キチンと食べる、キチンと暮らすをお届けしています。
1976年、私たちは、当時の「有機農業運動」と「食品公害追放の消費者運動」の高まりの中で大阪の地に生まれました。現在、約4万世帯の会員を抱え、関西各地域の21の配送センターから食品や生活用品を届けています。仕入・企画を業務とするセンター、物流・仕分けを業務とするセンター、各地域の配送センターで働く職員は合わせて数百名となります。この「関西よつ葉連絡会」で働くメンバーが4万世帯の消費者会員に、安全な食べもの・安心して使える生活用品を供給しています。
私たちは自前の農場と工場を持っています。供給を受けるだけの単なる消費者団体ではなく、自らも「生産」活動に参加することが目的です。「物」(食べもの)を作る苦労と喜びを体験し、そのことで農業の問題、世界の問題を考えるためです。
関西よつ葉連絡会は、生産・流通・消費を結びつけ、食べものをめぐる社会的仕組みを作り変えなければ安全な食べものを手に入れることはできないと考えます。そのために私たちは、社会の問題、経済の問題、そして政治の問題をも考え、国内だけでなく世界にも目を向け、世界の人々と協同して活動していきます。
よつ葉のガイドブック
企画・仕入れ・物流部門
よつ葉憲章
1.私たちは食は自然の恵み・人も自然の一部という価値観に重きを置き、自然との関わりを
大切にする、安心して暮らせる社会を求め、その実現にむけて行動します。
2.私たちはモノよりも人にこだわります。バラバラにされた生産・流通・消費のつながりを
とりもどし、そして人と人とのつながりを作り直します。
3.私たちは食生活の見直しを通じて、世界の人々の生活を考え、共に生きる道をめざします。
4.私たちは目先のとりあえずの解決より、根本的な未来に向けた暮らしの創造をめざします。
5.私たちは志を同じくする団体や個人との協同を、小異を超えて追求します。