自分で漬ける楽しみも応援します

早速ですが道長から質問です。あなたにとって漬物とはどのようなものでしょうか?

漬物は古くから日本人の食と一緒にありました。各家庭にぬか床があって、自分やお隣からいただいた野菜を、自分で漬けて食卓に並べる。贅沢なおかずがなくても、ご飯とみそ汁、そして漬物さえあれば立派に一食を豊かにすることができました。野菜を保存食にしたり、ご飯をおいしく食べるために、漬物はいつも私たちの身近なものだったのです。

しかし現在の漬物の多くは、添加物に頼った調味液によって作られています。身体に良いというイメージとはかけ離れて、工業的に作られたものばかりになってしまいました。

道長では、添加物・化学調味料は一切使いません。契約農家さんが減農薬・有機栽培でつくった野菜を、昔ながらの製法で商品にしています。すごく当たり前のことをずっと大切にしていきます。

また、漬物は買って食べるだけでなく、自分で漬ける楽しみを知ってほしいと思っています。それぞれの家庭にぬか床があって、「お母さんの漬けたきゅうりはおいしいね」なんて家族に言われたり…。すごく素敵なことだと思いませんか？

そんな光景が広がっていくことが私たちの夢です。

（道長 石川 大介）