12/2・3 小豆島 ヤマヒサ産地交流会
醤油蔵見学とオリーブ収穫体験
参加者の皆さんと仲良く楽しい1泊2日を過ごしました。天気も良くとてもステキな旅でした。
ヤマヒサの醤油蔵をゆっくり見学できたことが何よりよかったです。材料の大豆、小麦、塩、どれも国産の良いものを使っておられること、昔ながらのていねいな作り方をされていることがよくわかりました。また、流通している多くの醤油のどこにどう問題があるのか、ということも教えていただきました。搾りたての醤油をなめたのは貴重な体験でした。
オリーブ収穫体験は大変楽しかったです。つい必死になってしまいました。オリーブの新漬のおいしかったこと。種類別の微妙な味の差も味わうことができました。
小豆島のオリーブ栽培の歴史から裏話まで、植松さんのお話がわかりやすく、また楽しかったです。国産オリーブがなぜ高価になるのかもよーくわかりました。
(阪神会員・値賀昌子)
オリーブ摘み
かい入れする値賀さん
杉桶の前で
(淀川会員・匿名さん)
講師の梅﨑和子先生
料理教室 今後の予定
『地方紙の眼力』
「地方紙」からメディアの現状を考える
農文協【編】
2017年5月 農山漁村文化協会(農文協)
A5判 164ページ 1404円(本体1300円)
*80号で注文できます。注文受付期間:2/12~2/17
翌週配達になります
評者:山口 協(地域・アソシエーション研究所)
注文番号:59916
数年前に京都に戻ってから地元の地方紙を購読しています。かつて学生時代から20年ほど京都に住んでいましたが、その頃は全国紙の方が優れていると思いこんでいました。
というのも、全国紙は中央政界の情報などを詳しく載せているし、世界各国に支局を置いたりして、いかにも才気に溢れた雰囲気を醸し出していたからです。それに比べると、地方紙は狭い地元の出来事が中心で、外信や文化欄は通信社頼み。たとえて言えば、郊外のショッピングモールと駅前商店街でしょうか。
現在、私は仕事の都合で複数の全国紙に毎日目を通しています。もちろん、全国紙ならではの華やかさを感じることもありますが、一方で、内容が総花的に過ぎたり、ツッコミの弱さを感じてしまう部分も多々あります。企業としてあまりに大きくなりすぎた結果かも知れません。いずれにせよ、地域情報の充実はもちろん、「社会の木鐸」という面でも全国紙より地方紙に鋭さを覚える昨今です。
「マスメディア」とは言いつつも、もともと地域密着で生まれた新聞。「マス」はネットに譲っても、メディアとしての利点と役割はまだまだある。何より、距離が近ければ読者の意見も反映させやすいはずです。
新聞の危機が叫ばれ、メディアの弱腰が指摘されるいま、地方紙を軸に報道のあり方を問い直す本書は、状況にふさわしい問題提起だと思います。
ところで、考えてみれば現在、大阪には地方紙があるのでしょうか……。
Copyright © 関西よつ葉連絡会 2005 All Rights Reserved.