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関西よつ葉連合会

高橋徳治商店 (宮城県東松島市)

震災後900日、作り続けて語り続けて
届け続けます


「あの日に突然、日常から非日常に入ってしまった。非日常から見た日常は、今、狂って見えるんです」と気仙沼のリアス・アーク美術館学芸員山内さんの話が地元新聞に掲載されてました。「狂って見える」、衝撃的な言葉ですが私も震災以来感じてきたことです。非日常側では、被災者は互いに思いやりがあり、子どもや高齢者、女性や障がい者を慈しむ心を持っていました。日常の暮らしでは気付かなかったことが沢山見えました。

両親と弟を亡くした女子中学生は話しています。亡くなった三人の分まで花や生き物や自然に喜びを感じ、人との関わりや生きている時間を大切にして「共に生きよう」って。

あ~忙しい、忙しい! という日々の時間で見失ってはいないだろうか。大切なことや大事な事が見えなくなっていないだろうか、ずーっとこの4年私が問い続けてきたことです。児童虐待、子殺し、ドメスティックバイオレンス、登校拒否、ウツや引きこもり、ニ-ト、自死や格差、差別、家庭内暴力、麻薬、ネット依存症、無気力無関心、買いもの依存症…。文字にすれば簡単だが、数え切れない恐ろしい日常があります。未来からの警告と言われながらも、うその未来は今、私たちの日常になっています。

その根っこにあるものは、揺れ動き彷徨う「沢山のこころたち」です。原発事故さえも、福島のみならず関東にまで至る被害が、ホットスポットという造語で如何にもほんの少しの被害だから除染すれば全て元通り、という印象を植え付けました。福島県の高線量の沿岸部は、帰還宣言という名の下に生活保証金の打ち止めが通告されています。しかし、主要道路から一歩入れば生活できないレベルの高線量地域が沢山あるという現実は、マスコミ報道から一切遮断されています。

話は変わりますが「食べ物を粗末にするなぁ!」って昔はよく言われました。米一つでもそれだけ手を掛けて作ってきた、気を込めて生産されたものを心込めて特に主婦が食卓に乗せてきた。授乳から子どもが巣立つまで、食事は子どもと母の愛を紡ぎ強い絆になります。食材や加工食品の作り手は、大きな責任の元に、その気を込めてモノづくりしてしかるべきです。

料理作りやそれを口に運ぶ皆さん。その魂が込められ愛すればこその食べ物は、血肉だけでなく心を作るんだということをもう一度考えてくださいませんか。生産から消費は、気やこころのバトンタッチなんです。ゴ-ルは、彷徨い揺れ動く沢山のこころたちの拠り所を作ることです。あの非日常から見て、やっぱり日常に戻るって素晴らしいんだよって…、私たち被災者が感じる世界です。そしてお金では買えないものの「存在」を忘れてしまっては先行き惨憺たる未来になります。

震災後900日、私たちは商品とこれまでにない格闘をして来ました。 
伝わってぇ~! 届いてぇ~! こころの奥までぇ~! って沢山のメッセ-ジを込めて…。作り続けて語り続けて届け続けます。

(高橋徳治商店 高橋 英雄)
  1. < ほたてしんじょすりみ
    ホタテの食感も残し滑らかな口あたりはお吸い物にぴったり。焼くと生のホタテを焼いた時のような香ばしさ。
  2. < 伝えたい、私たちからあなたへ

    石巻港水揚げのグチを使った天ぷらとつみれのセット。
    グチのうまみを最大限に味わえます。レンジ加熱可。

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