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滝尻わさび園

伊豆・天城の地で100年にわたって<br />
守り続けるわさび田
滝尻わさび園 静岡県伊豆市


滝尻わさび園は、静岡県伊豆半島のちょうど真ん中、「天城越え」や「浄蓮の滝」で有名な伊豆市湯ヶ島で生わさびの専業農家を営んでおります。ちなみに滝尻とは、「浄蓮の滝」のすぐ下に我が家があることから名付けられた屋号です。

我が家が、わさび農家を始めたのは、ちょうど100年ほど前。初代は、林業を営みながら、片道3時間かけて仁科峠付近まで歩いて行き、わさび栽培をはじめました。その後、家の近くに湧き水を見つけ、わさび田を開墾。本格的に栽培を始めた矢先、1958年の狩野川台風で、田は5mを残して消失。復旧までに約3年かかりました。その後も開墾を続け、現在は約90アールのわさび田を管理しております。

生わさびを栽培するために必要な条件は、①常に湧き水が豊富に流れていること。②わさびは暑さに弱く、夏でも冷涼の土地で、湧き水は一年通して水温が13℃前後と一定していること。

特に、水の質がわさびの質を決めます。天城山には、年間通して4,000mmを超える雨が降ります。山に蓄えられた雨水が、半島各地の豊富な湧き水となり、伊豆わさびを支えています。

わさび田を流れた湧き水は、最後は川に戻します。そのため、わさび栽培において農薬の使用は厳しく制限されており、我が家では農薬は一切使用せず、山に負担をかけない、わさび栽培を守っています。春には蝶が飛び交い、わさびの葉は穴だらけになります。けれども、自然の力に任せて手は加えず見守っています。

初代から引き継がれたわさび田を現在、4代目と5代目が引き継いでおります。現在97歳の祖母から5歳の息子まで、4世代7人で一つ屋根の下で暮らし、天城の自然のなかで、わさびと共に生活しております。

我が家のわさび漬けや茎漬けなどの加工品は、義母の義志子さんがはじめたもの。生わさびを収穫して出荷する際に派生する「茎わさび」や出荷できないものを使って、加工品も製造しております。元々は、取引関係の方々へ挨拶がわりにと作り始めたのがきっかけで、評判も良く、皆さまからのご要望もあって徐々に商品も増えてきました。「美味しいものを食べて喜んでもらいたい」との想いから始まったわさび加工品づくり。添加物や香辛料は一切使わず、原料もこだわって選別し、作っています。

春から夏の茎わさびは水分を多く含み、茎が固くなります。また、これから秋が深まっていくと、茎の成長もゆっくりになり、美味しくなってきます。これから旬を迎えるわさびをお楽しみください。

滝尻わさび園 浅田恵子
(滝尻わさび園 浅田恵子)
2021年『Life』440号



わさび田と浅田さん一家
(右)わさび田(左)浅田さん一家。 義志子さんは後列左から2人目。


  1. < 滝尻わさび園
    静岡の生わさび
    真妻生わさびは、甘みと辛味、爽やかな香りが格別です。
  2. < 滝尻わさび園
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