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古跡農園(兵庫県加東市)

海山里からの便り よつ葉の皆さんと仲良くなる産地交流を10年続けてきした


私たち古跡農園は、兵庫県の加東市(旧社町)という所で農業をしています。私自身は神戸市出身で農業とは縁がなかったのですが、環境問題に興味があってあれこれ考える中で、農業をやろうと思い、どうせやるなら農薬や化学肥料を使わない農業がしたいと考えました。しかし、お金も土地も住む家もない中で、それだったらこっちに来てやったらと祖父が誘ってくれたこともあって、この地にやってきました。

始めは米と野菜を有機農業でつくっていました。この辺りは山田錦(酒米)の産地で、我が家でも当然のように山田錦を作っています。始めた当初は、せっかく有機で作っても農協は有機米として扱ってくれなかったので、せめて酒米だけでもと、地元の酒屋さんに持ち込んで日本酒を作ってもらって、それを自分で売っていました。それが10年ほど前に農家仲間を通じてよつ葉を紹介してもらい、そこから山名酒造とお付き合いをさせていただくようになりました。

有機農業だけで成り立てばそれでよいのですが、現実にはそれだけでは苦しいので、8年ほど前から地元の特産品である「やしろの桃」の栽培を引き継ぎました。農薬を使うことに非常に抵抗があったのですが、農業を続けていくためと割り切って、桃だけは農薬を使っています。ありがたいことに桃は非常に評判がよく、直売でほとんど売れてしまいますので、よつ葉さんには今のところ出荷できませんが、加工品で何かできないかと考えています。一方で、ここまで桃の生産面積が順調に増えてきたことで、その分、野菜はほとんど作れなくなってしまい、少しさみしい思いもしていました。

ところが今年は激しい天候のせいか桃が大不作。古跡農園は大ピンチになってしまいました。ということで、今年は久しぶりに野菜の生産をしなきゃと思っています。農業をやっているといろんなことがあると実感しています。

よつ葉さんと付き合うようになって、毎年「山名酒造産地交流会」で、田植え、稲刈りを私たちの田んぼでしていただくようになりました。初めての年の稲刈りの1週間前に次女が産まれて、よつ葉の人に抱っこされていたのをよく思い出します。この産地交流は田植えからお酒の完成まで4回続きなので、参加者の皆さんとすごく仲良くなれて我が家の大事な行事になっています。

現在カタログ『ライフ』では、「古跡さんの無農薬米粉」と、山名酒造さんがうちの山田錦で仕込んだお酒「穂のかおり」を扱ってもらっています。

特に米粉は、撞搗き式というお米をしめらせてから石臼で搗く方式で作られているので、澱粉の損傷が少なく、お米の風味豊かな米粉に仕上がっています。我が家では、唐揚げの時は必ず米粉を使いますし、パンを焼くときに小麦粉と混ぜたり、チヂミを焼いたりとけっこうな頻度で使っています。ぜひお試しください。

これからも、少しずつではあってもよつ葉の会員さんとつながっていけるように頑張っていきたいと思います。皆さんも、よかったら「山名酒造産地交流会」に参加して遊びにきてくださいね。

(古跡農園 古跡真一)
2018年『life』390号

※古跡さんと仲良くなれる「山名酒造産地交流会」は毎年4月頃に募集案内を行います。

(上)今年の産地交流での田植えの様子 (下)古跡慎一さん(中央)と娘さん

  1. < 山名酒造
    純米吟醸 穂のかおり
    兵庫県加東市社(やしろ)地区で有機栽培された
    「山田錦」で仕込んだ、よつ葉オリジナルのお酒です。
  2. < 古跡農園
    古跡さんの無農薬米粉
    山名酒造の有機山田錦酒粕の
    お米生産者が作った有機米粉です。
    お菓子作りやとろみ付けに。

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