よつば関西保養キャンプ実行委員長 辻田浩司(ひこばえ)
3 月28 日から始まる「よつば関西保養キャンプ」。今回の参加者は2019 年夏のキャンプに来てくれた子どもたちがほとんどで小学生から中学生まで、福島県から7 名が来阪します。「あの子が、もう中学校卒業…」。コロナ禍で実施できなかった期間は短くなかったなと感じさせられてしまいましたが、彼らが成長した姿を楽しみに直前の準備を進めています。
3 月下旬とはいえ、宿泊地・能勢の夜は肌寒く、暖かく過ごせるように。もちろん季節的に川遊びは難しい。参加者の学年が平均的に高くなったので、スケジュールも少し再検討…など、細々と調整しながら。そして今回から福島から大阪間の移動は新幹線から飛行機になりました。長旅も思い出の一つだったのですが、飛行機移動になったことでスケジュールに少しゆとりができました。新幹線の乗客の皆さんに迷惑をかけることもなくなるかな…。
新型コロナウイルスは5 月から、感染症法の分類も2 類から5類に引き下がるようですが、感染はなくなるわけではなく、インフルエンザもそうですが、キャンプ期間中も配慮しなければいけない部分も出てくるかもしれません。そんななかでも5 日間という決して長くはない期間、自然のなかで料理をしたり、農作業を
したり、大阪を感じてもらえるようなところへ行ったり。子どもたちにのびのびと楽しんでもらえるような、よつば関西保養キャンプになればと思っています。実施されたキャンプのようすは、「よつばつうしん5 月号」でお伝えさせていただきます。
2019年保養キャンプにて
毎回、実施の折に皆さまからいただいているカンパ。たいへん心強い限りです。
今後の活動にむけて、ご支援よろしくお願い致します。
宮古湾の藻場・干潟を考える会会長
山根幸伸
ホシガレイの稚魚放流の様子
(関西よつ葉連絡会事務局 松原竜生)
作家と料理家の〝二刀流〟として活躍されている樋口直哉さんに、昨年よりレシピづくりやイベントへ協力していただいています。その樋口さんの新著『ぼくのおいしいは3でつくる』を購入してみたところ、調理方法を科学的に検証し、ロジカルに再構築したレシピは面白くてつくりやすい。「ハンバーグって卵をつなぎに使ったり、玉ねぎを炒めたりしなくてもおいしいんだ!」などなど新しい発見があります。
どんなジャンルにおいても天才的センスの持ち主やそのひらめき、クリエイティビティには魅了されるのですが、一方でデータに基づく科学的検証や論理的思考の積み重ねは、対等な関係で共有していくことができれば、誰しもの向上や成功を可能にする共有財産となり得るように思います。
新しく書き加えたり書き換えたりしながら、みんなで人類史をより豊かにしていくための知的協同作業って考えたら楽しくなりますよね。えっ?「オマエは何も寄与していないだろ」って?…。確かに。遅まきながら、少しは〝知の集積〟に協力できるよういろいろ勉強しま~す。
Copyright © 関西よつ葉連絡会 2005 All Rights Reserved.