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関西よつ葉連絡会

コウヤマ(熊本県上益城郡)

熊本地震から三年が過ぎ「熊本いきなり団子」を全国へ


私たちコウヤマは農業生産法人として、阿蘇の麓に広がる恵み豊かな大地で、「農業の新たな価値を創造し、地域社会の発展と地域環境の保全に貢献する」ことを理念に、農業とそれを通じた地域の活性化を目指して活動してきました。私たちが目指す新しい農業は、「土づくり」と「合理的な作付体系」を基礎として、「環境の保全」と「作物の生産性」の調和を保って持続的に生産でき、「作る、加工する、販売する」までを主体的に行う農業です。具体的には、地域で埋もれがちだったさつま芋にオリジナルな付加価値を与えた加工品づくりを、生産・加工・販売まで地域農家と連携して一貫体制で行っています。

地域の活性化という点では、農業と消費者が直結する6次産業に総合的に係わって、そのパイオニアとして活動していきたいと考えています。そのために、「スローフードの推進」「循環型農業」「地球に根ざした食育」など、食べ物の大切さや地域の食文化、特産物への関心を高めてほしい、という思いから社会的な活動にも取り組んでます。

私たちの主力商品である「熊本いきなり団子」もさつま芋が命です。確かな商品をお届けするために、毎日心を込めて一つひとつ手包みして仕上げているのが、私たちのこだわりのひとつです。しかし、これからの食の安心・安全を幅広くわかっていただくために、HACCP 対応菓子製品高度化基準(全国菓子工業組合連合会)の認定を2011年に取得し、2017年には日本だけでなく世界を考え「グローバルGAP」の認証を取得しました。

この「熊本いきなり団子」は、ホクホクのさつま芋とコクのある餡をモチモチした特製生地で包んだ素朴な郷土のお団子です。米粉を使用することで増粘剤や膨張剤を使わず無添加で仕上げています。

「いきなり」とは熊本の方言で「すぐに」や「不意の」という意味です。昔はさつま芋を小麦粉で包んだだけでしたので「不意のお客様へもすぐに出せる団子」という説や、さつま芋を生のまま包んで蒸してできることから「生き成り」と名付けられたなどの諸説があります。昔なつかしいおばあちゃんの手作りを思い出し心からあたたかくなる熊本で親しまれてきたお団子をいかがですか。

(コウヤマ 渡邉弘一)
2019年『Life』400号


末筆になりましたが、2016年4月には「熊本地震」の震源地である益城町にある私たちは未曾有の被害を受けましたが、皆さまの温かいご支援のもと復旧する事ができました。
あらためて心よりお礼を申し上げさせていただきます。


(上)さつま芋畑
(下)支援物資を持ってスタッフ集合


さつま芋でボリューム満点



  1. < コウヤマ
    いきなり団子プレーン
    さつま芋をもち米を使った生地で包んだ
    熊本の伝統的なお菓子。
  2. < コウヤマ
    いきなり団子よもぎ
    生地によもぎのペーストを練りこんだよもぎの
    香りが爽やかないきなり団子です。

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