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関西よつ葉連絡会

都市から集落移住もいいですよ(2021.12)

 あらゆる人が密になることが制限され、のどかな私の集落でさえ、以前とは様変わりした2年間でした。ある程度の規模以下で、お勤めしながら農地の保全管理には稲作が効率的です。ただ田植えと稲刈りだけは、手伝いに親戚の皆さんが帰省して来られ、大人は作業、幼児は虫網での昆虫採集と和気あいあいと汗を流されます。

しかしこの期間は自力もしくは、人を雇って作業された方がほとんどでした。ただでさえ米価の下落、高齢化など、離農は加速しているのに、再びこのような状況となれば、更に追い打ちをかけて、最後には集落の維持も難しくなるでしょう。

営利目的ではなく保全管理を目的されている方がほとんどです。形は違いますが、私の集落55世帯、農地面積が約30haで環境保全のために、助成金が毎年300万円ほど支給されています。この資金を利用して、農道、水路、ため池、農地などの保全管理をしていますが、申請してもらうものなので、当然申請して、保全活動をしなければ、助成金はもらえません。

コロナ渦においても日役(ひやく)という奉仕活動だけは続けました。里山に設置している獅子垣の点検や補修、水路の泥上げなど。日役に出ると日当が出るのですが、この手当はもれなく自治会へのカンパとなり、この資金で、公民館の修繕費などに充て、自治会費を抑え、みんなで守っています。野菜のおすそわけだけではなく、みんな知り合いで助け合って生活しています。

農村が崩壊すれば、一時的に水を蓄えてくれる水田がなくなり、また獅子垣や柵の管理をやめてしまえば、都市部にまで影響を及ぼすでしょう。これまで、人を集中させて、あらゆるサービスを享受することで、お金が循環し成り立っていた都市での便利な生活でしたが、移動が制限された途端に職を失い、その日に食べることもままならない人が現在もたくさんいらっしゃいます。不便はありますが、今から集落への移住準備を始められませんか。

(丹波協同農場 近藤 亘)


麦の種まきをする近藤さん
麦の種まきをする近藤さん

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