「さよなら原発関西アクション」に参加しました
東日本大震災と福島第一原発事故から5年をすぎましたが、いまだ収束のめどすらたたず、広い範囲で「放射線管理区域」レベルの汚染が続いています。にもかかわらず国は、福島の人々に帰還と被ばくを強要する政策を押し付けています。
関西では、1月29日に高浜原発3号機の再稼働が強行され2月26日に営業運転を開始、その26日に続く4号機も再稼働されましたがトラブルで停止するという状況になっていました。それに対して3月9日、大津地裁は3号機・4号機の運転停止を命じる仮処分を決定しました。この決定を、多くの反対の声を無視して原発推進を強行する流れを反転させるきっかけにしたいものです。
そうしたなかで3月12日(土)、京都の円山公園で「バイバイ原発3.12きょうと」が、3月13日(日)、大阪市中央公会堂で「さよなら原発関西アクション」が開かれました。よつ葉も関連団体の仲間とともに参加し、ただちに脱原発を決定し、再生可能エネルギーへ転換するよう訴えてきました。これからも、国と電力会社に原発を断念させるため、ともに行動しましょう。
(2016年3月 関西よつ葉連絡会)
「さよなら原発全国集会in京都」に参加
9月6日、原発の再稼働に反対する集会が京都市の梅小路公園で開かれ、よつ葉からも参加してきました。雨にもかかわらず約5500人(主催者発表)が集まりました。
私たちの地元関西でも、関西電力が、福井地裁による高浜原発運転差し止め仮処分決定を無視して再稼働の準備を進めています。さらに大きく「再稼働反対」の声を上げていきましょう。
「当面、川内原発の再稼働を認めない、高浜原発、伊方原発の再稼働を許さない運動に最大限の力を注いで行こうではありませんか。各種世論調査では再稼働に反対する声がいずれも6割を超えています。すべての原発の廃炉を求めて、さらに大きなうねりを創り出していきましょう」(集会アピールより)
(2015年9月7日 関西よつ葉連絡会)
「さよなら原発関西」に参加
福島第一原発事故からまもなく4年を迎える3月8日(日)、「さよなら原発関西アクション」が大阪市立北区民センターと扇町公園で開かれました。会場には、個人、市民団体、労働組合など3500名(主催者発表)が参集されました。
よつ葉も、職員をはじめ、会員さんや関連団体の仲間など約100人で参加しました。扇町公園での集会ののち、天神橋筋六丁目を経由して中崎町までのデモコースを元気に行進してきました。
2月には、原子力規制委員会が関西電力高浜原発3・4号機について、新規制基準に「適合」しているとする「審査書」を決定しました。福島第一原発の事故を教訓とする姿勢はまったくみられません。
また、関西電力は、原発への依存度が高かったがゆえに招いた経営難を、電力料金の再値上げでわたしたちに負担を強いることでのりきろうとしています。だまって受け入れられる話ではありません。
これからも、これまで以上に「再稼働反対」の大きな声を上げていきましょう。
(2015年3月9日 関西よつ葉連絡会)
「ストップ川内原発再稼働!! 1.25全国集会」に参加
1月25日に鹿児島市内の天文館公園で開催された「ストップ川内原発再稼働! 1・25全国集会」に参加してきました。全国から川内原発再稼働反対の意思を表明するために結集した参加者は、主催者発表で3000人におよびました。
よつ葉からは、昨年9月に取り組んだ「川内原発再稼働反対キャラバン」を代表し、3人+ジュゴン(へのこ)で「再稼働反対!」の声を上げ、行進して参りました。
川内原発再稼働にむけての地元同意の手続きは完了してしまいましたが、いちき串木野市や日置市は再稼働前に必要な地元同意の範囲に、それぞれの市を含めるよう求める意見書を可決し、姶良市では再稼働に反対し、廃炉まで求める意見書を大差で可決しました。
2016年には電力自由化で、電力会社を選ぶことができるようになります。 まだまだあきらめることなく、全国の仲間と再稼働反対の声を上げていきましょう!!
(2015年1月 川内原発再稼働反対キャラバン代表団)
川内原発再稼働反対キャラバン収支報告
今回のキャラバンには、多くのみなさまのご支援とご協力をいただきました。ありがとうございました。以下のとおり収支報告をいたします。
『よつばつうしん』11月号1面にキャラバン報告を掲載します。あわせてお読みください。(なお『よつばつうしん』出稿の時点では、不足分の金額が確定できていませんでしたが、下記※印に記載のとおりです)
(2014年10月24日 キャラバン実行委員会)
キャラバン走行距離 2260.3㎞(往路陸路のみ)
キャラバン延参加者 73名(出発、反対集会参加者は除く)
キャラバン延参加車輛台数 22台
カンパ、協力金 金155万8300円
支出 金160万776円
※不足分4万2476円については実行委員会メンバーで集めて処理しました。
(内訳)
車輛修繕費 78万8千円(拡声器購入費、看板制作費、整備費)
旅費交通費 59万3879円(高速料金、フェリー代金、宿泊費、食費等)
事務消耗品 4万1170円(電池、ノボリ、ゼッケン等)
燃料費 11万2071円(ガソリン、軽油)
地代家賃 2万7020円(コイン駐車場料金)
会議費 3万8636円(交流会参加費、交流会会場費等)
ストップ川内原発再稼働!9.28全国集会に参加しました
9月28日に鹿児島市内の天文館公園で開催された「川内原発再稼働反対全国集会」に参加してきました。全国から川内原発再稼働反対の意思を表明するために結集した参加者は、主催者発表で7500人におよびました。
この集会に向けてよつ葉で取り組んだ「川内原発再稼働反対キャラバン」は、9月19日に関西電力前を出発後、島根→上関→伊方→玄海の各地を経て、全国集会の前日に薩摩川内市に入り、「川内原発再稼働阻止・全国相談会」に参加したのち、翌日の全国集会に合流しました。
よつ葉からは、キャラバン参加者以外に前日の薩摩川内市で3人が合流、集会当日に11人が合流して、総勢17人とジュゴン(へのこ)が集会とデモに参加しました。この日の鹿児島は、真夏のような暑さでしたが、デモ解散地点の鹿児島中央駅まで元気よく行進してきました。
集会前日の27日には御嶽山で噴火があり、多くの方が亡くなられましたが、鹿児島でも桜島が26日から活発な噴火活動を続けており、集会当日の市内でも車のボンネットに火山灰が積もっている光景が見られました。福島の経験を経てなお、この列島で原発を稼働させようというのは暴挙としかいいようがありません。これからも力を合わせて再稼働に反対していきましょう。
なお、「川内原発再稼働反対キャラバン」につきましては、多くの賛同とご協力をいただきました。あらためてお礼申し上げます。
※今回の「川内原発再稼働反対キャラバン」取り組みの意義、全体にわたっての報告と総括は、『よつばつうしん』11月号1面に掲載します。
(2014年9月 関西よつ葉連絡会)
向原祥隆さん
(反原発・かごしまネット事務局長)のあいさつ
山戸孝さん(上関原発を建てさせない
祝島島民の会・左から二人目)とも合流
全国から7500人(主催者発表)
よつ葉からは17人+ジュゴン1匹が参加
よつ葉とお付き合いのある「エコネットみなまた」
「佐伊津有機農研」の人たちとともにデモ行進
川内原発再稼働反対キャラバンが出発しました
多くのみなさんに賛同、カンパ、励ましの声をいただいた「川内原発再稼働反対キャラバン」は、9月19日、関西電力前の「金曜行動」に参加されたみなさんに見送られて大阪を後にしました。島根・上関・伊方・玄海・川内の各地で原発反対運動に取り組んでいる人たちと交流し、ともに情宣をしながら、9月28日に「ストップ川内原発再稼働! 9.28全国集会」が開催される鹿児島に向かいます。ご支援ありがとうございます。
(2014年9月20日)
多くの人に見送られてキャラバンが出発
川内原発再稼働に反対する緊急署名へのご協力ありがとうございました
緊急の呼びかけにもかかわらず、多くのご協力をいただき、ありがとうございました。よつ葉全体の総計は、4924枚・13760筆となりました。福島第一原発事故の収束のめどさえたたないなかでの再稼働の企てに対する、会員のみなさんの抗議の意思が込められた署名を、9月3日、川内原発の地元鹿児島へ発送しました。
署名集約先の「ストップ再稼働!3.11鹿児島集会実行委員会」からは、9月9日、鹿児島県議会開会の日に、よつ葉以外から集まっている約12万筆とともに鹿児島県知事に署名を提出するとの連絡がありましたので、報告いたします。
また、川内原発再稼働反対キャラバンへの参加と、賛同金カンパを呼びかけるチラシを9月8日からの週に配布しています。キャラバンへのご協力もよろしくお願いいたします。
(2014年9月 関西よつ葉連絡会)
「さよなら原発3.9関西行動」に参加
2011年3月11日から3年目を迎える3月9日(日)、「さよなら原発3.9関西行動」が大阪市立北区民センターと扇町公園で開かれ、全体で7000人が結集しました。よつ葉も、会員さんや関連団体の仲間とともに約100人で参加しました。昨年は雨に降られましたが、今年は天気にも恵まれ、Aコースのデモの終着点、大阪市役所前まで元気に行進してきました。
「あの目から3年。しかし福島原発事故は終わっていません。放射能汚染により、いまだに、14万人以上の人々が、住み慣れた家と大切な故郷を追われて暮しています。そのうち2万9千人が劣化の進む仮設住宅で寝起きしているのです。長引く避難生活の苦しみの中で亡くなった「震災関連死」は、1600人を超えました。そして、多くの人々が「放射線管理区域」レベルの汚染地での生活を強いられています。小児甲状腺がんなど健康被害も続出しています。…(中略)…この愚かな原発時代を終わらせましょう。それは私たちの責任です。福島原発事故で被害を受けた人々、被ばくした人々への責任、世界中の人々への責任、そして、子どもたち、未来の世代への責任なのです。(「集会決議」より)
(2014年3月10日 関西よつ葉連絡会)
祝島にハンカチ・メッセージを送りました
「上関原発。祝島島民の会から緊急アクションの呼びかけ」に応えて、よつ葉の職員で運営している研修部会から祝島にハンカチ・メッセージを送りました。現在、現地では上関原発にかかる漁業補償金をめぐり、山口県漁協が祝島の漁業者の意思を無視し、受け取りを強要しようとしています。福島原発事故により海が汚染され続けているなか、なぜ漁協が新規の原発建設計画推進に加担しようとするのでしょうか? 山口県漁協は海をカネで売らないでください。私たちは、上関原発建設に反対し、海を守ろうとする祝島島民を支持します。
(2013年12月14日 関西よつ葉連絡会研修部会)
「12.1 NONUKES えひめ」開催される
「福島を忘れない! 伊方を稼働させない!」の思いを胸に、全国から、そして海外からの参加者も含めて8300人が松山市城山公園に結集し、「12.1 NO NUKES えひめ」が開かれました。強い雨にもかかわらず、帰る人は少なく、最後まで元気にデモ行進が行われました。原子力規制委員会の更田豊志氏は10月に伊方原発を調査し、再稼働の「先頭集団にいる」とコメントしています。今回の集会は、こうした推進の流れをとめるために広範な人々が連帯していることを示しました。すべての原発の再稼働を許さず、廃炉にむけて手を取り合っていきましょう。
(2013年12月 連絡会事務局・下村)
10月13日(日)原発ゼロ・統一行動に参加して
2013年10月13日に東京の日比谷公園での原発ゼロ・統一行動に参加してきました。当日は日差しもきつく暑い日でしたが、会場には全国から集まった4万人もの人で溢れかえり熱気に満ちた雰囲気でした。福島第一原発の事故以降、政府が作った原発の安全神話は崩壊し全国各地で反原発の動きが広まりました。しかし、時間の経過とともに政府の「再稼働」や「海外輸出」の動きに押されているんじゃないかと感じていました。でも会場に集まった人の数や雰囲気を感じるとこれだけ反対している人がいるんだと、勇気が湧いてきます。
福島第一原発の事故後、今も続いている汚染水の漏洩問題。そして全ての原発から出ている核のゴミ問題。安倍首相や政府の人たちは何か解決策でも見つけたのでしょうか? 何もないと思います。なのに汚染水はコントロールされているとオリンピック招致のために嘘をつき、金儲けのために原発を海外に売り込もうとしている。何かあった時に誰が責任をとるのでしょうか? 福島第一原発の事故の責任も誰も取ろうとしないのに…。
(府南産直センター 久米公介)
原発ゼロを「永遠に」9.14再稼働反対集会
2013年9月14日、東京都の亀戸中央公園で「再稼働反対!9・14さようなら原発大集会」が開かれ、よつ葉からも参加しました。翌日の15日に、全国で唯一稼働中の大飯原発4号機(福井県おおい町)が定期検査に入るのを前に、原発ゼロがそのまま続くことを願う市民や団体9000人(主催者発表)が集まりました。
主催者のひとり大江健三郎さんは、安倍晋三首相が9月7日、東京五輪の招致演説で福島第一原発の汚染水の問題を「コントロールされている」と述べたことをうけ、「首相のウソが日本の評価にどう跳ね返ってくるか、それを引き受けていくのも次の世代に生きる人間。そのことを考え続けないといけない」と訴えました。
『よつばつうしん』10月号に寄稿をしていただいた小山英之さん(美浜の会)によると、この問題について10月2日に国際署名を提出し、政府交渉も行う予定になっているとのことです。私たちも注視していきましょう。
(2013年9月 連絡会事務局・下村)
再稼働に反対し、9000人が参加
よつ葉とお付き合いのある常総生協のブース
大江健三郎さんから発言
左から鎌田慧さん、大江健三郎さん、
落合恵子さん
福島訪問団報告(2013.6.28~30)
震災から2年以上が経った福島の現状を見に行く。研修部会で話が持ち上がり、6/28~30に福島を訪問してきました。今回は伊達市、飯舘村、相馬市、南相馬市小高区(福島第一原発20km圏内)、福島市を回ってきました。
移動中、持っていった線量計は警報音を鳴らし続けていました。目に見えなくても、ここには放射能が存在していました。しかし、福島の人たちの服装は大阪と変わりません。マスクもしていません。今もたくさんの人が、身の回りに放射能がある場所で生活しています。このことを考えると今でも気持ちの整理がつきません。
相馬市の「報徳庵」で話を聞いた「はらがま朝市」の高橋さんは、今の福島で前を向いて生きている人でした。加工場を立ち上げ、全国から材料を集めて、ここから相馬市の新しい名産を出し、新たな雇用の場を作ろうとしています。報徳庵には活気がありました。
震災から3年目を迎えて、変わらない場所がある一方で、前に向かって動き始めた人たちがいます。小高区を案内してくれた久米さんは別れるときに私たちに言いました。「帰ったら、ここで見たこと、聞いたことを周りの人たちに話してください。語り部になってください」
配達のとき、会員さんと話し合っています。話しながら、今も悩み続けています。でも、福島の人たちと話しているときから「決して風化させてはいけない」と思いました。今回出会った人たちはいい人たちでした。会えばきっと皆さんも好きになると思います。悩んでいた私に「私たちはどこかでつながっている。今ここで一生懸命生きることが福島の人たちのためになるんよ」と話してくれた人がいました。今の私にできることは話すことだと思いました。だから、これからも福島のこと話し続けていきたいと思います。
(2013年7月 大阪産直 立野)
再稼働1年「大飯を止めろ」現地集会に参加(6/30)
2012年7月1日の運転再開から1年をむかえた大飯原発3,4号機。その停止と、全原発の廃炉を訴えて「福井から未来へ!原発のない世界を!6/29~30全国集会」が開かれました。「再稼働阻止全国ネットワーク」の呼びかけに応え、全国から450人が参加しました。よつ葉連絡会からも30日の全国集会に有志で参加しました。「関西よつ葉連絡会」ののぼりを見て、声をかけてくれるよつ葉の会員さんもいらっしゃいました。
しかし、3日後の7月3日、原子力規制委員会は大飯原発3,4号機の稼働継続を決定しました。敷地内を通る破砕帯が活断層である可能性を指摘されたままであるだけでなく、防潮堤も免震重要棟もできていないままの、全く不当な稼働容認です。これからも即時停止を求める声をあげ続けましょう。
(2013年7月 連絡会事務局・下村)
全国集会での鎌田慧さんの講演
大島公民館を出発するデモ隊
大飯原発ゲート前で申し入れ書を手渡す
「緊急!伊方集会!」に参加(6/23・24)
2013年6月23日(日)・24日(月)、愛媛県で「緊急!伊方集会!」が開かれました。7月には原発の新規制基準が施行され、施行されるとすぐに電力各社から再稼働申請が出されると予想されます。申請を受けた原子力規制委員会の審査期間は、約半年だと言われています。23日の討論集会では、この半年間に、現地と全国がどう力を合わせて闘うか、7時間にわたって熱心に議論されました。翌24日には、伊方原発現地行動、伊方町・愛媛県庁への要請、松山市内での街頭宣伝を行いました。
伊方原発の10kmにも満たない沖合には、中央構造線の巨大な活断層が走っています。しかも、日本で唯一内海(瀬戸内海)に面する原発です。ところが、この伊方原発が、もっとも早く再稼働される恐れがあると言われているのです。原子力規制委員会が四国電力の再稼働申請を認めないよう、関西からも働きかけを続けましょう。
(2013年6月 連絡会事務局・下村)
全国から80人が参加
「原発さよなら四国ネット」の
近藤誠さんによる基調報告
たんぽぽ舎・柳田真さんから
今後の 運動方針について提起
伊方原発現地で四国電力へ申し入れ