発行元:株式会社 能勢農場
大阪府豊能郡能勢町山辺173-2 ℡072-734-1797能勢農場HP https://www.facebook.com/pages/能勢農場/1555366271383256
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能勢農場では沈丁花が咲き始め、食堂の前はいい香りがします。春が来たな!と感じさせてくれます。
能勢農場には、F1(交雑種)とホルスタイン種(オス)がいます。ホルスタインは、牛乳でおなじみ「兵庫県丹但酪農」の農家さんから導入しています。大北食品(よつ葉のお惣菜)の牛素材用なので、F1よりも頭数は少ないですが、最近はオスの出産頭数が増えてきて、予定以上の導入頭数となってきています。そのため、牛舎は満タン状態 …。そこで! 哺育牛舎の裏の空き地に新たにホルスタインの飼育舎を建設することになりました。先日、業者さんに地面を整地してもらい、どんな飼育舎にしようか検討中です。左下の写真の広場がホルスタインの広場になります! 屋根も壁もないところで、一から自分たちで建設するのでちょっと不安もありますが、仔牛たちが過ごしやすい飼育場にしたいと思います。
因みに…
出来上がるまでは、動物園の畜舎を間借りしています。お天気のいい日にはヤギやヒツジの広場にミニブタと一緒に出ています。ミニブタは市民権を得ています(興味をもたれていないだけ!?)が、仔牛たちは走り回るので怖がらてれいます。しかし、ボスヤギだけは仔牛が怖くないみたいです。
(吉田)
一歩は今月で6ヶ月齢になり、母であるみはるの元を離れました。母性本能の強いみはるは、自分の栄養を乳にまわして、最後まで乳を出し続けました。しかし、このまま乳を飲み続けてしまうと、なかなか大きくなれません。人間と同じで、成長するためには母乳だけではいけないのです。
迎えた別れの日。離れ離れになると、気が狂ったように鳴き合う2頭。一歩はそれから1週間鳴き続け、しまいには声が出なくなってしまいました。そんな姿を見ていると、とても心苦しく、悪者になったような気がしましたが、そこは心を鬼に!
そんな一歩も今では声も戻り、お隣さんとも仲良くなってたくましく生きています。
(古市)
今年の1月から種付けをしているのですが、これまで3度失敗。種付けのタイミングを早くしたり、遅くしたり。エサのメニューを変えてみたりしていますが、うまくいかず。自分のセンスのなさに悲しくなり、焦りも出てきました。しかし先日、近所の酪農家さんから「精液を取り扱う温度が重要」「なんでも聞いてくれたらええ」と声をかけてもらいました。最近内に閉じこもって悩んでいたのですが、落ち込むだけでいいことはありません。ここまで来られたのはたくさんの方の協力があってこそだったなと思い出しこれからの活力となりました。
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