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グリンリーフ(群馬県利根郡昭和村)



グリンリーフの創業は1962年に私の父が耕作放棄地を購入した時です。その後家族で農業をしていた1980年代、農産物価格の暴落と米や牛肉、オレンジの自由化という大きな転機が訪れました。ただ作物をイチバに出荷する農業では未来はないと感じたのです。私は消費者へ直接届けられる農業のあり方を模索しはじめました。農産物から商品づくりへと一歩を踏み出したのです。暴落したこんにゃく芋は二束三文でした。それを原料に、評判の高かった母が作る農家のこんにゃくを商品化しようと、家庭用のミキサーと大釜とガス台一つで私たちの6次産業化がスタートしました。

手で丸めたこんにゃくは「こんにゃくってこんなにおいしかったの」と評判が良く、瞬く間に口コミで広がりました。「食べておいしいと喜ばれる商品を作れば消費者は認めてくれるのだ!」と闇の中で明るい未来を実感した時でした。「食べた人が笑顔で喜ぶ農業を創造する」、これが私の心情になって農業と商品づくりが始まったのです。

有機栽培もその一つです。当時は農薬規制も甘くキレイな野菜を作るために多くの農薬を使用していました。私は自分で食べない野菜を出荷することに違和感を持ち始めていたのです。イチバではキレイな野菜しか評価されない時に、消費者団体と知り合うきっかけがあり、農薬に頼らない有機農業へ舵を切っていったのです。

一時は栽培しているこんにゃく芋がお盆を過ぎると全て腐ってしまう(通常は10月上旬に葉が枯死するまで育ちます)という、苦しい時が続きました。周りの人からは「澤浦のこんにゃくは早生種か?」と笑われましたが、その原因を探って改善し、今では有機JAS のこんにゃく芋では全国の6割を私たちのグループで生産しています。

良い原料があって、良い加工品が生まれるという考え方は、私たちにとって当たり前のことです。次に有機栽培の大根を元に漬物づくりもはじめました。「おいしい野菜を使えばきっとおいしくなる」と添加物やアミノ酸(化学調味料)を使用しないで、出汁を取り天然の調味料だけで漬けたのです。しかし、アミノ酸に慣れた舌にはそれはおいしく感じられませんでした。そこで野菜の品種や栽培場所を変え、漬ける温度を冬の状態にし、そして出汁の取り方を変えることで、今では人気の漬物になりました。

おいしくって安心できる食べものを届けたいという思いはその後、冷凍野菜や、惣菜キット(ラクはやセット)へと広がりました。「農業は食べる人のためにある」という思いと「農業を通じて世の中をよくしていきたい」という思いを私たちは商品に込めて日々畑に向かっています。    

(グリンリーフ 澤浦 彰治)
2017年『life』260号

  1. < グリンリーフ
    生芋さしみこんにゃく
    群馬県産こんにゃく生芋を丸ごと使用。
    コリコリした食感と芋の風味が楽しめます。タレ付。
  2. < グリンリーフ
    糖しぼり大根
    国産大根を半割りにし、砂糖・食塩・米酢の
    シンプルな材料で漬け込みました。
  3. < 惣菜キット工場の皆さん

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