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署名へのご協力ありがとうございました
「原発賠償京都訴訟~公正な判決を求める署名」を5月31日の第三次集約に合わせて提出しました。今回は会員さんやよつ葉職員などから2892筆の署名が集まりました。
たくさんのご協力をありがとうございました。
この署名を呼びかけている原発賠償京都原告団は2013年9月に福島などから京都に避難した33世帯99人の方が国と東京電力に対して損害賠償を求め、京都地方裁判所に提訴したことから始まっています。全国でも同様の裁判が行われています。
裁判での要望は
1. 国に法定被爆限度(年間1ミリシーベルト)を遵守させ、少なくともその法定被爆限度を超える放射能汚染地域の住民について「避難の権利」を認めさせること。
2. 原発事故を起こした東京電力と国の加害責任を明らかにすること。
3. 原発事故によって元の生活を奪われたことに伴う損害を東京電力と国に賠償させること。
4. 子どもはもちろん、原発事故被災者全員に対する放射能検診、医療保障、住宅提供、雇用対策などの恒久対策を国と東京電力に実施させること。
(「原発賠償訴訟・京都原告団を支援する会ブログ」より抜粋)
http://fukushimakyoto.namaste.jp/shien_kyoto/index.html
関西よつ葉連絡会では原発事故以前より反原発の活動に参加し、発信してきました。今後も諸団体と協力していきたいと思いますので、ご協力をよろしくお願いします。
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5.29「原発のない明日をー老朽原発このまま廃炉! 大集会inおおさか」
6月23日に再稼働した老朽原発・美浜3号機はテロ対策施設の設置期限に間に合わなかったために現在、稼働が止まっています。テロ対策施設の完成は早くとも2023年初夏ごろと言われています。ただし、完成しても停止に追い込まれる可能性が大きいと言われています。それは関電が「使用済み核燃料の県外中間貯蔵地を2023年までに探さなければ停止する」と明言しているからです。貯蔵施設候補地を見つけることは、至難だと言われています。その状況を見て、「老朽原発うごかすな!実行委員会」は「5.29原発のない明日をー老朽老朽原発このまま廃炉!大集会 in おおさか」を主催。よつ葉各所職員が参加してきました。
集会は福井県中嶋哲演さん(オール福井反原発連絡会/明通寺住職)さんや「美浜3号機運転差し止め仮処分」を大阪地裁に申し立てた井戸謙一弁護士などのリレーアピールがありました。
当日は2100人もの人が集まりました。中嶋哲演さんからはウクライナ侵攻により、原発の恐ろしさが広まり、再稼働の反対の世論も絶対過半数を超えているという発言もありました。今回の結集はそのような世論の高まりを象徴しているようでした。 (関西よつ葉連絡会)
集会開催前の反原発ライヴ
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署名へのご協力ありがとうございました。
「北陸新幹線京都延伸計画白紙撤回を求めます」署名を4月30日の第一次集約に合わせて提出しました。今回は会員さんなどから3584筆の署名が集まりました。
たくさんのご協力ありがとうございました。
北陸新幹線京都延伸計画は長いトンネルが京都市を縦断します。これ以上、速度を追求した新幹線延伸がそもそも必要なのか、という疑問もあります。建設費の見込みは2兆1千億円にものぼり、採算性も不明瞭です。一方で地盤沈下やヒ素含有残土、盛土による土石流災害のリスク増大、盛土による景観や水質の悪化が懸念としてあります。京都には豆腐やお酒など水に恵まれた地域ならではの食文化があります。引き続き注目し、本紙などでもお伝えしていきますので、今後ともご協力のほどよろしくお願いします。
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バナナ生産者への台風災害支援協力金、使途のご報告
昨年9月にあった台風によりよつ葉のバナナでおなじみのホムトンバナナ生産組合が被害を受け、会員さんなどに呼びかけていた災害支援などのカンパの残金100万円を昨年10月に送らせていただきました。
その用途について報告させていただきます。バナナ生産者、組合などと協議し、「農民会として日本側の支援は言葉にならないほど嬉しい、これからもホムトンバナナをつくり続けたい」という言葉をいただきました。支援基準を設け、条件を満たした圃場には、圃場準備費用として、一圃場に一律2000バーツ(約6600円程度)、また被害を受けた圃場の生育ステージ別に、被害本数に応じて支援を行いましたとお礼とともに届きました。
多大なるカンパのご支援ありがとうございました。気候変動の影響で、大規模な自然災害が増え、生産者が被災する可能性も高くなっています。その都度、カンパのお願いや情報発信をさせていただきますので、今後ともご支援のほどよろしくお願いします。
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コロナ禍の困窮支援を協力して行っています

*茨木市にあるよつ葉ビル4F(茨木市稲葉町4-5)では「フードパントリー茨木」への協力として「フードパントリ-BOX」を設置し物資を集めています。フードパントリーとは、誰もが食に困ったときに無償で食の支援が受けられるという活動です。集まった物資は、毎月第2日曜日に開催されている「フードパントリー茨木」で他の支援物資と一緒に配布されます。提供できる食品や生活用品などがあればぜひ、お持ちください。
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「ウクライナに平和を!」集会に参加しました。
3月9日に「ロシア軍は即時撤退を!~ウクライナに平和を~3.9おおさか総がかり緊急集会とパレード」に参加しました。緊急の呼びかけに関わらず、平日の夜の集会には1000人近くのひとが中之島公園に集まり、デモ行進をしました。その後も12日には京都市役所前、16日にはロシア大阪領事館前で抗議行動があり、参加しました。
ウクライナでは多くの死者が出ています。ロシア軍はウクライナにある原発を攻撃し、緊迫した状況は続いています。先日の反原発集会でもロシアの原発攻撃にも触れていました。
信じられないことに日本でも戦争抑止のための核利用の議論が出てきています。
東日本大震災の原発事故も大きな被害となり、問題は山積みのまま放置されているような状態です。原発の恐ろしさを体験している日本だからこそ、強く抗議していかなければなりません。
ロシアでもたくさんの抗議の声が上がってはいますが、厳しい弾圧にさらされています。このような集会が各国で広まっていき、世界中で反戦の気運が盛りあがってほしいと切に願っています。
3.9 中之島公園女神像前にて
3.12 京都市役所前にて
3.16 ロシア大阪領事館前にてキャンドルデモ
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「北陸新幹線京都延伸計画」関連の講演会に参加しました
会員の皆さんにも署名をお願いしている北陸新幹線京都延伸計画関連の講座『京の暮らしと文化を支える水環境』が京都は哲学の道にある名刹、法然院で開かれました。
まずは谷口正人さん(総合地球環境学研究所)から「京都盆地の地下水-人と社会と自然をつなぐ水の恵み」と題した講演がありました。地下水の循環や資源としての地下水、また京都盆地の地下水について話がありました。
現在、水資源管理は行政としては環境省(自然保護)・経済産業省(エネルギー推進)・国交省(水利権・農業用水)と管轄が別れています。そのため水資源を守るために包括的・相互作用的な地域に根差した活動が求められているというお話しでした。
休憩をはさんで、『よつばつうしん』今月号(3面の「いりあい知」)にも執筆してくださっている長野宇規さんと谷口さんとの対談「市民として地下水をどう守るのか」がありました。新幹線建設が京都盆地に及ぼす影響や地下水の利用状況など、地域の情報を共有することによって関心から行政を動かす活動をしていこうと呼びかけました。
新幹線延伸計画は京都中心部の地下をトンネルによって縦断します。京都の水質が変化することも懸念され、京都の食の中心である豆腐・酒などに影響がでることも考えられます。地盤沈下の問題や掘ることによって森林を伐採し、景観も損なわれます。
署名の締め切りは4月30日になっています。ご協力のほど、よろしくお願いします。
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『第10回さようなら原発1000人集会 原発のない明日をつくる!』に参加
関西よつ葉連絡会も呼びかけ団体として参加している標記の集会が12月26日(日)に開催されました。法政大学名誉教授の田中優子さんからは『江戸から見る現代社会』と題し、江戸文化が限りある資源のなかで、海外からの情報の輸入と知恵によって資源の循環をし、つくられたことを紹介しました。原発が持続可能なものではなく、また環境負担のある資本経済からの価値の転換期を迎えるなか、社会がしっかりとした方向性をもつことで、豊かな暮らしが見えてくると話されました。
美浜町議会議員の松下照幸さんからは美浜町に住むなかでの活動から地域内循環によって原発からの交付金に頼らない仕組みづくりの実践を話されました。
危険なエネルギーに頼るのではなく、工夫してエネルギーを循環していく地域をつくることが「原発のない明日をつくる」ことにつながると再確認した集会になりました。
(2021年12月 関西よつ葉連絡会)
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12・5「老朽原発このまま廃炉!大集会 in おおさか」に
6月23日に再稼働した老朽原発・美浜3号機はテロ対策施設の設置期限に間に合わなかったために現在、稼働が止まっています。テロ対策施設の完成は早くとも2023年初夏ごろと言われています。ただし、完成しても停止に追い込まれる可能性が大きいと言われています。それは関電が「使用済み核燃料の県外中間貯蔵地を2023年までに探さなければ停止する」と明言しているからです。貯蔵施設候補地を見つけることは、至難だと言われています。その状況を見て、「老朽原発うごかすな!実行委員会」は「老朽原発このまま廃炉!大集会 in おおさか」を主催。よつば各所職員が参加してきました。
集会は福井県中嶋哲演さん(オール福井反原発連絡会/明通寺住職)さんや「美浜3号機運転差し止め仮処分」を大阪地裁に申し立てた井戸謙一弁護士などのリレーアピールがありました。
冬の初めの清々しい天気のおかげもあり、当日は1600人もの人が集まり、6月の集会よりも300人ほど多く、元気な行進になりました。今後も、参加し状況を見守っていきたいと思います。
(2021年12月 関西よつ葉連絡会)
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「種苗における遺伝子操作の表示を求める署名」を提出しました
11月30日の第二次集約に合わせて「種苗における遺伝子操作の表示を求める署名」の提出をしました。今回は各配送センターの会員さんなどから362筆の署名が集まりました。夏に行った第一集約と合わせると9921筆にもなります。ご協力ありがとうございました。
政府は持続可能な食料システムの構築に向け「みどりの食料システム戦略」を推進しています。具体的な政策については今後検討される段階ですが、そのなかにはゲノム編集などの遺伝子操作による農薬の削減なども盛り込まれる可能性があります。引き続き注目し、「よつばつうしん」などで発信していきます。
(2021年12月 関西よつ葉連絡会)
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10・25「美浜3号もう動かすな!現地行動」に行ってきました
10・25「美浜3号もう動かすな!現地行動」
6月23日に再稼働した老朽原発・美浜3号機はテロ対策施設の設置期限に間に合わなかったために現在、稼働が止まっています。10月25日はそのテロ対策施設設置期限となり、その期限日に合わせて、このままもう動かさないようにと「美浜3号もう動かすな!現地行動」があり、参加しました。秋の冷たい雨が降るなか、まずは美浜原発近くのシーパーク丹生でアピールとデモ。移動して美浜町役場から関電原子力事業本部へ行き、意見書を提出。ルートを変えて役場へ戻るルートをデモ行進しました。
参加者は63人と6月に行われた現地行動の約1/6の集まりとなりましたが、冷たい雨に負けず、関西電力前でも元気な声でアピールしました。稼働してから40年を越える老朽原発は当然のことながら危険性も高く、集会が目白押しになっています。目が離せない状況は続きますので、よつ葉連絡会でもまた集会参加を呼びかけたいと思っています。
2021年11月6日 関西よつ葉連絡会
美浜原発前で集会
美浜原発前でのデモ行進
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よつ葉のバナナ生産者に台風災害支援協力金を送りました
9月にタイ北部で連続して起こった台風により、よつ葉のバナナでおなじみのホムトンバナナ生産協同組合が、人的な被害こそありませんでしたが、33030本のバナナに被害があり、900万円相当の被害総額になりました。
これまで災害支援などで会員さんに呼びかけ、カンパをいただいた残金が115万1407円あり、この度その中から100万円の支援金を送らせていただきました。
気候変動の影響で、大規模な自然災害が増え、生産者が被災する可能性も高くなっています。その都度、カンパのお願いや情報発信をさせていただきますので、今後ともご支援のほどよろしくお願いします。
2021年10月28日 関西よつ葉連絡会
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「種苗における遺伝子操作の表示を求める署名」提出集会に参加しました
7/30(金)に参議院議員会館にて「種苗における遺伝子操作の表示を求める署名」第一次集約分の提出集会が開かれ、オンラインで参加しました。よつ葉でも多くの署名が集まりましたが、全国でも総計6万2766筆もの署名が集まり、食の安全が脅かされる事態に多くのひとが関心を寄せていることが分かります。
集会ではよつ葉のカタログでもお馴染みの天笠啓祐さん、食政策センター・ビジョン21代表の安田節子さんの講演がありました。安田さんからは有機JAS規格におけるゲノム編集作物の取り扱いについての議論の経緯や海外の動向などの紹介がありました。農林水産省への質問と回答のやりとりもありました。第二次集約が11月にあります。よつ葉連絡会でも継続して、さらに関心が高まるよう発信していきたいと思います。(写真:日本消費者連盟提供)
2021年8月2日 関西よつ葉連絡会
参議院議員会館署名提出会場にて
全国からの署名が入った段ボール
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6.23美浜原発現地集会
ついに、美浜原発3号機が再稼働してしまいました。福島第一原発の事故後初めて、稼働から40年を超えた老朽原発が動いたことになります。コロナ禍の中、あまり大きな話題になることもなく・・・。
当日現地には約350人が集まり抗議の声をあげました。どれだけ影響を与えられるのか心もとないですが、国内外の老朽原発の動向に大きな影響を及ぼすことを考えれば、少なくともすんなり再稼働を許したくない、そういう気持ちでみんな集まったのだと思います。
(6月27日 関西よつ葉連絡会)
美浜原発を望む
美浜原発に向かって行進
原子力事業本部前にて抗議
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6.6老朽原発うごかすな!大集会
運転を開始して40年を超え、事故リスクの高い老朽原発の美浜原発再稼働予定が今月23日に迫ってきたなか、大阪市西区のうつぼ公園で「6・6老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」がありました。
2013年施行の原子炉等規制法は原発の運転期間を原則40年と定め(原子炉規制委員会が認めれば1回に限り最長20年延長可能)ました。他には東海第二原発(茨木県東海村)が規制委から認可を受けましたが、再稼働の予定はなく、美浜原発が再稼働することになれば運転開始40年の老朽原発の再稼働は日本初のことになります。
集会には1300程度の人が集まり、中嶌哲演さん(オール福井反原発連絡会/明通寺住職)から福島第一原発処理汚染水放出問題や避難計画問題などの諸問題が累積するなかでの再稼働を許さず、反原発運動に拡がりと流れを作っていこう!との呼びかけがありました。(中嶌さんには『よつばつうしん』3月号に寄稿していただきました)(https://www.yotuba.gr.jp/y_tsushin/119_1.htmlでお読みいただけます)。
難波駅までのデモには「老朽原発いますぐ廃炉!」などの訴えや替え歌などで、元気にパレードしました。23日にはもうわずかしかありませんが、あきらめずによつ葉としても声をあげていきたいと思います。
(2021年6月9日 関西よつ葉連絡会)
中嶌哲演さんの主催者挨拶
プラカードを掲げる集会参加者
よつ葉職員も参加
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「関電よ 老朽原発うごかすな! 高浜全国集会」に参加
関電と政府が、運転開始後40年を超え、過酷事故のリスクの高い老朽原発=高浜1・2号機、美浜3号機を再稼働させようとしていることに対し、現地若狭でこれに反対する高浜全国集会が開かれました。よつ葉からも有志で参加し「老朽原発うごかすな!」の声を上げてきました。
関電の原発では、2019年に発覚した原発マネーの不正還流、蒸気発生器配管の損傷、再稼働準備工事中の人身事故など不祥事やトラブルが頻発しているだけでなく、使用済み核燃料中間貯蔵施設候補地を福井県外に探すとした約束を何度も反故にしたまま運転を続けています。関電が信頼に足る企業体質を持たないことは明らかです。小口顧客の40%はすでに同社との契約を解除し、離脱しています。
こうしたなかで、大阪地裁は昨年12月、大飯原発3・4号機の設置許可取り消し、3月18日には水戸地裁が東海第2原発の運転差し止めを命じました。司法の判断も徐々に原発の運転を認めない方向に変わってきています。また、地方紙14紙が連携した最近のアンケートでは、「脱原発」を望む回答が8割を超えたと報道されています。この流れを拡大し、老朽原発廃炉、さらには原発全廃をかちとっていく大きなうねりを作りだしていきましょう。
(2021年3月22日 関西よつ葉連絡会)
高浜町文化会館での集会
プラカードを掲げる集会参加者
中嶌哲演さんらを先頭にデモに出発
若狭高浜駅まで400人でデモ行進
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「さよなら原発2021関西アクション」に参加
福島原発事故から10年となる3月、各地で原発に反対する集会が開かれました。
大阪では3月7日(日)に中央区のエルおおさかで元福井地裁裁判長の樋口英明さんの講演、福島原発告訴団団長の武藤類子さんによる福島からの報告を主な内容とする集会が開かれました(武藤さんには『よつばつうしん』3月号に寄稿していただきました(https://www.yotuba.gr.jp/y_tsushin/119_1.htmlでお読みいただけます)。
その後の西梅田までのデモには550人が参加し、よつ葉から参加した仲間たちも「原発やめて!」「核燃サイクル中止!」を訴えてきました。
こうした声にもかかわらず、関西電力は高浜・大飯の原発の運転を続けているばかりか、運転開始後40年を超えた高浜・美浜の老朽原発の再稼働準備を進めています。電力の消費地元に住む私たちから、さらに大きく原発反対の声を上げていきましょう。
(2021年3月8日 関西よつ葉連絡会)
エルおおさか大ホールでの本集会
エルおおさか前からデモに出発
行進するよつ葉の仲間たち
アピールしながら西梅田までデモ
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「老朽原発うごかすな!大集会in大阪」に参加
9月6日(日)、大阪市西区の靭(うつぼ)公園で「老朽原発うごかすな!大集会in大阪」が開かれ、よつ葉連絡会も関連団体の仲間とともに集会とデモに参加しました。
新型コロナウイルスの感染拡大と記録的な猛暑に対するさまざまな配慮を強いられただけでなく、台風10号の影響も懸念されるという悪条件が重なったにもかかわらず、老朽原発の再稼働反対を訴えるために全国から1600人が参加しました。
新型コロナウイルスの感染拡大の中にあっても、関西電力は運転開始後40年を超えて危険性がますます大きくなった老朽原発の再稼働準備を進めており、美浜3号機を来年1月、高浜1号機を3月に再稼働させようとしています。これらが稼働すると、福島原発事故後「例外中の例外」とされてきた40年超の原発の運転を許すことになってしまいます。
再稼働を止め、「老朽原発の運転と原発の新設を許さなければ、最悪でも、2033年に若狭から、2049年に全国から、稼働する原発が無くなります(集会の基調提起より)」。老朽原発の再稼働を止めることを突破口に、原発のない社会の実現に向けてともに進んでいきましょう。
(2020年9月7日 関西よつ葉連絡会事務局・下村)
中嶌哲演さんによる主催者あいさつ
「老朽原発うごかすな!」のコール
1600人が参加。賛同団体・個人は1000を超えた
沿道の人たちにアピールしながら御堂筋をデモ
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「老朽原発うごかすな!関電包囲大集会」に参加
12月8日(日)、大阪市北区中之島の関西電力本店前で「老朽原発うごかすな!関電包囲大集会」が開かれました。この集会に向けて、高浜原発から関電本店までの200kmを徒歩でつなぐ16日間のリレーデモが行われており、よつ葉からは集会前日の茨木市役所前出発集会と本店前集会に参加しました。
原発は安全対策費が高騰して顧客離れが進み、経済的に成り立たなくなっています。また、原子力規制委員会は「特重施設(いわゆるテロ対策施設)」完成しなければ、運転中であっても原発を停止させることを決めています。こうした中で関電幹部による金品受領問題が明らかになり、脱原発・反原発の声はますます大きくなっています。これを老朽原発廃炉、さらには全原発廃炉の大きなチャンスにしていきましょう。
集会中には、参加されていた会員さんから「がんばりましょう」と声をかけていただきました。ともに全て原発の廃炉を目指しましょう。
(2019年12月9日 関西よつ葉連絡会事務局・下村)
茨木市役所前を出発するリレーデモ
「ワイロの現場」で追及
関西電力本店前の集会に全国から1100人が参加
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高浜原発および高浜町への抗議と申入れ行動に参加
10月8日(火)、「原発動かすな!実行委員会@関西・福井」主催による高浜原発および高浜町への抗議と申入れが行われました。
関西電力の役員らが高浜町の元助役から多額の金品を提供されていたことが明らかになったことを受け、緊急に呼びかけられた現地行動でしたが、東京からの参加者も含め約70人が集まりました。
よつ葉の研修部会は、9月21日に特重施設(いわゆる「対テロ対策施設」)の建設が大規模に行われている高浜原発を視察したばかりでしたが、その工事は関電幹部に多額の金品を還流させてもなお利益が出るほどの額で発注されていたわけです。この資金は、もともとわたしたちが電力料金として関電に支払ったものですから、とても聞き流せる話ではありません。
当日は、参加者を代表して木原壯林さん(若狭の原発を考える会)から関西電力に対する抗議と、高浜町への申入れが行われました。また、反原発自治体議員・市民連盟の高木りゅうたさん(高槻市議)から関西電力・高浜町長・高浜町議会議長に要請書が手渡されました。
関電には原発マネーの流れの徹底解明を、高浜町には町幹部の原発マネーへの関与の徹底調査を、そして国には原発推進政策そのものの見直しを求めましょう!
(2019年10月9日 関西よつ葉連絡会事務局・下村)
「おぬしもワルよのう」の横断幕
高浜原発北門で抗議と申入れ書提出
高浜町役場前で申入れ行動
高浜町に要請書を渡す高木高槻市議