ヒカリ食品

(徳島県板野郡)


合成添加物不使用のソース作りの
パイオニア

 

 食品添加物が全盛期だった1964年、私たちは合成添加物不使用のソースを発売しました。その後、有機という言葉があまり知られていなかった1977年に、日本で初めて有機原料を使用したソースを発売。一貫して安全な原料にこだわり、本物に徹した食品作りを進めてきました。原料の野菜・果実は、多くを国内の契約農家から直接仕入れ、生産農家との顔の見える関係を大切にするとともに、自社農園でも有機農産物を栽培し、その難しさを実感しています。
 また3.11以後、私たちは、放射能検査にも早くから取り組んできました。4ベクレルを超える製品がでた場合は公表する予定でしたが、現在までそのような商品は出ておりません。今後も引き続き徹底した放射能検査を行っていきます。
 その他私たちは衛生管理や環境問題にも積極的に取り組んでいます。野菜くずなどは、自社の堆肥場で堆肥化したり、排水は工場前を流れる清流・吉野川の水よりもきれいに浄化したり、今後は太陽光発電にもさらに力を入れ、太陽電池容量を現在の13.6キロワットに加え、新たに173.7キロワット増やす予定です。
 商品では砂糖不使用で、有機ぶどう果汁を贅沢に85%使用した「オーガニックぶどうサイダー+レモン」を4月に発売しました。
 今後も、安心して食べてもらえて、環境にも優しい食品作りを通して社会に貢献できるよう努めてまいります。

(ヒカリ食品 島田 光雅)


ソース瓶ラベル貼り・たまねぎ畑収穫風景・島田さん

 

 

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