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小林食品(北海道札幌市)

日本の伝統食材の昆布を手軽においしく食べていただけるように
小林食品 北海道札幌市



私たちは、山小(やまこ)小林食品と言います。北海道札幌で1961年創業、来年で60年目を迎える昆布加工品メーカーです。北海道は歴史が浅い会社が多いので、そのなかでは老舗と言えるかもしれません。

私たちのモットーは「北海道から素材の味を生かして安心安全を皆さまにお届けしたい」、この一点です。北海道は四季を通じて豊かな自然に恵まれており、新鮮で豊富な食材の宝庫でもあります。

私たちの歴史をお話ししますと、海産珍味の販売で桜貝という珍味の製造を行ったのが始まりです。その後、1980年から昆布を手掛けるようになり、今は昆布の加工品、特にふりかけ、みそ汁の具などの昆布の特長を生かした商品作りをしています。

私たちのこだわりは、昆布という北海道ならではの素材を生かすために、機械にたよらず、手作りに限りなく近い丁寧な方法で手間ひまかけて製造すること。昆布は採れた時期や場所によって品質が一定ではないので、きざみ昆布やとろろにした状態で混ぜ込む時に手の感覚で混ぜ込み具合をはかっています。すべて機械ですと均一感が保てなくなるのです。

もう一つは、化学調味料、食品添加物を使わない商品作りです。北海道は良い素材原料があるのでそれを生かしたいということと、子どもたちに化学調味料などが入った食品を当たり前に食べさせて良いのかとの思いがあり選択しました。製品の出来上がりは後味がすっきりして素材の旨みが感じられるようになります。しかし一方、化学調味料慣れしている人、若い人たちのなかには味が薄くものたりないとの意見をいただくことがあります。また、添加物でごまかせないので、良い原料を探すのが難しく価格も高くなるのが悩みです。

また、ここ何年か続いている大きな問題として、北海道の海産物の不漁不作があります。いか、鮭、さんまが有名ですが、昆布も例外ではなく、2019年は過去最低の収穫量になりました。主な要因は台風や低気圧による被害、天候不良や海水温の上昇などの自然環境の変化、さらに昆布生産者の高齢化と後継者不足が大きく影響しています。他方で、昆布でおだしをとる方も年々減ってきているなど、食べる側の問題もあります。

そんななかで、私たちは昆布の良さをもっと知ってほしいと思い、いかに昆布を身近で手軽に食べていただけるかを常に考えています。昆布は「海のやさい」とも言われ、私たち日本人の食生活に欠かすことのできない健康食材です。栄養的に見ても身体に大変良い食材で、食物繊維、ミネラル、たんぱく質、カルシウムを多く含んでいます。

昆布を手軽に簡単にとっていただけるように、これからも工夫を凝らして新しい商品開発に励み、おいしさをお届けしていきます。

(山小 小林食品 小林秀雄)




栄養たっぷりの昆布を日々の食卓に

  1. < 小林食品
    塩昆布
    北海道産真昆布を使った塩昆布。
    ごはんのお供やお茶うけに。
    和え物など料理に使ってもおいしい。
  2. < 小林食品
    みそ汁の具(納豆入り)
    北海道のねばりたっぷりな、
    ねこあし昆布とフリーズドライの
    納豆を合わせました。

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