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満福農園 (岩手県陸前高田市)

皮、柔らかく甘みがあり 香り、際立つ
自分の根から育った自根きゅうり


農業が衰退し、自給率が下がる一方である中で、自給自足できる仕組みを自分たちでできるところから始めたいという思いから、今から8年ほど前に満福農園はスタートしました。

岩手県遠野市で馬の堆肥を使用した米作りや、トマト栽培からジュースの加工、そして地元、陸前高田市で“幻のきゅうり”と言われる自根きゅうりの栽培を始めました。このきゅうりを使った漬物などが販売されるなど、“自根きゅうりの里・陸前高田”としてメディアにも取り上げられて注目度は上がりつつありました。

そんな中、2011年3月東日本大震災が発生したのです。「こんな時だからこそ、日本古来の伝統でもある農業の文化を守り、継承していこう」と新たなコンセプトを掲げて満福農園を正式に法人として設立。自根きゅうり栽培再開を皮切りに、ネギ、キャベツなどさまざまな野菜の栽培、地域雇用の創出、地元内外企業とのコラボレーション、浸水農地の活用などの活動をおこなっています。

それでも私たちの主要作物は、やっぱり自根きゅうりです。実は、スーパーなどで見かける普通のきゅうりの大部分は、カボチャに接ぎ木をしたもの。つまり、カボチャを台木とし、きゅうりを穂木として使っているというわけです。接ぎ木をすることで、病気に強い、収量が増える、光沢があり見た目がきれい、栽培が楽になる…など、メリットがあることは確かです。一方自根きゅうりは、“自根”の名の通り種を撒いて自分の根から育った、オリジナルと言うべききゅうりなんです。育てるのに技術は必要ですし、病気に弱く収量も低いです。しかし味の面では、接ぎ木のものに比べて皮が柔らかく甘みがあり、香りが際立っています。しかも、水分量は接ぎ木きゅうりとほとんど変わらないのに、皮が薄い分、みずみずしさと歯ごたえ、風味に決定的な差があります。一度自根きゅうりを食べた人は、きゅうり本来のおいしさに目覚め、根強いファンが増えているのです。

そんな自根きゅうりを、シーズンが過ぎても長く味わってもらいたいと、自根きゅうりのピクルスを作りました。プロのアドバイザーさんにレシピを作っていただき、また地元の八木澤商店に製造を協力してもらいました。

後引くピリ辛とすっきりした塩味がおいしく、自根きゅうりのパリッという歯ごたえも楽しめます。そのまま食べてもちろんおいしいですが、パスタやサラダのトッピング、煮込み料理やスモークサーモンにも良いアクセントになりますし、漬け汁は酢の物にも使えます。

(満福農園 上部梨佳瑠(うわべりげる)

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