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パプアニューギニア海産(大阪府茨木市)



人を縛り管理することに慣れてしまっていた私が従業員のことを真剣に考え始めたのは東日本大震災を経験し、「生きる」というシンプルなことを問い直したことがきっかけです。

私たちはパプアニューギニアの天然エビを加工・販売し、薬品や添加物に頼らないことを謳っています。原発や環境の事も含めて、様々な社会の問題にも向き合っているつもりでした。しかし肝心の自分たちの足元をおろそかにしていたのです。昔の私は目先の作業効率に囚われたがために、人までも機械と同じように管理しようとしていました。しかし当たり前のことではありますが、一人ひとりに感情があり、好き嫌いや得手不得手があり、個人の生活があるなかでは、人を管理できない現実に向き合うことになりました。そのことに腹を立ててはさらに管理を厳しくする。そんなことを繰り返していた昔の職場では働きやすいわけがなく、もちろんおいしい食べものをつくることが出来ていなかったのでは、と反省しています。

4年前から自分たちにあった働き方に変えていくことを決心しました。目指したのは「誰もが働きやすい職場」であり、従業員が「この会社が好きだと思ってもらえるような職場」です。一人ひとりの違いを受け止め、人を信じることからルールを作り、お互いが協力できる環境を整えていきました。今まで私が勝手に恐れることで作っていた縛りを解いていったのです。すると自然と効率は上がり、品質も上がりました。

このような考え方は会社という組織だけでなく、人が生きていく社会の中も同じように活用していくことができるのではと私は考えています。働き方の詳細は著書『生きる職場』を読んでいただければと思います。私たちは4年間で縛らない働き方を会社という組織の中でも可能であることを示してきました。しかしこのままでは私たちの会社だけが気持ちよく働き、効率を上げているだけで、社会への貢献にはほど遠い現状になってしまいます。一人でも多くの人が生きやすい、働きやすい社会になるためにはどうすればいいかを常に考えています。

私たちは実績を重ね、情報を発信し、こんな働き方が実は人にも会社にもプラスなのだと伝えてきました。しかし、ここからは皆さんと一緒に社会を少しでもよい方向に変えていくことが出来ればと思っています。人を「縛り」「疑い」「争う」ことが当たり前になった社会に明るい未来はありません。胸をはって次世代に渡せる社会を、まずは足元から共に作っていきましょう。

最後に、そんな僕たちが作っている天然エビやエビフライをどうぞよろしくお願いします。買っていただいている皆さんがいるからこそ、私たちは自分たちの信念を貫くことができていると実感しています。心から感謝するとともに、その証として真っすぐな会社をとことん貫いていきます。

( パプアニューギニア海産 武藤 北斗)
2017年『life』230号

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    天然むきえび
    パプアの天然エビを一尾ずつ手剥きしました。
    そのまま料理に使えて便利!

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