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「転換期」生きぬく力 ともに培い
良い年 良い世の中に
関西よつ葉連絡会代表 中川健二
「活(生)きた文字」を伝えたい
編集委員/京滋センター 光久健太郎
最近は新年のあいさつもメールですましてしまうこともあるようです。またSNSの発達もあり、個人が自由に意見や情報を発信できるようですが、その後の反応に慌てて削除されたり、世間の反応に過剰に忖度した表現が見受けられたりと、案外窮屈で、息苦しい空間でもあるようです。
そんな時代にあって、紙媒体に活字と文字で伝える『よつばつうしん』です。この春で、『連絡会ニュース』と『ひこばえ通信』を統合する形でよつ葉の機関紙として刊行されて8年になります。そのうちの何年かですが、編集に携わってきました。
最近は世相を反映して、世知辛いはなしや、深刻な状況の報告、考察も目立ちますが、そんな中でもいきいきと生きる人々の言葉を文字で読むのは、ちからをもらいます。
「活字」を辞書で引くと無機質な意味となるようですが、僕は「活(生)きた文字」だと勝手に思っております。その人のリズムが、息づかいが、伝わるその瞬間が、活字を読む醍醐味です。世の中のあり様と、そこに生きる人の姿を、「食」を通じて、まじめに伝えるよつば通信です。
みなさんに伝わっていますか、ちからになっていますか、と問いかけながら、紙面を紡いでいくのです。よつ葉らしく、多様な人や意見でもって、みんなのちからになるよう、紙媒体に活字と文字で伝えていけるよう、編集に携わっていきたいです。
歴史ある産直活動を次世代につなぐ
川西産直 武井雅和
昨年、新しく川西産直の代表になった武井です。
今まで川西市の市議会議員を勤めてきた北上あきひとさんが、この春の統一地方選で県会議員に挑戦することになり、その後継として川西産直前代表の谷正充さんが昨年10月の川西市議会議員選挙に立候補し、当選されました。前代表の市議選への挑戦の決断を受けて僕も川西産直の代表を引き受けました。
川西産直は歴史も長く、これまでの活動を通して幅広い人の関係があり、代表を引き受けることに悩みましたが、今は職場のみんなの生活を守っていこうと悪戦苦闘しています。
それと、この産直をただ安心な食べものを運ぶだけの宅配会社としてではなく、これまでのよつ葉がそうであったように、世の中を見つめておかしいと思うことに、会員さんも一緒になって「おかしいやないか」と活動していける産直にしたいと思っています。
生活が踏みにじられ、人権が無視されている沖縄のことも、原発のことも、憲法改正も、全部自分たちに関係することばかりです。子どもたちの未来のためにできる事に、ひとりでも多くの仲間を募りながら取り組んでいきたいと思います。
今年もよろしくお願いします。
能勢農場 年末恒例! 年忘れ もちつき大会(2018.12.9)
2018夏災害の被災生産者支援に
ご協力ありがとうございました
2018年12月 関西よつ葉連絡会
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