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クラタペッパー(カンボジア)その3

コロナでダメージを受けた胡椒畑を再生していくためにご協力をお願いします
クラタペッパー カンボジア



日本では7月8日に、東京で4度目の緊急事態宣言が再発令されましたが、一方、ここカンボジアでも2月20日以降、旅行者から感染が少しずつ広がり、3月には毎日500人の感染者が続くようになりました。そのため、県をまたぐ移動が規制され、4月には首都プノンペンがロックダウンされてしまいました。7月現在も25人以上の従業員がいる企業は定期的なPCR検査が義務化されたり、感染者が立ち寄ったとされた場所は営業停止になるなど、日々厳しい規制の中での生活を強いられています。

クラタペッパーの胡椒畑は、プノンペンから西南西に160キロ離れた海に近い地域にあります。胡椒の木はつる性の木で真ん中に立てた支柱に巻き付くように育ち、5メートルの高さに育つまでには5~6年かかります。挿し木で育ち、 5月から12月頃までは雨季のため水やりの仕事もなく、作業がほとんど不要です。有機栽培というよりは自然栽培に近く、あまり手をかけることなく自然に育てているので、除草も殺虫も必要がありません。6月頃には一本の軸に山ぶどうのように連なって、1ミリの小さな白い花が咲きはじめます。空気中の水分で受粉した花は、6ミリほどの大きさになるまでゆっくりと翌年の3月に掛けて育ちます。

一方、収穫作業は一房ずつ手作業で行うため、大変な人手を要します。普段はプノンペンのスタッフが総出で畑に収穫の応援に出向くのですが、今年はそのタイミングで感染が急拡大してしまい、応援に行くことができませんでした。また、農園の周辺でも感染者が出たことで、村の人たちも外出を控えるようになったため農園は荒れてしまい、収穫量も昨年から30パーセント減少してしまいました。収穫されずに放置された実は、朽ちて落ちてしまったり、熟した実を鳥がついばみに来ることで、糞から病気が発生したりとダメージは甚大です。

それでも8月から、生き残っている木々をたよりに畑を再生させるべく、育苗して植え替え作業を行う予定です。私が10年前から指導してきた他の村人たちの農園も同じような状況です。ただし、枯れた木の再生には5年かかります。そこで、みんなで協力して再生していこうと、少量ながらも収穫できた胡椒を集めて取り扱うことにしました。ただ、この現状ですと価格がどうしても上がってしまいます。本当に心苦しいのですが、何卒ご理解ご了承をいただきたいと思います。これからも美味しく安全な胡椒を作れるよう努力を重ねていきますので、どうぞ宜しくお願い致します。

クラタペッパー カンボジア
(クラタペッパー 倉田浩伸)



今年 5月の畑の様子。ダメージを受けた胡椒の木。

胡椒の実

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