れいわ新選組は先の参院選で「消費税の廃止」を前面に押し出して闘いました。「あなたが苦しいのはあなたの責任ではない。政府の政策がまちがっているからだ」と訴え、街頭宣伝の場は熱気にあふれ、涙まで流す人たちがいたそうです。また、4月1日に旗上げしたばかりにもかかわらず、SNSで呼びかけた選挙資金カンパには3億円以上が集まりました。例えば兵庫県議になった北上くんの選挙でも多い人で1万円で、だいたい1000円が多い。もし1000円ばかりで3億円になったとしたら30万人もの人がカンパしたことになります。おそらく、今まで政治から切り捨てられてきた人たちでしょう。
10月1日から消費税が2%あがりました。食品が除外されたのはありがたいですが、高速道路の通行料から電気代から郵便料金からみんな上がりました。82円だった定形郵便物が84円になったのは「上げすぎやないか」と毒づいても何ともなりません。セブンイレブンで買うヱビスビールのロング缶3本も、今までは1000円で4円もおつりがあったのに、ファミマやローソンではおつりがこなかったからセブンイレブンを選んで買っていたのに、あの日から1000円では足りずに16円も出す破目になりました。1日20円でも1カ月では600円になって、小遣いは増えてないのだからこれは痛い。
結局のところ消費税増税は2%の賃下げであり、2%の年金カットなのです。
こんな切ない気持ちでいた時に、10月9日の朝日新聞の『多事奏論』というコラムで編集委員の原真人さんが「消費税コミコミの新発想」と題して「消費税も『価格』の一要素にすぎない」と増税賛成論を述べている。しかもこれを書くきっかけがテレビで山本太郎れいわ新選組代表と議論する機会があって、論争したのだそうだ。たとえばスポーツや音楽コンサートの指定席券を状況に応じて変える「ダイナミックプライシング」という手法があるから「消費税増税イコールチケット代値上げではない」そうだ。また、牛丼のすき屋や松屋が店内と持ち帰りの税込み価格をそろえたことも「合理的」だとほめている。チケット代の変動と牛丼の値段をいっしょに論じるセンスに、ああ結局のところこの人は2%の増税に苦しんでいる人たちの気持ちはわからないのだと思った。すき屋にしても松屋にしても何のことはない、この分は働いている人たちにシワ寄せされる。
使い方を知らないので除草剤、殺菌剤や殺虫剤などを畑に撒いたことがないようにおもいます。隣の畑では使っているようです。地域で農薬の使用量を減らした方が意味があるという言葉が頭の中で反響しがちです。
ニームのスプレーを買ってみました。苗の初期生育が良くなったように感じられました。気がつけば、用法用量を守ることなく、狂いながら辺り構わず、噴霧して回っていました。あまり向いていないようです。
何かの講座で有機農産物の今後は第三者認証しかないと断言しておられました。けれども灰色の色彩にもいろいろとあるのにと水気の多い感情が湧き上がってしまいました。とともに会員さんの寛容さと度量の広さを改めて気付くことができました。
「詩みたいなので伝わったら苦労せえへん」
とある方から言われたので、気をつけながら書いてみたつもりですが、そもそも伝える気があまりないことに気がついてしまい動揺しているところです。
配達時、納品書の「干しぜんまい」が「すしざんまい」にみえてしまいました。そろそろ、なのでしょうか。
(池田産直・内海猛之)
「よつ葉有機 」基準
よつ葉生産者憲章
Copyright © 関西よつ葉連絡会 2005 All Rights Reserved.