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3月11日「バイバイ原発3.11きょうと」に参加しました。
あの東日本大震災から12年になるこの日、京都は円山公園で「バイバイ原発3.11きょうと」がありました。
集会には1200人もの参加者があり、円山公園音楽堂は多くの参加者で埋まりました。
大島堅一龍谷大学教授(環境経済学・環境政策学)からは原発政策の行き詰まりやあまり聞かれない背景や裏話の紹介がありました。
震災以降に義務感から原発労働者になった方からは実体験のお話しがありました。白血病になり、訴訟を起こしているということでした。
原発賠償京都訴訟団からも震災避難当時の話や裁判の現状について話がありました。
現在、原発事故関連では多くの訴訟が進行しています。希望を持てる結果もありますが、多くの訴訟が信じられないような言い逃れで、原告の声に耳を傾けないようなひどいものばかりです。
海洋汚染水の放出の問題も東北の水産業者にとってみれば、なりわいを左右する問題でよつ葉の生産者にも影響がある生産者がいます。
また同時に福島イノベーションコースト構想という計画も進んでいます。原発事故で人が住めなくなった町にAIロボットなどの技術開発拠点をつくるという計画です。
本来ならば、被災者や被災地住民に使われるべき震災復興予算も国策である技術開発にも使われているということです。
晴天にも恵まれ、梅の咲く気持ちのいい季節。賑わった街を元気にパレードし、着物姿の観光客なども混じった多くの人たちにもアピールすることができました。
岸田政権が原発政策への舵を切りました。今後もこのような集会に参加して、よつ葉としても反対していきたいと思います。

集会会場「円山公園音楽堂」

四条大橋を渡る

河原町御池交差点にて
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12月4日「老朽原発うごかすな! 関電包囲全国集会」に参加しました
12月4日「老朽原発うごかすな! 関電包囲全国集会」に参加しました。当日は900人もの参加者がありました。通常はうつぼ公園で集会・アピールをしてから御堂筋を行進しますが、今回は関電前に集まり、アピールをしてうつぼ公園まで歩き、いつものように御堂筋を行進しました。
主催者挨拶で福井県小浜市の僧侶、中嶌哲演さんは首都圏や関西への電力供給のために福島や若狭に原発が押しつけられた理不尽さや福井の避難計画のずさんさ、また老朽原発の危険性を訴えました。
井戸謙一さんからは大阪地裁での「美浜3号機運転差し止め仮処分」裁判の決定が2カ月も遅れて出されたことと原発情勢への影響や12月1日の「関電幹部の金品受領」「不正・不適切な発注」「役員報酬減額分・追加納税分分の補填」のすべてを嫌疑不十分で不起訴としたことなどの裁判にまつわる関電の横暴さを紹介し、その後は老朽原発立地住民からの熱いアピールが続きました。
難波までのデモで老朽原発の危険性、岸田内閣の原子力政策の危険性などを市民、通行人に訴えました。岸田政権の原子力政策に端を発して、しばらくは全国各地で動きがあると思われます。関西よつ葉連絡会では引き続き注視し、集会などの参加をしていきますので、ご参加、ご協力をよろしくお願いします。

関電前でスピーチする井戸さん

うつぼ公園を出発
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「原発・核燃からの撤退を! 2022関西集会」に参加しました
11月26日(土)「原発・核燃からの撤退を! 2022関西集会」に参加しました。まず最初にウクライナ出身のカテリーナさんからウクライナの民族楽器バンドゥーラの演奏がありました。カテリーナさんは在日して17年。この度のウクライナ侵攻でお母さんも日本に避難しました。それでも親類はウクライナに残っており、常に安否を心配していることに触れ、日本でもなじみのある『翼をください』や童謡『故郷』の歌を披露しました。
守田敏也さんからは使用済み核燃料プールの危険性についての話がありました。「リラッキング」という使用済み核燃料ラックの幅を狭め、プール容量を増やす工事です。このリラッキングは高熱で核分裂の可能性もあるために間隔を空けて設計されたものを狭めるもので、事故が起こったときの被害の拡大を誘発するものになります。内閣府原子力政策の危機感の希薄さを改めて知る報告でした。
フリージャーナリストの鎌田 慧さんからは高速増殖炉もんじゅや六ケ所の核燃サイクル基地建設が始まったときの話や再処理工場の危険性の話がありました。岸田首相の新たな原発方針には核燃料サイクルも視野に入っています。その危険性を改めて知ることができました。福井県の中嶌哲演さんからは12月4日の「老朽原発うごかすな! 関電包囲全国集会」への呼びかけがありました。高速増殖炉もんじゅも止めることができたことを励みにし、老朽原発・核燃料サイクル計画を止めましょうとアピールされました。12月4日は関西よつ葉連絡会も参加しますので、ぜひ一緒に反原発の声を拡げていきましょう!

守田敏也さんのスライドを使った講演
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「全国オーガニック給食フォーラム」に参加しました。
10月26日「全国オーガニック給食フォーラム」にオンラインで参加しました。有機の食材を学校給食で使うことで、農家が支えられて持続可能な有機農業が地域に根付いていく実例が日本でも拡がりつつあります。また有機野菜を学校給食で使用していくことは子どもたちの食育にとっても重要な意味を持つことが言われています。
第1部ではフランスや韓国の有機学校給食の拡がりの話がありました。韓国の学校給食の食中毒事件から危機感を覚えた消費者とWTOでの韓国米市場の開放を迫られるなかの農民との同時的な運動拡がりがあったことはとても印象に残りました。日本からは農水省・文科省からの報告がありました。農水省からは「みどりの食料システム戦略」の中での有機学校給食の可能性について触れ、文科省からは生産者と給食センターとのつなぎ役をどのようにするか、という課題の提示がありました。
第2部ではJA常陸の組合長の秋山さんやいすみ市職員の鮫田さんから地域の有機農業や有機給食がどのように拡がったか、などの報告がありました。鮫田さんは有機農家と慣行農家という対立軸を作らない。地域社会の転換を目指すのだから、だれもが無理なくできるところから転換していくことを目指したと言います。そうした柔軟な視点がたくさんの市民と事業者、農家を一体にして、緩やかにつながる活動として身を結んだようです。「学校給食地産地消食育コーディネーター」の杉本さんからは給食は教育。給食は五感を育てる。有機野菜の魅力、地産地消の魅力を伝えるのは調理師。調理師の意識によって変わっていくというような話がありました。
日本のみならず、世界に拡がる有機給食の活動の実例を知ることはとても学びになりました。地域それぞれの特質にあった学校給食のあり方があると言います。自らの地からどのような展開を考えられるか、とても参考になる機会になりました。
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老朽原発うごかすな! 現地全国集会
原発は科学技術で制御できる装置でないことを、発生後11年を経た福島原発事故が大きな犠牲の上に伝えています。また一方で、ウクライナ紛争ではヨーロッパ最大の原発・ザポリージャ原発やチョルノービリ原発が攻撃・占領され、戦争になれば、原発は格好の攻撃目標になることが実証されました。
夏の電力需給ひっ迫を口実に大飯原発は今月下旬の再稼働予定を15日に敢行し、美浜原発も10月20日に予定していた再稼働を8月12日に前倒しすると発表しました。関西よつ葉連絡会では7月15(金)に現地集会「大飯原発再稼働を許さない! 緊急行動」、7月24日(日)の「老朽原発・美浜3号うごかすな!現地全国集会」に参加しました。
暑い日になりましたが、美浜集会には300人もの人が集まり、町内を練り歩き声を張り上げアピールし、美浜町関電原子力事業本部へ「申し入れ書」の提出を行いました。町役場から関電原子力事業本部までの行進には町民の方からも手を振ったり、ガッツポーズをする姿が見られました。今後も引き続き、協力し参加していきたいと思います。
7月15日「大飯原発再稼働を許さない! 緊急行動」
7月24日美浜町関電原子力事業本部前にてアピール
7月24日美浜町議会議員の河本猛さんの関電前でのアピール
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署名へのご協力ありがとうございました
「原発賠償京都訴訟~公正な判決を求める署名」を5月31日の第三次集約に合わせて提出しました。今回は会員さんやよつ葉職員などから2892筆の署名が集まりました。
たくさんのご協力をありがとうございました。
この署名を呼びかけている原発賠償京都原告団は2013年9月に福島などから京都に避難した33世帯99人の方が国と東京電力に対して損害賠償を求め、京都地方裁判所に提訴したことから始まっています。全国でも同様の裁判が行われています。
裁判での要望は
1. 国に法定被爆限度(年間1ミリシーベルト)を遵守させ、少なくともその法定被爆限度を超える放射能汚染地域の住民について「避難の権利」を認めさせること。
2. 原発事故を起こした東京電力と国の加害責任を明らかにすること。
3. 原発事故によって元の生活を奪われたことに伴う損害を東京電力と国に賠償させること。
4. 子どもはもちろん、原発事故被災者全員に対する放射能検診、医療保障、住宅提供、雇用対策などの恒久対策を国と東京電力に実施させること。
(「原発賠償訴訟・京都原告団を支援する会ブログ」より抜粋)
http://fukushimakyoto.namaste.jp/shien_kyoto/index.html
関西よつ葉連絡会では原発事故以前より反原発の活動に参加し、発信してきました。今後も諸団体と協力していきたいと思いますので、ご協力をよろしくお願いします。
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5.29「原発のない明日をー老朽原発このまま廃炉! 大集会inおおさか」
6月23日に再稼働した老朽原発・美浜3号機はテロ対策施設の設置期限に間に合わなかったために現在、稼働が止まっています。テロ対策施設の完成は早くとも2023年初夏ごろと言われています。ただし、完成しても停止に追い込まれる可能性が大きいと言われています。それは関電が「使用済み核燃料の県外中間貯蔵地を2023年までに探さなければ停止する」と明言しているからです。貯蔵施設候補地を見つけることは、至難だと言われています。その状況を見て、「老朽原発うごかすな!実行委員会」は「5.29原発のない明日をー老朽老朽原発このまま廃炉!大集会 in おおさか」を主催。よつ葉各所職員が参加してきました。
集会は福井県中嶋哲演さん(オール福井反原発連絡会/明通寺住職)さんや「美浜3号機運転差し止め仮処分」を大阪地裁に申し立てた井戸謙一弁護士などのリレーアピールがありました。
当日は2100人もの人が集まりました。中嶋哲演さんからはウクライナ侵攻により、原発の恐ろしさが広まり、再稼働の反対の世論も絶対過半数を超えているという発言もありました。今回の結集はそのような世論の高まりを象徴しているようでした。 (関西よつ葉連絡会)
集会開催前の反原発ライヴ
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署名へのご協力ありがとうございました。
「北陸新幹線京都延伸計画白紙撤回を求めます」署名を4月30日の第一次集約に合わせて提出しました。今回は会員さんなどから3584筆の署名が集まりました。
たくさんのご協力ありがとうございました。
北陸新幹線京都延伸計画は長いトンネルが京都市を縦断します。これ以上、速度を追求した新幹線延伸がそもそも必要なのか、という疑問もあります。建設費の見込みは2兆1千億円にものぼり、採算性も不明瞭です。一方で地盤沈下やヒ素含有残土、盛土による土石流災害のリスク増大、盛土による景観や水質の悪化が懸念としてあります。京都には豆腐やお酒など水に恵まれた地域ならではの食文化があります。引き続き注目し、本紙などでもお伝えしていきますので、今後ともご協力のほどよろしくお願いします。
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バナナ生産者への台風災害支援協力金、使途のご報告
昨年9月にあった台風によりよつ葉のバナナでおなじみのホムトンバナナ生産組合が被害を受け、会員さんなどに呼びかけていた災害支援などのカンパの残金100万円を昨年10月に送らせていただきました。
その用途について報告させていただきます。バナナ生産者、組合などと協議し、「農民会として日本側の支援は言葉にならないほど嬉しい、これからもホムトンバナナをつくり続けたい」という言葉をいただきました。支援基準を設け、条件を満たした圃場には、圃場準備費用として、一圃場に一律2000バーツ(約6600円程度)、また被害を受けた圃場の生育ステージ別に、被害本数に応じて支援を行いましたとお礼とともに届きました。
多大なるカンパのご支援ありがとうございました。気候変動の影響で、大規模な自然災害が増え、生産者が被災する可能性も高くなっています。その都度、カンパのお願いや情報発信をさせていただきますので、今後ともご支援のほどよろしくお願いします。
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コロナ禍の困窮支援を協力して行っています

*茨木市にあるよつ葉ビル4F(茨木市稲葉町4-5)では「フードパントリー茨木」への協力として「フードパントリ-BOX」を設置し物資を集めています。フードパントリーとは、誰もが食に困ったときに無償で食の支援が受けられるという活動です。集まった物資は、毎月第2日曜日に開催されている「フードパントリー茨木」で他の支援物資と一緒に配布されます。提供できる食品や生活用品などがあればぜひ、お持ちください。
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「ウクライナに平和を!」集会に参加しました。
3月9日に「ロシア軍は即時撤退を!~ウクライナに平和を~3.9おおさか総がかり緊急集会とパレード」に参加しました。緊急の呼びかけに関わらず、平日の夜の集会には1000人近くのひとが中之島公園に集まり、デモ行進をしました。その後も12日には京都市役所前、16日にはロシア大阪領事館前で抗議行動があり、参加しました。
ウクライナでは多くの死者が出ています。ロシア軍はウクライナにある原発を攻撃し、緊迫した状況は続いています。先日の反原発集会でもロシアの原発攻撃にも触れていました。
信じられないことに日本でも戦争抑止のための核利用の議論が出てきています。
東日本大震災の原発事故も大きな被害となり、問題は山積みのまま放置されているような状態です。原発の恐ろしさを体験している日本だからこそ、強く抗議していかなければなりません。
ロシアでもたくさんの抗議の声が上がってはいますが、厳しい弾圧にさらされています。このような集会が各国で広まっていき、世界中で反戦の気運が盛りあがってほしいと切に願っています。
3.9 中之島公園女神像前にて
3.12 京都市役所前にて
3.16 ロシア大阪領事館前にてキャンドルデモ
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「北陸新幹線京都延伸計画」関連の講演会に参加しました
会員の皆さんにも署名をお願いしている北陸新幹線京都延伸計画関連の講座『京の暮らしと文化を支える水環境』が京都は哲学の道にある名刹、法然院で開かれました。
まずは谷口正人さん(総合地球環境学研究所)から「京都盆地の地下水-人と社会と自然をつなぐ水の恵み」と題した講演がありました。地下水の循環や資源としての地下水、また京都盆地の地下水について話がありました。
現在、水資源管理は行政としては環境省(自然保護)・経済産業省(エネルギー推進)・国交省(水利権・農業用水)と管轄が別れています。そのため水資源を守るために包括的・相互作用的な地域に根差した活動が求められているというお話しでした。
休憩をはさんで、『よつばつうしん』今月号(3面の「いりあい知」)にも執筆してくださっている長野宇規さんと谷口さんとの対談「市民として地下水をどう守るのか」がありました。新幹線建設が京都盆地に及ぼす影響や地下水の利用状況など、地域の情報を共有することによって関心から行政を動かす活動をしていこうと呼びかけました。
新幹線延伸計画は京都中心部の地下をトンネルによって縦断します。京都の水質が変化することも懸念され、京都の食の中心である豆腐・酒などに影響がでることも考えられます。地盤沈下の問題や掘ることによって森林を伐採し、景観も損なわれます。
署名の締め切りは4月30日になっています。ご協力のほど、よろしくお願いします。
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『第10回さようなら原発1000人集会 原発のない明日をつくる!』に参加
関西よつ葉連絡会も呼びかけ団体として参加している標記の集会が12月26日(日)に開催されました。法政大学名誉教授の田中優子さんからは『江戸から見る現代社会』と題し、江戸文化が限りある資源のなかで、海外からの情報の輸入と知恵によって資源の循環をし、つくられたことを紹介しました。原発が持続可能なものではなく、また環境負担のある資本経済からの価値の転換期を迎えるなか、社会がしっかりとした方向性をもつことで、豊かな暮らしが見えてくると話されました。
美浜町議会議員の松下照幸さんからは美浜町に住むなかでの活動から地域内循環によって原発からの交付金に頼らない仕組みづくりの実践を話されました。
危険なエネルギーに頼るのではなく、工夫してエネルギーを循環していく地域をつくることが「原発のない明日をつくる」ことにつながると再確認した集会になりました。
(2021年12月 関西よつ葉連絡会)
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12・5「老朽原発このまま廃炉!大集会 in おおさか」に
6月23日に再稼働した老朽原発・美浜3号機はテロ対策施設の設置期限に間に合わなかったために現在、稼働が止まっています。テロ対策施設の完成は早くとも2023年初夏ごろと言われています。ただし、完成しても停止に追い込まれる可能性が大きいと言われています。それは関電が「使用済み核燃料の県外中間貯蔵地を2023年までに探さなければ停止する」と明言しているからです。貯蔵施設候補地を見つけることは、至難だと言われています。その状況を見て、「老朽原発うごかすな!実行委員会」は「老朽原発このまま廃炉!大集会 in おおさか」を主催。よつば各所職員が参加してきました。
集会は福井県中嶋哲演さん(オール福井反原発連絡会/明通寺住職)さんや「美浜3号機運転差し止め仮処分」を大阪地裁に申し立てた井戸謙一弁護士などのリレーアピールがありました。
冬の初めの清々しい天気のおかげもあり、当日は1600人もの人が集まり、6月の集会よりも300人ほど多く、元気な行進になりました。今後も、参加し状況を見守っていきたいと思います。
(2021年12月 関西よつ葉連絡会)
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「種苗における遺伝子操作の表示を求める署名」を提出しました
11月30日の第二次集約に合わせて「種苗における遺伝子操作の表示を求める署名」の提出をしました。今回は各配送センターの会員さんなどから362筆の署名が集まりました。夏に行った第一集約と合わせると9921筆にもなります。ご協力ありがとうございました。
政府は持続可能な食料システムの構築に向け「みどりの食料システム戦略」を推進しています。具体的な政策については今後検討される段階ですが、そのなかにはゲノム編集などの遺伝子操作による農薬の削減なども盛り込まれる可能性があります。引き続き注目し、「よつばつうしん」などで発信していきます。
(2021年12月 関西よつ葉連絡会)
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10・25「美浜3号もう動かすな!現地行動」に行ってきました
10・25「美浜3号もう動かすな!現地行動」
6月23日に再稼働した老朽原発・美浜3号機はテロ対策施設の設置期限に間に合わなかったために現在、稼働が止まっています。10月25日はそのテロ対策施設設置期限となり、その期限日に合わせて、このままもう動かさないようにと「美浜3号もう動かすな!現地行動」があり、参加しました。秋の冷たい雨が降るなか、まずは美浜原発近くのシーパーク丹生でアピールとデモ。移動して美浜町役場から関電原子力事業本部へ行き、意見書を提出。ルートを変えて役場へ戻るルートをデモ行進しました。
参加者は63人と6月に行われた現地行動の約1/6の集まりとなりましたが、冷たい雨に負けず、関西電力前でも元気な声でアピールしました。稼働してから40年を越える老朽原発は当然のことながら危険性も高く、集会が目白押しになっています。目が離せない状況は続きますので、よつ葉連絡会でもまた集会参加を呼びかけたいと思っています。
2021年11月6日 関西よつ葉連絡会
美浜原発前で集会
美浜原発前でのデモ行進
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よつ葉のバナナ生産者に台風災害支援協力金を送りました
9月にタイ北部で連続して起こった台風により、よつ葉のバナナでおなじみのホムトンバナナ生産協同組合が、人的な被害こそありませんでしたが、33030本のバナナに被害があり、900万円相当の被害総額になりました。
これまで災害支援などで会員さんに呼びかけ、カンパをいただいた残金が115万1407円あり、この度その中から100万円の支援金を送らせていただきました。
気候変動の影響で、大規模な自然災害が増え、生産者が被災する可能性も高くなっています。その都度、カンパのお願いや情報発信をさせていただきますので、今後ともご支援のほどよろしくお願いします。
2021年10月28日 関西よつ葉連絡会
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「種苗における遺伝子操作の表示を求める署名」提出集会に参加しました
7/30(金)に参議院議員会館にて「種苗における遺伝子操作の表示を求める署名」第一次集約分の提出集会が開かれ、オンラインで参加しました。よつ葉でも多くの署名が集まりましたが、全国でも総計6万2766筆もの署名が集まり、食の安全が脅かされる事態に多くのひとが関心を寄せていることが分かります。
集会ではよつ葉のカタログでもお馴染みの天笠啓祐さん、食政策センター・ビジョン21代表の安田節子さんの講演がありました。安田さんからは有機JAS規格におけるゲノム編集作物の取り扱いについての議論の経緯や海外の動向などの紹介がありました。農林水産省への質問と回答のやりとりもありました。第二次集約が11月にあります。よつ葉連絡会でも継続して、さらに関心が高まるよう発信していきたいと思います。(写真:日本消費者連盟提供)
2021年8月2日 関西よつ葉連絡会
参議院議員会館署名提出会場にて
全国からの署名が入った段ボール
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6.23美浜原発現地集会
ついに、美浜原発3号機が再稼働してしまいました。福島第一原発の事故後初めて、稼働から40年を超えた老朽原発が動いたことになります。コロナ禍の中、あまり大きな話題になることもなく・・・。
当日現地には約350人が集まり抗議の声をあげました。どれだけ影響を与えられるのか心もとないですが、国内外の老朽原発の動向に大きな影響を及ぼすことを考えれば、少なくともすんなり再稼働を許したくない、そういう気持ちでみんな集まったのだと思います。
(6月27日 関西よつ葉連絡会)
美浜原発を望む
美浜原発に向かって行進
原子力事業本部前にて抗議
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6.6老朽原発うごかすな!大集会
運転を開始して40年を超え、事故リスクの高い老朽原発の美浜原発再稼働予定が今月23日に迫ってきたなか、大阪市西区のうつぼ公園で「6・6老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」がありました。
2013年施行の原子炉等規制法は原発の運転期間を原則40年と定め(原子炉規制委員会が認めれば1回に限り最長20年延長可能)ました。他には東海第二原発(茨木県東海村)が規制委から認可を受けましたが、再稼働の予定はなく、美浜原発が再稼働することになれば運転開始40年の老朽原発の再稼働は日本初のことになります。
集会には1300程度の人が集まり、中嶌哲演さん(オール福井反原発連絡会/明通寺住職)から福島第一原発処理汚染水放出問題や避難計画問題などの諸問題が累積するなかでの再稼働を許さず、反原発運動に拡がりと流れを作っていこう!との呼びかけがありました。(中嶌さんには『よつばつうしん』3月号に寄稿していただきました)(https://www.yotuba.gr.jp/y_tsushin/119_1.htmlでお読みいただけます)。
難波駅までのデモには「老朽原発いますぐ廃炉!」などの訴えや替え歌などで、元気にパレードしました。23日にはもうわずかしかありませんが、あきらめずによつ葉としても声をあげていきたいと思います。
(2021年6月9日 関西よつ葉連絡会)
中嶌哲演さんの主催者挨拶
プラカードを掲げる集会参加者
よつ葉職員も参加