発行元:株式会社 能勢農場
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今年は暖冬と言われていますが、最近になってやっと冬らしい日が続くようになってきました。しかし、雪が降ってもなかなか積もらず冬の楽しみの雪合戦や雪だるまができずにいます。何回も降らなくていいけれど年に1回はしたいなぁ。
さて前回、獣医さんに来てもらいアドバイスをもらってから月1回往診に来てもらうことになりました。回を増すごとにだんだんとよくなってきていると、お褒めをいただいていたのですが、今年も(今は落ち着いているのですが)1・2月恒例となってしまっているウイルスが流行ってしまいました。ワクチンを打ち始めてからは重症化する仔は出なくなったのですが、やはり何頭も治療を毎日するのはしんどい。。。獣医さんに相談しながら、耳が垂れている仔は~、咳をしている仔は~等、薬の選び方や使う順番も聞きながら対処していました。使う順番が後の方が高い薬なので、そこまでいかないように仔牛自体の免疫をつけていかなければならないと、ミルクを濃くたっぷりあげるようにしています。
今、コロナウイルスが大流行していて、今のところ対症療法しかなく「免疫をつけて予防!」というのを見ると牛も人も一緒だな、と思います。
牛も! 人も! 免疫付けて乗り切りましょう!!
(吉田)
だんだんと大所帯になってきたさつきとみはる一家。母牛と仔牛を一緒の部屋にしておくと母牛の子育てスイッチが入ってしまい、なかなか良い発情が来ないため、小夏と出雲を母牛から離しました。
小夏は繁殖牛(母牛)になるため、小春と一緒の部屋で過ごしています。放牧場へ出ればここぞとばかりにみはるの乳を吸っています。生後9カ月にもなってええ加減、乳離れしいや!と毎回ツッコまれています。しかし、みはるの乳は出ているのでしょうか? 謎につつまれています。
出雲はオスなので高知県の市場へ行きます。そのため、放牧はせずに牛舎の中で過ごしていて、先日は去勢を獣医さんにしてもらいました。数日痛そうにしていましたが今は元気にしています。放牧の時間になるとやはり母が恋しいのか、一緒に放牧させてと嘆願してきます。
オスとメスの違いで目的が大きく違うため、毎回複雑な気持ちになりますが、それぞれの道で元気に過ごせるように毎日接しています。 小春、小夏が母牛となり、出産となると今いる牛舎では抱えきれなくなってしまいます。今後の展開は次号にて…。
(高橋)
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