よつばの学校
2019年度「よつばの学校」公開講座へのお誘い
食を通じて暮らしを見つめ直す
毎年ご好評をいただいている「よつばの学校」公開講座。今年度も〝食と暮らし〟をテーマに、生産者や研究者、料理家さんなどをお招きし、さまざまな興味深いお話を聞かせていただく予定です。『今週のお知らせ』に案内を掲載していきますので、ぜひご参加ください。5面に3月に開催した野﨑洋光さん和食講座の感想文を掲載しました。7面には公開講座コーディネーター・塩川恭子さんに寄稿をお願いしています。あわせてお読みください。
「よつばの学校公開講座」は今年で5年目。今年もよつ葉の生産者や料理家さん、食の専門家に来ていただいて、食べものづくりの現場や、食と暮らし、そして食と安全について、基本的なことから少し突っ込んだところまでさまざまなお話をしていただきます。
この講座で会員の皆さんと一緒に学びたいことは、まず、生産者の思いです。食べものづくりに携わる生産者のお話は、知らないことがいっぱいで、本当に興味深く、楽しくて学びになります。今年は、無添加のインスタントラーメンでおなじみの桜井食品、岩手県の雑穀生産者の尾田川農園、カンボジアの無農薬黒コショウのクラタペッパー、そして愛知県三河みりんの角谷文治郎商店に来ていただこうと準備しています。
また、食べものの基本に立ち戻って、食品添加物のことを久しぶりに安部司さんに。季節と食べものと暮らしについての考え方を、カタログ『ライフ』の毎月のコーナー「郷田さんの薬膳料理」で連載中の郷田美紀子さんにお話しいただく予定です。
言うまでもなく食べものなくしては、人は生きていくことができません。そして食べものは、基本的にはそれぞれ住んでいる地域の周辺で賄われてきました。そして、家族や身近な人と共に食べる(共食)は、人間社会を形作る特質の1つ。そんな人間の生活にとって最も基礎的で当たり前のはずの「食」が、今や距離的にも心理的にも「遠い」存在になり、「個(孤)」のものになってしまっています。
「よつばの学校公開講座」は、そんな時代の中で、「食べものを通じて暮らしを見つめ直す」ことを、何度も繰り返して学び続ける試みです。今年も「楽しく、おいしく」をモットーに各回開催したいと思いますので、ご都合の合う企画だけでもぜひご参加ください。
あと、もう一つ。できたら、中・高・大学生の若い人たちにも参加していただけたら、と思っています。それぞれの道を究めた生産者の方々のお話は、きっと若い皆さんのこれからにとって良い刺激なると思います。また逆に、若い人たちの感性や疑問を講座の中にも活かしていけたらなぁとも考えています。勉強やクラブ活動などでお忙しいとは思いますが、お子さんやお孫さんもお誘いいただけると、主催者としてはありがたいかぎりです。
(福井 浩)

野﨑洋光さん和食講座
3月3日 大阪ガス ハグミュージアム
(5面に参加者感想文)
「よつばの学校」公開講座 2019年度予定
●第1回 5月19日(日)14:00~16:00 ハービスプラザ6F会議室
桜井芳明さん(桜井食品代表、無添加ラーメンなどの生産者)
「オーガニックをめざす理由~体験から学んだ食べものの大切さ」
※応募受け付けは終了しました。ご了承ください。
●第2回 7月7日(日)14:00~16:00 ハービスプラザ6F会議室
尾田川勝雄さん(岩手・尾田川農園)
「千年の伝統雑穀=雑穀のパワーを見直しましょう」
※『今週のお知らせ』220号でご案内します。
●第3回以降は講師のみなさんと日程調整中です。
・倉田浩伸さん(クラタペッパー)
・角谷利夫さん(三州三河みりん・角谷文治郎商店)
・郷田美紀子さん(薬膳食堂オーガニックごうだ)
・杉本肇さん(水俣・杉本水産)
*第3回目以降のご案内は『今週のお知らせ』に掲載していきますので、お見逃しなく。
*10月5日に公開講座【番外編】として『食品の裏側』の安部司さん(7面「視点論点」で紹介されています)をお招きする予定です。
大阪ガス ハグミュージアム5F。詳細は追ってお知らせします。
*お問い合わせ:関西よつ葉連絡会・ひこばえ(072-638-2915)福井
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