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クラタペッパー(カンボジア)その2

昔から伝わる伝統的な農法で“世界一おいしい胡椒”を復活

古くは、13世紀アンコールワットの時代から生産されているカンボジアの胡椒。19世紀の大航海時代には、ヨーロッパにも伝わり、“世界一おいしい胡椒”と賞賛されていました。しかし、残念なことに1970年から始まった内戦によってカンボジアの胡椒農園は壊滅的な打撃を受けてしまいました。

1992年にNGO のボランティアとして初めてカンボジアに入った私は、20年にも及ぶ内戦で産業が破壊され、周辺の東南アジアの国と比べると何もかもすべてが時代に取り残されてしまっている様を目の当たりにしました。まず何か一品でも他の国に誇れるものを作りたいと思い、1995年から現地の人たちと一緒に昔から伝わる伝統的な農法で胡椒の生産を再開しました。栽培は順調に進んでいくのですが、日本への輸出はなかなか軌道に乗りませんでした。2004年の結婚を期に、カンボジアの首都プノンペンに小さなお店を構え、カンボジアを訪れる外国人のおみやげとして販売をすることにしました。カンボジアの胡椒の評判が少しずつ伝わっていったことで、デンマークやフランス、日本などからもだんだんと注文をいただけるようになり、2013年に念願の日本支店を開設することができました。

胡椒はツル科の多年木で、苗木を植えてから約5年で本収穫ができます。花は直径1mmほどのとても小さい白い4枚の花弁を持ち、房状の花芽に20数個の花が連なって、6月から7月頃に咲き始めます。着果した小さな実は、約8カ月かけて6mmほどの大きさになり、翌年の2月から3月頃(旧正月を過ぎた頃)に収穫期を迎えます。めいっぱい膨らんだ熟す直前の緑色の果実を天日に1週間ほど干して、乾燥させると、おいしい黒胡椒になります。

黒胡椒の特徴は、その皮の部分に含まれる揮発性の香りと、果肉の中にある核に含まれる辛味です。特にカンボジアの胡椒は、その皮に含まれる柑橘系の香りの強さにあります。私たちは、その中でも特にこだわって、無農薬で育てて一粒ずつ手摘みで収穫し、さらに良質な粒だけを手選別して厳選してパッキングしております。フレッシュで良質なカンボジア産黒胡椒をぜひ一度お試しください。

(クラタペッパー 倉田浩伸)

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