大北食品 (京都府亀岡市)その1
プロの味よりも家庭の味を。定番アイテムをリニューアル中!
私たち大北食品は、亀岡市内から車で20分、大阪の茨木・高槻から30分という山あいによつ葉の物流センターなどと一緒にあります。そういう緑や自然に恵まれた環境の中で、冷凍・冷蔵の惣菜、水産加工品、うなぎの蒲焼などの魚の焼き物、梅干など合計70種類くらいの製品を作っています。
これまでの定番商品の見直しも始めました。作り始めてから随分年月が経った商品も多く、原材料、配合、製造方法、価格も含めてリニューアルをしています。まず、主要商品のひとつであるコロッケ(ポテト、カレー、牛肉、枝豆)を見直し、これまでに会員さんから寄せられていたご意見、ご要望も踏まえてサクサク感のある味がはっきりしているコロッケへとリニューアルしました。過去に多少の味付けの変更はありましたが、今回のような大幅なリニューアルは初めてのことです。おかげさまで特にポテトコロッケは、食べた会員の皆さんから“おいしくなった”と予想以上の好評をいただいています。
大北食品で作る惣菜は、よつ葉で取り扱っている農産品や調味料を原材料に、余計なものは加えず、家庭で作るお惣菜と同じように作っています。私たちが作るお惣菜は、いわゆるプロの味というよりも、家庭で作るお惣菜の味、そしてゆったり感、安らぎを感じてもらえることが目標です。よつ葉の生産者に助けてもらいながら、それに甘えることなく日々、問題意識を持って取り組み、さらにおいしい惣菜を作っていきたいと思います。
(大北食品 熊崎光浩)
2015年『life』400号
<大北食品>ポテトコロッケ・揚
よつ葉のじゃがいもを使ったシンプルなコロッケ。
オニオンソテーで甘みとコクをプラスしました。油揚済。
「これ、おいしい!」と大評判