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知床興農ファーム(北海道標津郡)

海・山・里からの便り 当たり前のように循環してきた昔ながらの農業と畜産の姿を引き継いでいきたい


私たち知床興農ファームは、1976年に日本の農業を未来につないでいけるものにすることを目指して北海道東部の標津町に入植しました。それから43年、畑作と畜産が融合した本来の日本の農業である循環型の農業を実現するために闘ってきました。

牛を飼い、豚を飼い、鶏を飼い、馬を飼い、山羊を飼い、羊を飼い、兎を飼い、野菜を作り、山菜を採り、本当にいろいろなことを試みてきましたが、43年貫いてきたのは、一切の化学肥料と農薬を使わないことです。土本来の力を発揮できるように、家畜の糞尿を堆肥にして畑に戻す、その畑からそこで生活する人間たちの食べものと家畜の餌を生産し、その餌でまた家畜を育て堆肥をつくる。昔は当たり前のように繰り返し循環してきた、このような農業の姿を、現代においても引き継いでいきたいという思いが私たちを動かしています。そこでは当然のように安全で人を健康にする食べものが生産されるはずです。

残念ながら安全を担保された食品が少ない中、私たちの育てた豚はおいしい知床の水と国産飼料のみで配合した餌を食べた健康な豚です。「おいしい」か、「まずい」かは食べる人の好みがあり、個人差があると思います。が、私たちは健康に育った豚がおいしくて安全なお肉であると考え、効率重視の一般的な養豚とは違う方法で飼育しています。できるだけ広いスペースでのびのびと過ごせるように、特に夏場は牧草地に放牧をしています。豚が牧草を食べることで脂身にオレイン酸を多く含むようになります。運動によって引き締まった旨みのある赤身とオレイン酸によって甘みのある脂、とてもバランスが良いおいしいお肉になります。もちろん一般的な養豚より手間暇のかかる育て方ですが、その手間をかけただけの価値はあると自負しております。

知床興農ファームの豚肉を皆さまの食卓にお届けできることができて、スタッフ一同本当に喜んでおります。実際に食べていただいて、今まで食べたどの豚肉よりおいしいと思っていただけるように、飼育から加工まで心をこめて育て、作っております。この機会にぜひご賞味ください。

(知床興農ファーム 清水信吾)
2019年『life』290号




  1. < 興農ファーム
    興農豚テキアラカルト
    ロース、肩ロースのトンテキ用です。
    ロースが3枚以上入っています。
  2. < 興農ファーム
    興農豚切落し 真空袋入り
    脂までおいしい興農ファームの豚肉を、
    切落しタイプで、真空袋に入れています。

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