産直の野菜、果物、お肉などを宅配する「関西よつ葉連絡会」-
お届けするのは作る人の想いと、信頼できる食品です

よつ葉のインターネット注文︎
関西よつ葉連合会

四万十ドラマ(高知県高岡郡四万十町)

四万十川を共有財産に地元の素材や知恵を活かした商品づくり 

株式会社四万十ドラマは、1994年に四万十川流域町村(旧大正町・十和村・ 西土佐村)の出資により第3セクターとしてスタートした地域商社です。

コンセプトは「ローカル」、「ローテク」、「ローインパクト」の3つ。「ローカル」とは、四万十川を共有財産に足元の豊かさや生き方を考えること、「ローテク」とは、地元の素材や技術、知恵を活かした第1~1.5 次産業にこだわること、「ローインパクト」とは、四万十川に負荷をかけずに活用する仕組みを作ることです。これらのコンセプトを基本に、私たちは自然環境を保全しつつ活用すること、そして四万十川に負担をかけないものづくりを行ってきました。 2005年には第三セクターから、地域住民が株主の株式会社として、より地域住民に根ざした経営体制とし、2007年からは指定管理事業者として道の駅「四万十とおわ」の運営を担ってきました。その間、「地栗渋皮煮」「ひのき風呂」「緑茶」など、 この地域ならではの商品開発と販売に取り組んできました。

そして現在、最も注力しているのが“しまんと地栗”を使った商品です。一般的な栗のサイズは平均20gですが、“しまんと地栗”は平均25gと2割ほど大きく、蒸すと糖度が20度近くにもなり、メロンやイチゴよりも甘い栗です。この“しまんと地栗”の甘みを活かしてペーストを作ると加糖率(砂糖の含有率)が3割で、通常の栗ペーストの加糖率(約5割)に較べて大幅に砂糖の量を抑えることができ、栗本来の自然な甘さを活かしたペーストに仕上げることができます。そのペーストを贅沢に使ったのが「しまんと地栗モンブラン」です。通常のモンブランとは異なり、中にスポンジ生地やブランデー、香料などは一切使用しておらず、“しまんと地栗”ペーストと無糖の生クリームのみを使用し、素材の味を引き出した商品です。おかげさまで、風味の良さが評判を呼び、今では人気商品の1 つになりました。

ところが問題は、肝心の“しまんと地栗”が不足していることです。四万十町は、かつて年間500トンもの栗を生産していましたが、近年では後継者不足等の問題により生産量が年間30トンまで落ち込んでしまいました。そこで私たちは、四万十の栗の再産地化を目指し、5 年前より「栗の植樹10,000本プロジェクト」を立ち上げ、生産者・JA・加工会社と連携し、20ヘクタールの土地に5年かけて1 万本の栗の植樹を行いました。さらには、栗農家の育成と農家収入の安定につながることを目指して、四万十川中流域の恵みを最大限に引き出す独自の剪定技術を広めるなど、より大粒で、より糖度の高い「しまんと地栗」づくりに取り組んでいます。     

(四万十ドラマ 畦地 履正)
  1. <
  2. <

Copyright © 関西よつ葉連絡会 2005 All Rights Reserved.

SSL GlobalSign Site Seal