『今週のお知らせ』お便りコーナーから
使い捨てプラ製品 どう減らす
(北近畿会員・河波裕子)
(ひこばえ・福井浩)
(編集部・下村俊彦)
フィルムインサーターで袋掛けされたオリコンに
個人別に仕分けされていく。別院物流センターで。
『コップひとつからはじめる
自給自足の野菜づくり百科』
はたあきひろ【著】
内外出版社 2019年5月 A5判 176ページ 1600円(税別)
評者:尹 英順(別院食品)
会員さんの中には家庭菜園を楽しんでいる方も多いと思います。私もプランターで何度もチャレンジしているのですが、失敗続きで今は何もしていません。地震や大雨など災害が起こるたびに、いざという時のために、自分の食べる野菜ぐらい自分で育てないとなぁ、と思うのですが、なかなか実行できていません。
そんなズボラな私が、またチャレンジしてみよう!と思う素敵な本に出会いました。その名も『コップひとつからはじめる自給自足の野菜づくり百科』。かわいいイラストがいっぱいで、説明がとてもわかりやすいのです。お気に入りは野菜栽培だけでなく、木枠とレンガで美しい庭園をつくる方法も載っています。憧れのターシャ・テューダーや京都大原・ベニシアさんのような庭が、狭い我が家の庭でもつくれるかも、と夢が広がります。また野菜づくりをはじめるのに“準備するもの”がイラストと写真入りでとても具体的なのが初心者にはうれしいです。
内容がレッスン形式で、コップひとつからのネギ栽培からプランター3つで1年間楽しむ家庭菜園、庭先ではじめる自給自足、畑を借りてはじめる自給自足まで、初級から上級まで順にステップアップできるように構成されています。本当にこれでもかぁ、というくらい丁寧に書かれています。著者・はたさんのお人柄、丁寧な暮らしが本を通して伝わってきます。この本片手に食の自立を目指して家庭菜園またはじめます。
※奈良産直会員でもあるはたさんには、10月号7面に
「家庭菜園で心も体も健康に!(仮題)」の
寄稿をお願いしています。お楽しみに。
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