よつ葉つうしん

2015年7月号(No.052)



土のある生活

地場の秋冬野菜苗
310号でご案内
育て方で聞きたいことや
困ったことがあるときは
よつば農産
TEL.0771-27-7500
FAX.0771-27-7501
までご連絡ください。

家族で野菜づくりに親しんでもらおうと、よつ葉が地場の野菜苗のお届けを始めてから今年で10年になります。家庭菜園の人気は年々高まってきていますが、その理由には、「自分で育てた野菜は安心して食べられる」ということや、子どもと一緒に野菜を育てることが「食育」にもなるということがあるようです。
 一日中、仕事でパソコンに向かっていることが多いという人が増えていて、コンクリートに囲まれ、緑を感じることが少ない日常生活にストレスを感じることも多いと思います。家に帰った時、たとえプランターひとつでも、そこで野菜を育てることで自然や生き物、季節の流れを感じることができます。「土のある生活」。それが人間本来の暮らし方ではないでしょうか。会員の皆さんも土のある生活、してみませんか?   

 (よつば農産・鎌田)



 不出来もまた楽し

田舎の母に触発されて、一昨年からたった数本ですが、よつ葉さんで苗を購入し、プチ野菜づくりを始めました(母も農業とは無縁で年を取ってからの家庭菜園です)。最初は緊張して苗に付いていた「育て方」を何度も見ていました。「脇目かき」「摘心」等々のことばを全く理解しないままでしたが。今でも不明です(笑)。それでも、緑の葉っぱが少しずつ成長していくのを見るのが楽しみでした。
 ある日、ナスの葉や茎に何やら小さな虫がついているのを発見。無農薬だし、これも自然の摂理だからと寛大な気持ちで放っておきました。ところが、どんどん増える。しかも虫の形が少し気持ち悪い。そこで、娘に写メールを送って聞いてみると、それはカメムシだと言われました。もう鳥肌が立つくらいゾッとして、駆除することにしました。
 しかし、大量のカメムシで、つぶせば強烈な臭さが予想されました。そこで、ペットボトルを2つに切って、口部分を下にして重ね、中に水を入れて、1匹ずつ割り箸でつまんで入れることにしました。これが毎日の日課となり、来る日も来る日もカメムシ退治。そんな苦労の中で収穫できたのは、たった数個のナスでした。また、ピーマンやキュウリ、ミニトマトはカメムシもつかなかったのですが、収穫はほんのわずかでした。でも、初めての野菜づくりは新鮮で、出来は悪くてもとても楽しかったです。
 去年は、怠け心が勝って、「育て方」は最初に見ただけでしたが、キュウリは自分としては豊作で何本も収穫できました。茎が伸びて、そばにあるフィジュアの木にからんで、そこにも実をつけていたので、宝探しのように面白かったです。
 そして、今回はナスの苗の代わりにオクラにしましたが、すぐにナメクジに攻撃されました。バナナの皮を置くといいと娘に言われ、夕方に置いておくと翌日かなりナメクジがたかっていました。しかし、時はすでに遅しで小さな葉っぱが1枚残っているだけです。これもすぐに枯れてしまうでしょう。ピーマンとキュウリは順調に育ってくれたらと期待しています。

(淀川会員・土井内文子)

 
兼業パン屋さん

高木さんのトマト畑で

今年で畑を始めて4年になりました。初めは鍬の使い方もわからなかったのに、最近はちょっと畑仕事も上達してきたかもと勝手に思っています。
 毎年、夏にはトマトやミニトマトをたくさん育て、おいしくできたらセミドライトマトにしてパンに使ったり、ピザのトッピングにしています。ちなみに本業はよつ葉のパン屋さんです。
 今年はトマト苗に挑戦です。もちろん無農薬、有機栽培です。よつ葉の苗なんだから、おいしいトマトができるはず! ちゃんと育たなかったら自分の責任だぞ、編集委員なのにこの原稿も書けなくなるぞと、あまり必要のないプレッシャーをかけて植えました。その甲斐あってか、今のところ順調に育っています。
 ホームセンターで買ってきた同じ品種のミニトマトも比較のために植えています。今のところ育ち具合には差はありませんが、よつ葉の苗は、きっとこれからどんどん育ち、夏にはおいしいトマトを食べ放題になっていることでしょう。今から楽しみです。

(パラダイス&ランチ・高木俊太郎)

 
 ビギナーズラック

わが家では、今年の春夏はたった一種類だけですが、きゅうりを育てました。きゅうりは初挑戦でした。
 この原稿依頼を受けた数日後に最初のきゅうりができていることに気付き、予想外に早かったので驚きました。ビギナーズラックだと思いました。味わって食べたのは言うまでもありません。
 よつ葉で苗を買っていただいた会員さんに「野菜の調子はどうですか?」と聞くと「いいよ、苗がいいからね〜」と言ってもらい「僕も育てているきゅうりが1本できたんですよ〜」とアピールしてしまいました。
 農業を工業化して効率を優先するアメリカ社会で起こっている実態を映し出したドキュメンタリー映画「フード・インク」の中で、私たちにできることの一つとして、家庭菜園を楽しむ(たとえ小さくても)ことが提起されていました。だからというわけではありませんが、今後も楽しみながら小さすぎる菜園をやっていこうと思っています。

(淀川産直・稗田健彦)

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