素材の良さを生かしたお菓子作り

bio sweet’s capocapo菓歩菓歩は2000年1月に京都北部の豊かな自然に囲まれた和知の里で誕生しました。2005年７月、工房を新築移転。お客さまがお越しになった時にもくつろいでいただけるようにとカフェを併設いたしました。

菓歩菓歩のお菓子作りの基本は原材料との出会いから始まります。

それは例えば、地元近隣の農家さんで収穫された無農薬のブルーベリーや、和知産の栗など、高品質の素材が手に入るといったことです。朝に採れたものがそのまま工房直行で届くというこの上なく素晴らしい場所柄、さらに作り手の方の思いや笑顔も一緒に届けていただけることがとても嬉しいです。菓歩菓歩にお付き合いしてくださっている生産者の方々は物を作り育てることにとても強い意志と誇りと愛を持っておられる方ばかり。

常に生産物の栽培方法を研究開発されてますし、独自のノウハウを構築され前向きな取り組みをされています。そしてどんなに大変なときも笑顔でおられるので、私はいつも勇気までいただき本当に感謝しています。

これらの素晴らしい滋味豊かで貴重な素材と向き合う中で、この素材を自分は最大限に生かせることができるのだろうか…と、常に自分自身の技術力に対するプレッシャーを背負いながら製造開発しています（笑）。

素材の持ち味を壊さないようにするために余計な手を加えない、力は入れすぎない、潔いスピード感、そんなことを念頭に置きながら日々精進、日本料理にも近いところがあるような気がします。　

皆さまが思わず笑顔になり、幸せを感じていただける、心からおいしいと味わってもらえるお菓子作りを続けていければと思います。これからも菓歩菓歩をどうぞよろしくお願い致します。

（菓歩菓歩　石橋 香織＆スタッフ一同）