は や す け や

早助屋

 (新潟県佐渡市)


佐渡島伝統の味わいを守り続けたい


新潟県佐渡島の郷土食	冷やしてめんつゆや生醤油などで

 早助屋は、元々は魚屋の傍ら副業として「いごねり」を作っていましたが、1950年頃より本格的に作り始めました。佐渡島、真野湾にある小さな工場で、家族5人と従業員2名で、製造・配達をしております。いつの間にか役割分担が決まっており、配合のプロフェッショナル、煮る人、煮たいごねりを板に乗せる人、袋詰めをする人、シールをする人、外面のいい人(笑)等それぞれ得意分野があります。
 佐渡ではいご草が豊富に採れ、昔は各家庭で当たり前のように作られていました。いご草はホンダワラなど、岩場に生息する海藻に寄生して生えているもので、同じ佐渡でも地域によって質感等が変わってきます。そのため、品質を均等にするため毎回いご草を慎重に配合する必要があります。「いごねり」はいご草と水のみで作られる至極シンプルな食品の故、ごまかしがききません。

山内さん負債
 いごねりをお召し上がりの際は、ぜひよ〜〜く冷やして、お好みのタレ等でご賞味ください。初めての方へのおすすめはめんつゆです。これからも、佐渡島に古来伝わる伝統の「いごねり」を守り続けて行きます。どうぞ宜しくお願いいたします。

(早助屋 山内 三信)

 

 

 

 

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