耕人舎 (和歌山県東牟婁(ひがしむろ)郡)
地に足着いた暮らしを目指して
「耕人舎」は、有機農業を通じて暮らしを足元から見つめ直そうと1973年に産声をあげました。
メンバーの変化はありましたが「地に足着いた暮らしから農作物をしっかりと見つめる」という姿勢は変えることなく今に至っています。
スタッフは、かつては安全な食べものを求める消費者として町で暮らしていた者ばかりなので、安全性には皆が強いこだわりを持っています。商品は梅や柚子の加工品が中心ですが、なお一層消費者の立場にたった製造を心掛けていきたいと思っています。
昨年の夏の台風被害から少しずつ復旧し、そんな中で実をつけた梅を使った梅エキスは生命力が詰まっています。
「人と自然」そして「人と人」の「絆」が薄らぎつつある今の時代、安全な食べものの生産を通じて、その「絆」が再びしっかりと甦っていく、そんな社会を夢見て、これから耕人舎の皆さん(右から二人目が原さん) もさまざまな活動に取り組んでいきたいと思っています。
(耕人舎 原 和男)