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関西よつ葉連絡会

麹屋もとみや(岩手県八幡平市)

麹の新たな可能性に「日本一取り組む会社」を目指します
麹屋もとみや 岩手県八幡平市


私たちは、岩手県北西部・八幡平(旧荒沢村)にて初代・政二が1930年に麹製造販売で創業して以来、厳しい気候条件を逆手に取り、ここでなければできない商品づくりに努めてきました。初代、二代目が地域に根差した麹づくりの伝統製法をしっかりと受け継ぎ、現社長の三代目・隆一は、岩手県産米、岩手県産を中心とした旨みの強い国産大豆を厳選し、よりおいしい麹と味噌を作ることを目指し、日々社員とともに取り組んでいます。

この地は夏でも冷涼で米作りにとって厳しい環境の土地柄で、生活する人々のお米への想い入れは格別です。そのような厳しい環境であるからこそ、この地域の人たちはとてもお米を大切にし、多くの工夫を凝らして昔からおいしい食事を家族のために作ってきました。私たちはその想いを大切にし、少しでも地域の皆さまの役に立てればと、永年にわたって麹専門店として、食生活をより豊かにする「強い麹」造りにこだわってきました。そして、その自慢の麹を100%使用した味噌も、冷涼な地域で味噌作りにはとても厳しい条件の下ながら天然醸造・長期熟成・国産原料にこだわり、手間を惜しまず、ゆっくりじっくりと時間をかけることで、芳醇で香りと旨みの強い味噌に仕上げています。

しかし今日、食文化は大きく変わり、どこでも食べものが手に入る時代になったことで、食に対する意識の希薄、特に若い世代において、麹や味噌に対する関心が薄れてきていると感じています。今後、次の世代へもっと麹、味噌の良さを伝えていくため、より身近で使いやすく、多くの方々の身体や生活のためになる製品をご家庭に届けることが私たちの役割だと感じています。また麹専門店として、もっと幅広い世代に麹や味噌の良さを感じてもらい、次の世代へとつないでほしいという想いから「味噌作り教室」を開催し、じかに伝える試みも行っています。

そして、伝統的な製法や味を守りながら、より新たな形での製品や利用シーンの提案により一層力を注いで、少しでも皆さまの食卓と生活が今以上に豊かなものになるお手伝いができるよう努めていきます。これからも、私たちの製品と活動を通じて麹が人と社会の役に立つことを、発信し実践していきたいと思っていますので、何卒よろしくお願い致します。

(麹屋もとみや 本宮啓)
2020年『Life』210号



麹の仕込み

  1. < 麹屋もとみや
    麹屋の味噌汁の素
    米味噌に煮干しと昆布の出汁を加えた
    液体タイプの味噌汁の素。
    1本から約15杯分の味噌汁が作れます。
  2. < 麹屋もとみや
    麹屋の山葡萄甘酒
    米麹でつくった甘酒に、ポリフェノールや
    鉄分たっぷりの八幡平市産山ぶどうの
    原液をくわえました。

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