
関西エリアで「よつ葉」と言えば…。答えは幾つあるか。「のクローバー」「バター」「牛乳」「乳業」など…。「ホームデリバリー」の答えは何番目で円グラフに表示されるか、そんなことが気になる今日この頃、秋の紹介キャンペーンの季節がやってまいりました。
よつ葉の取り組みに関心やご興味のあるお友達をよつ葉にゆるっと誘ってみませんか?
「ああ、そういえばあの人どうかしら…」という方がおられましたら、「秋の紹介キャンペーン」チラシを手に取り、よつ葉の配達エリア(裏面参照)を確認後、チラシ表面の記入欄にご紹介先のお名前、住所、連絡先、6種類あるお礼の商品番号をご記入いただきます。注意点は「希望連絡時間」欄が抜けていると、連絡がつながらないケースがあります。お友達に「よつ葉から近々連絡来るよ」とお声掛けの際、連絡がつながる日時、時間帯の確認をお願いしたいのです。
そして記入した用紙を、回収する注文用紙の上に挟んで渡していただくだけでOK! 担当産直からお友達に連絡させていただき、そのあとよつ葉の試食セットを持ってお伺いします。ご入会されましたら後日、ご紹介者のあなたにお礼の商品をお持ちします。
よつ葉の原点は口コミで広がっていったとのことですが、今はイベント出展やSNS、各産直での拡大営業などでもよつ葉の知名度UPを図っています。今後も継続していきますが、それでも冒頭の質問で「ホームデリバリー」という答えは先に出た答えより下位ではないかと思います。1番とは言わないまでも、3・4番目くらいでかなりの知名度になると思いますので、「よし、ちょっと協力したろか」という会員の皆さん、可能な範囲で構いません、力をお貸しください。
(奈良産直・渡邊拓郎)

詳しくはチラシをご覧ください

【第4回】江戸時代が面白い
歴史の本を読むのは好きで、特に、江戸時代の認識が読む度にあらたまります。明治以降の歩みは前時代を徹底的に否定することで作られたことも関係していると考えますが、江戸時代の評価は事実と反することがあまりにも多いようです。
中央集権「国家」を作るためには江戸時代の社会は都合が悪かったのでしょう。
現在の社会の対極にあるのが江戸時代といえます。持続的・循環的な社会、分権型の社会です。幕府の権力はそれほど強くなく、その分各藩の活動は自由に営まれ、人々の知恵が発揮され、創意工夫ある一様でない社会が各地に育ちました。
食文化と呼ばれるものもそのほとんどが江戸時代に生まれたものです。昨年の作高で次の一年を生きた時代と言われます。凶作の次の年は大変であったろうと思いますが、列島の自然に依拠した、四季折々の限りある食材を暮らしに活用する人々の知恵が、各地に多様な食文化を生んだのです。
中央集権の弊害もここに極まるのが今の社会です。東京への一極集中と地方の疲弊は表裏の関係です。「地方創生」を掲げても、今の政権では実現することはないでしょう。それを可能にする条件が全くないからです。すべての情報・資金を中央に吸い上げ、その運用を一手に握る。その権限を地方に移譲する気など毛頭ないからです。補助金政策は中央の権限を強めるためのものでしかないのですから。
最近の出来事では、東北大震災の甚大な被害に対する復興政策に中央集権の弊害が顕著です。中央主導ではなく、痛みを持つ被災地域の人々が復興の中心となる条件(復興計画の策定、それを実現する資金の調達・起債権限など)が作られれば、もっと早く、愛着ある街づくりが可能になったことでしょう。この類の出来事は枚挙にいとまがない昨今です。
これからの社会の在り方を考えるには江戸時代に学ぶのが有効です。時代を後戻りさせることは不可能でしょうが、その時代を形成したさまざまな要因を考え、次の時代に活用することは可能でしょう。

前号で報告しましたように、今年もよつば関西保養キャンプを実施しました。会員の皆さんや生産者の方々、よつ葉の各社からもカンパや食材の提供など多くの支援を頂きまして本当にありがとうございました。
収支報告を掲載させていただきました。報告集は別途制作中です。出来上がりましたらカンパをくださった皆さんに送付いたします。
未来ある東北の子どもたちのために、これからも保養キャンプの取り組みにご理解とご協力お願いします。
(実行委員長/淀川産直・奥村幸一)
