ひこばえ通信
2006年7月号(第240号)

PBから 新工場へ移転で心機一転
(株)よつば水産●松本和巳



▲よつば水産スタッフ(上)と作業風景

 よつば水産を設立して今年で5年目になります。設立当初は従業員も少なく、今から思うと日々の仕事に追われるだけの毎日だったように感じます。月日が立つのは早いもので、それから4年以上が経ち、昨年のよつば水産代表の交代を期に、念願でもあった新工場へ移転をすることができました。

加工製品づくり 新展開の準備整う

 新工場は大阪北部市場(茨木市宮島)の中にあり、今まで悩まされていた下水や衛生の問題が解決し、これまでできなかった加工製品づくりにむけての準備ができたと感じています。ここまでこれたのは支えていただいた皆様のご協力と、ご支援があってのことだと思います。
 現在、よつば水産が取り扱っている代表的な商品は、自慢の自家製のタレで焼く沖縄産の無投薬うなぎ蒲焼です。夏場の土用丑の時には毎年夜中から出勤し、汗だくになりながら交代でうなぎを焼き続け、美味しいうなぎをたくさんの人に食べてもらうためにがんばっています。
 また、北海道より9月、10月から水揚げされる脂ののりが良い秋鮭を厳選し、よつば水産にて切り身にしています。塩にもこだわったよつ葉限定の商品です。その他にも、旬を感じさせるバリエーション豊かな製品づくりや鮮魚にも力をいれ、味噌漬けや酢漬けはもちろんのこと、スタッフみんなが自信を持ってお勧めできる加工品をつくり続けていきたいと思います。


▲無投薬うなぎ蒲焼

つくる中から つながりを

 これからも私たちよつば水産は、食べものをつくっていく中から人と人とのつながりを大切にし、人が見える製品づくりをめざして、日々努力していきたいと思います。まだまだ未熟な者ばかりですが、少しずつ勉強していきながら力をつけて、たくさんの方に「よつば水産の魚は美味しい」と言ってもらえるようがんばります。