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蓮ヶ峯農場 (京都府綾部市)

本来の習性や本能を大切にして鶏を育てています

京都府綾部市の自然豊かな上林という土地で、私たちは夫婦で平飼い養鶏をしています。私が生まれる少し前に、両親がこの土地に移り住み、少しの野菜とお米を作りながら鶏を飼い始めました。

私は三重県の農業高校を卒業後、長野県の農業法人に就職。その時に近くの養豚場に勤める妻と出逢いました。ところが結婚直前の2013年10月に父が突然他界。兄も私も家を出ていたため、母ひとりで養鶏場を続けることはできず、蓮ヶ峯農場は一旦幕を閉じました。

元々両親には農業の経験など全くありませんでした。本当にいろいろな事がありました。大雪で鶏舎が潰れてしまい、家族で必死に鶏たちを救出したこと。猟犬に鶏の大半を殺されたこと。熊が飼料を食べに来るので、ラジオを持って見回りしたこと。あたりまえの食べものを作りたいと、けっして強くはない身体で家を建て、田畑を耕し、一生懸命ながらも、いつも楽しむことを忘れなかった父。その父を支えてきた母。そして、応援してくださった多くの方々。家族のように共に生きてきた鶏たち。そんなことを思い返し、私は、妻とこの養鶏場を再開することを決めました。そして2014年1月、静かだった鶏舎に再び雛が入りました。

蓮ヶ峯農場では、鶏たち本来の習性や本能を、できるだけ損なわない飼い方を心がけています。「平飼い」として定められている基準の約半分の密度でゆったりと飼育することで、床は常に乾燥し、畜舎特有の匂いもほとんどありません。差し込む太陽の光を浴びて、砂浴びや毛づくろいをする鶏たちを見ると、自然と私たちの心も和みます。また飲み水は、山の湧き水を自分たちで鶏舎に引き込み、流水式で与えることで、いつでも新鮮で冷たい水を飲むことができます。そして、自家製の発酵飼料や旬の野草、地元の籾殻を炭にしたもの。鶏たちが少しでも快適で健康に暮らせるように、常に生き物の立場に立って考えています。蓮ヶ峯農場は、餌やりも集卵も、選卵も包装も手作業です。緑餌を刈る時も機械ではなく、必ず鎌を使います。さすがに飼料を混ぜるときは機械に頼りますが、人間と鶏、同じ生きもの同士直接触れ合い、卵を分けてもらうときには「ありがとね」「ごめんね」と声をかけます。

私たちは、まだまだ駆け出しです。農業者である前にひとりの人間として、次の世代に自信をもって残せるもの、伝えられるものを築いていきたいと思います。 
ちいさないのちがいつまでも守られる地球でありますように。

(蓮ヶ峯農場 峰地 幹介)
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