2006年8月号(第241号)

夏の終わりの日曜日といえば……そうです
にんじんの種まきです
石けん講習会アンケートより
暮らしからの政治(26)
高齢者狙い撃ち! 国民健康保険料UP!!
野良仕事のひとりごと 礼文島を歩く
PBから 「ハム会議」順調なすべり出し
会員取材レポート/お店巡り編
二料山荘 四季折々の地場の味覚を
会員のひとりごと おばあちゃんの“さっ風(さっかぜ)”
おたより掲示板 好きなんですね、能勢農場が
6/16〜18 岩手県生産者巡り産地交流会
6/26〜28 山形をたっぷり味わうツアー
こんなん感じました
共済だより 楽楽だより(7)
7/16 ひまわり祭り
ご紹介お願いします!
広島県−愛農いきいき村です!
リレー連載  Non! GMO・産地からの声 第11回
ヨーロッパでも日本でも同じ、GM食品にまつわる素朴な疑問
あかるい食育Z(6)、編集後記



 にんじんの種まきの季節がやってきました。昨年から大豆作りにも取り組んでいる「にんじんクラブ」ですが、本番のにんじん作りがスタートです。今年はクラブの輪がさらに広がり10か所となりました。最寄りのクラブにご参加ください。晩夏の日差しのもとで種まきをしているとき、隣の大豆畑では枝豆が食べごろ(のはず)。「おっ、それはビール持参で駆けつけねば」と思ったあなたも、「わっ、それって害虫よりも危なそう」と大豆の収穫が不安になったあなたも、夏の終わりはにんじんの種まきですよー。今年も収穫予定の12月3日まで草取りがんばりましょうね。(編集部)


▲着々と進む畑の準備。「みなさんのお越しをお待ちしています」とのことです。



▲各地にんじんクラブの中でも随一のロケーションを誇る東大阪の畑。写真は山を向いていますが、振りむけば東大阪の町並みを一望できます。ぜひ一度おいでください。
 玉のように汗が滴り落ちる猛暑の中、耕運機でにんじんクラブの畑を耕しています。あまりの疲労と爆音に耐えかねて耕耘機のエンジンを切るとあたりは時間が止まったように静寂に包まれます。薄っすらと聞こえる蜩の声に魅了されながらしばしたたずむ、私にとってこのひと時がなんとも幸せを感じる時なのです。さあもうすぐ各地でにんじんの種まきが始まります。

求めるものはいろいろ
みんなの笑顔は共通

 「食べ物を食べて配達するだけじゃなく自分たちでも作ってみよう」そんな意気込みの中10数年前に始まったにんじんクラブも各地に広がり、今年は10個所になりました。私たち大阪・府南・東大阪にんじんクラブも最南端のにんじんクラブとして今年から本格的にスタートしました。畑は山をちょっと上ったところにある約500坪の段々畑で東大阪の町並みを一望できます。ウグイスの鳴き声が聞こえてくるとても自然に恵まれたところにあります。6月の下旬に会員さんと職員の総勢40名で種まきをした大豆もすこぶる順調に育っています。大豆ができたらビールを片手に枝豆で食べるのが楽しみだという職員もひとりふたり。
にんじんクラブは日ごろ都会で働く人々の憩いの場であったり、子どもの教育のためや遊び場であったり、お昼ごはんが目当てだったりと参加される方の目的もいろいろですが、共通しているのは、帰りがけにはみんな笑顔です。

母が穴あけ、子が豆を蒔く
梶原幸代・薫(東大阪会員)

 6月17日土曜日、東大阪の横小路の畑で大豆の種まきに親子3人で参加させていただきました。子どもたちは畑に着くなり、泥だんごを作ったり、アリを観察したりと大はしゃぎ。長靴もTシャツも泥だらけになって遊んでいました。
 肝心の種まきは、母が指で畑に穴をあけ、子どもが豆を蒔くという連係プレー(?)で楽しくできました。お昼は職員さんお手製のよつ葉の食材を使ったカレーライス(おいしい!!)とサラダをいただきました。
 次回は皆さんもぜひご参加ください。

 前に、大豆の種まきをして楽しかったです。大豆の種まきをするのは初めてで、学校の宿題の日記に書きました。次回、見学に行くのが楽しみです。大きく育っていたらいいな〜と思います。


8月27日(日)前後を予定していますが実施日・開始時間は各所で異なります。
各地にんじんクラブにお問い合わせください。

■各地にんじんクラブの連絡先は『今週のお知らせ』8/13日号とよつ葉のホームページに掲載しています。ご覧いただけない場合は、各配送センターか関西よつ葉連絡会事務局(072-630-5610)までお問い合わせください。