを教わっています。種類によって手のかけ方や育て方が違うことを知り、勉強になりました。いただいた苗を家庭菜園に持ち帰り、アドバイスをもとに早速実践しています。
 野菜づくり教室を通して、野菜たちをすごく身近に愛おしく感じるようになりました。毎週、野菜たちに会うのが楽しみです。

(U・C)

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