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琉球うりずん物産(沖縄県宜野湾市)

沖縄の歴史を物語る逸品

昔々、とうふようは首里王府の中で接待用に作られ、一般庶民はその存在すら知りませんでした。その後、1870年代の琉球処分の結果、首里王府は崩壊し、本土からの商人たちが沖縄を訪れる機会が多くなりました。彼らを接待する目的で那覇に繁華街が広がると、王府勤めをしていた料理人たちが繁華街の料亭で働くようになります。とうふようは、そこで上客にだけ出す珍味として受け継がれていきました。

しかし第二次世界大戦で那覇も首里も焼け野原になり、レシピやそれを受け継いだ人も含めほぼ皆無に。それまで上流・中流階級ではお米、庶民はサツマイモを食べていた沖縄の人々に突然アメリカ軍が持ち込んだ小麦粉と脱脂粉乳、スパムが配給され、洋食文化が生活の中心となります。今を生きるのに精一杯で、昔の文化や歴史を顧みることはなかなか難しいことでした。こうして26年間のアメリカ統治の中で、とうふようは完全に忘れ去られていったのです。

古老の口伝や戦災を逃れた古文書をもとに私の祖父が復元し、作り方を確立させたのが1972年本土復帰の目前。現在では数社が参入し、味を競うようにまでなったのは大変うれしいことです。

しかし当初とうふようは全く売れませんでした(笑)。それはそうです。地元の人間ですら味を知らないのだから。注文の電話より質問の電話の方が多いスタートから、少しずつ知名度はあがってきましたが、まだ日常の食卓にのせられるほど普及しているとは言えません。沖縄の歴史を具現化したようなこの食べものが、他県の特産品のように幅広く食べてもらえるようになるのが私たちの夢です。

(琉球うりずん物産 久高 直也)
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