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土佐佐賀産直出荷組合(高知県幡多郡黒潮町) その3

自然の営みに寄り添い、魚に寄り添いながらおいしいお魚をお届けします



あっという間に一年が過ぎ新しい年を迎えました。スタッフ一同、元気に過ごせていることに感謝しています。

土佐佐賀産直は、3年前に新加工場を建設、昨年は冷凍庫建設と、ここ数年で大きく変わってきました。

新加工場を建設した理由のひとつは、土佐沖の一本釣り鰹を自社で捌き、自社で藁焼きにすること! これが念願でした。目の前の海で鰹が水揚げされているのに加工できないもどかしさ。これまでも製品原料は、一貫して土佐沖にこだわってきましたが、藁焼鰹たたきを自社で作ることが課題でした。幸い、昨年は初鰹・戻り鰹ともに水揚げが好調で加工場も活気づき、スタッフはヘトヘトになりながらも、一節一節丁寧に藁焼きしてくれました。脱帽です。

鰹の豊漁については、漁師さんからこんなこぼれ話を聞きました。近年、土佐沖にクジラがたくさんいて、餌のイワシを追いかけて、逃げるイワシは沿岸部に集まってくる。それを追いかけて鰹も集まってきているのだそうです。確かに鰹は豊漁ですが、イワシは不漁続きです。

そんなことも含めて海の状況、漁獲時期、獲れる海域等々、数年前とは大きく変化してきています。確実に、旬の時期は変わってきていると感じます。魚を買い付けるタイミングにいろいろ戸惑うことも多いです。いつもはこの時期に水揚げがあるから…なんて構えていると大変! 思っていた魚を仕入れることができないことも多々あります。漁師さんや同業の仲買さんとのコミニュケーションをとりながら、カンとタイミングを図ってセリをしています(笑)。

いつ、どの魚がどれだけ漁獲されるか不安定な状況の中で、土佐沖にこだわり安定供給するには、獲れた時に原料を確保することが必要です。そこで昨年、自社冷凍庫の建設に踏み切りました。今年からは、高知県の西は足摺岬から、東は室戸岬までで水揚げされた魚をお届けしていきます。

さらに昨年には、ベトナムからの技能実習生を2人受け入れました。これまで慢性的な従業員不足に頭を悩ませていましたが、同じよつ葉の生産者仲間である出雲の渡邊水産さんに紹介してもらったのです。魚の名前を覚えながら一生懸命魚を捌き、ひたむきに実習に取り組む姿に、さまざまな事を考えさせられる毎日です。休憩時間は時折ベトナム語講座となり、難しい発音に四苦八苦しながら、ベトナムの人たちとウィンウィンの関係が作れたら良いなと感じています。

自然の営みに寄り添い、魚に寄り添いながら営んでいくしかない私たちですが、水揚されてきた魚を目の前に「さぁこれをどうやってお届けしよう」と考えるのも楽しいものです。毎朝セリをする“鈴定置網”では、昨年秋はサバが不漁で真あじが大漁でした。冬は、昨シーズンはブリが連日大漁でしたが今年はどうかなぁ〜? 初鰹の水揚はどうかなぁ〜? 新しい年を迎えわくわくしています。

今年も、会員の皆さんに喜んでいただけるようスタッフ一同頑張っていきます。

(土佐佐賀産直出荷組合 濱町明恵)
2019年『life』20号



前列左から2人目3人目が研修生のアンさんとチンさん。


「魚捌きもだいぶ慣れました」とチンさん。

  1. < 土佐佐賀産直
    土佐の真あじ(処理済)
    土佐沖で獲れた、程よい脂の乗った大きめの真あじを
    下処理しています。お刺身におすすめの鮮度です。
  2. < 土佐佐賀産直
    土佐近海一本釣り藁焼き鰹たたき
    土佐沖で獲れた鰹を藁焼きにしました。

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