「正食」学び くらし見直す
玄米を楽しむ会
こんにちは、奈良県生駒市生涯学習の料理クラブ「玄米を楽しむ会」に所属の竹本万里子です。マクロビオティックを世界に広めた「正食協会」の師範資格を持つ先生のもと20年以上になります。生徒の私が述べるのもおこがましいのですが、「正食」の考え方についてすこし紹介させてください。先生ごめんなさい!(先生もよつ葉会員)
「正食」の考え方はキーワードで的確に表現できます。「身土不二」(からだと土地は分かちがたく結びついている)。「一物全体」(丸ごといただくことですべてを得る)。そして、口に入れた食べものは「よく噛む」一口30回以上。私たちの主食は米ですが、その主成分でんぷんを分解できる酵素アミラーゼは唾液の中にしか含まれないのです。また、よく噛むことで満腹中枢も刺激され満腹感とともに心も落ち着きます。人間の歯は臼歯20本、門歯8本、犬歯4本ですが、この歯の構成がすなわち食生活のかたちとなるというのです。
そして「陰陽」の理論です。暑いところで採れる作物は「陰性」、寒いところで採れるものは「陽性」。太陽を求め伸びていく先端や葉や果実は「陰性」、地中を求める部分は「陽性」。
エネルギーが強い動き回る人は自身が陽性のため「陰性」(動物性の食べもの)を求め、エネルギーが弱い動かない人は自身が陰性のため「陽性」(植物性の食べもの)を求める。
自らにないものを求め「陰陽」のことわりに乗じて「中庸」に近づくことが「養生」だという理論だそうです。また旬の活力のある野菜を取ることはもちろん大切とされています。
無駄なく、わかりやすく、簡単な調理は、日ごろの雑多なくらしを見直す良い機会となっています。しかし、市の公共施設で活動するグループなので、コロナで休止中です。
はやく再開して、また、奈良産直さんの事務所に食材を取りに行けますように! 事務所のみなさんお元気でがんばってくださいね! いつもありがとうございます。
(奈良会員・竹本万里子)
【連絡先】
玄米を楽しむ会
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