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今 利一(北海道富良野市)

ジャガイモの王様=男爵、無農薬で豊作を夢見て

昨年のジャガイモは散々だった、原因はいまだつかめてはいないが、つかむ気もしていない。これだから駄農たる由縁。しかし、実はこのジャガイモで、反当たり100俵を採ったことがある。それはそれは凄かった、と言ってもこれを読んでいる人にはどれほど凄いかは想像つかないと思う。

反当たり100俵というのは、100メートル×10メートルの面積で6トンの収穫ということ。その芋掘りの楽しいこと、楽しいこと。それが3反、すなわち30アール、合計18トン。有機のジャガイモ作りは簡単だ! これで俺も安泰、しめしめ! 本当にそう思った。しかし、それ以来、そんな夢のようなことには一度も遭遇したことはない。それどころか、収穫した1ヘクタール分を全部捨てたことがある。倉庫の中に入れた物が腐るのでそれを「選別し乾燥し」を、何度も何度も繰り返し3月まで全部捨てた。あの時はこれで農家も「終わりか」と思い巡らした。辛うじて乗りきった。その時以来、9月前の収穫はやめにすることにした。原因は直ぐに解った、ジャガイモの最大の病気「疫病」という病気にかかったことである。それについては、収穫を遅らせることで疫病の物を倉庫に入れることはなくなった。

ただし根本的には、疫病の抵抗性を持った品種を選ぶことだ。しかしジャガイモの王様「男爵」は疫病の抵抗性は全くない。もともと農薬をかけるものとして作られた品種。農薬をかけることで問題の解決を図ることができる、これが一般的。

つまり解決する方法はある。別な品種を選ぶこと、農薬をかけること。食べる人は「男爵」を欲しがる。ジャガイモの王様は男爵とされている。みなさんが欲しがる品種を農薬をかけずに栽培したい、採ったことがなければそんな夢は見ない。あの夢をもう一度! 今の所、農薬をかけずに通常普通栽培の半分の収量に甘んじているが、今に見ておれ。あの時のことを再現をして見せる、「この男爵で」! 孤軍奮闘の毎日。

(今 利一)

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