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福栄 (鳥取県境港市)その3

おかげさまでムラサキイカや境港のアジ・サバ・イワシは順調です。 福栄(鳥取県境港市)



私たち福栄は、日本有数の漁港、鳥取県境港にあり、創業時より漁業を手掛け、現在はイカ釣り漁船3隻と紅ズワイガニ漁獲船1隻を所有しています。とりわけイカに関しては、船内凍結できる自社船が漁獲してくるスルメイカとアカイカ(ムラサキイカ)を使用して自社工場にて一貫生産・加工を行っています。

この原稿を書いている7月現在はアカイカ(ムラサキイカ)漁の真っ最中です。漁船からの直接的な情報によれば、アカイカ漁に関しては、ある程度前年並みに漁獲できているとのこと。従って、アカイカを使用した製品(「イカ切身」や「フライパンでいか竜田揚げ」など)に関しては今年もなんとか皆さまにお届けできると思い安堵しています。ただ、ここ最近のニュースなどでも報道されているように、漁獲不漁に伴ってスルメイカをはじめ、さまざまなイカ原料の価格高騰が収まる気配がないのも事実です。そんな厳しい状況ではありますが、私たちは網元という強みを生かし、原料の確保、そして品質の良い製品づくりを心掛けていきたいと思います。

一方、山陰沖・境港の春先からの魚の漁獲状況としては、まき網漁の主軸となる青魚(アジ・サバ・イワシ)は安定して漁獲されており、島根浜田港でもブランド魚であるどんちっちアジが例年より早めに順調に漁獲されています。6月から始まった境港の夏の風物詩でもあるマグロ漁も順調に水揚げされ、築地をはじめ各中央卸市場へ出荷されています。このように山陰沖は例年に比べ、順調に水揚げは推移しており、魚を扱う各加工メーカーも順調だといえます。ただ、魚種によっては不漁な魚もあります。例えば、山陰で人気のハタハタは例年春先から安定してとれる魚ですが、今年は漁獲量が激減し、我々の地元でも食卓に並ぶ機会は極端に少なかったように思います。名産の紅ズワイガニに関しても昨年の9月〜本年6月末までの漁期で、1年間の漁獲枠に届かなかった漁船がほとんどという状況です(ちなみに自社船「吉丸」も今期は枠に届きませんでした)。相場も高値安定で推移し、紅ズワイガニを扱う加工メーカーは大打撃を受けています。

近年、温暖化や海水温の上昇など海の状況は確実に変化しています。イカやその他の回遊魚も獲れる時期や獲れる場所が変わってきていて、境港でも今年は獲れてもまた来年はどうなるかわからないといったような不安は常につきまとっています。そんな中でも、私たちは漁師さんが命懸けで獲ってくる、海からいただく恵みに感謝し、これからも良い商品をお届けできるよう日々努力していきたいと思います。

(福栄 前田 亮)
2018年『life』330号



イカ漁の様子

巻網水揚げの様子

  1. < 福栄
    イカ切り身
    ムラサキイカを使用、てんぷらや鉄板焼きなど
    いろんな料理の具材に。使いやすいバラ凍結の少量規格。
  2. < 福栄
    フライパンでいか竜田揚げ
    青森県産ムラサキイカをカットし、衣をつけました。
    フライパンに多めの油を入れ焼いてください。

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