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真南風(まはえ)(沖縄県南大東島)

 


南大東島は、沖縄本島から東に300キロメートル離れた離島です。その交通手段は那覇から1日1〜2便の40人乗りの飛行機と週に1〜2便ある那覇からの13時間大型フェリーです。島の大きさは30.57平方キロメートル、島一周を車で回るのに30分もあれば十分の大きさです。人口は1,292人(609世帯)で、そのほとんどが製糖工場のある南部に集中しています。

実はこの島はもともと無人島で、約200年前にロシア海軍に初めて発見されました。1885年に日本の沖縄県として登録され、そこに人が住み始めたのは1900年ごろ。東京・八丈島の人が開拓入植し黒糖作りを開始。それ以降私有地として、1918年に東洋製糖会社に売り渡されました。戦後になって初めて沖縄県南大東村として行政区域となり、1964年にようやく地元村民に土地所有権が認定されました。人が住み始めてから100年あまり。開拓者である八丈島と、サトウキビ産業従事者として沖縄本島からの移民の文化とが融合している島です。

島の産業は以上のような歴史的背景から、サトウキビの製糖が全て。そのためだけに島は存在し、全ての村民がそれにかかわっていることが当たり前の世界でした。

この小さな島で大きな夢をもった異端児が、南農場の平安座唯憲さん(現在65歳)。さとうきびの生産を拒み、島の産業振興のため、一人35年前からじゃがいもの大規模生産をはじめ、島で誰もやったことのない500頭の母牛を飼って子牛生産をおこないました。それは同時に、農業資材の少ない島での堆肥供給も目的でした。20年ほど前から50ヘクタール近くという大規模なかぼちゃの生産に携わり、今ではその成果もあって南大東島自体が沖縄一番の生産地になりました。

そしてここ5年はとうもろこし(スーパースイートコーン)に力を入れています。かぼちゃの後作に土づくりも兼ねて行い、その栽培面積は30ヘクタールまで広がりました。「北海道に負けない」が彼の口癖。南大東島からでは生鮮野菜での運搬手段がないため、自ら大きなレトルト釜を2機購入・設置してレトルトコーンを製造し出荷。こうして、今ではカボチャもコーンも数少ない島の特産品として売店に並んでいます。

さらに、なにやら沖縄で一番日照量が多いことを自慢に、次はパイナップルを5ヘクタール植えたんだそうです。

この「100歳まで元気で働くぞ」と、思っている節のある猪突猛進のおじさんが島の農業を引っ張る。いやいや、いつのまにか沖縄県全体の農業さえ牽引している、平安座さんです。

(真南風 坂本 勇一郎)




  1. < 南農場
    南大東島産とうもろこし
    南大東島で育ったとうもろこしのレトルトパック。
    おやつやバーベキューなどに。
    加熱済みでそのまま食べられます。
    レンジ加熱可。

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