豚の脱骨研修が復活しました。よつ葉の職員に呼びかけて第1期、8名が決まり、半年間の研修を行いました。8月7日で研修も無事に終了し、参加した方々から感想を紹介します。
脱骨研修に参加させていただきありがとうございます。隔週4人の班での研修、初めて会う人ばかりでしたが皆さん優しい方で一安心。初めての食肉センター内、貸していただいた作業着に着替え作業場へ。冷蔵庫を開けるとたくさんの頭のない豚が吊り下げられていて驚きました。初見の印象は「意外と豚って大きいな」でした。背骨を中心に縦に切られた豚を吊り下げられた状態から肩、バラ、ももと各部位をはずしていくのですが初めはその作業にも苦戦しました。いざ脱骨作業。講師の津田さんのお手本を見ながらやっていきました。繊細且つ力のいる作業に悪戦苦闘でしたが3週、4週目とだんだん慣れていき最後まで楽しくできました。この研修で身に付いた事は今後使う所があるかわかりませんが(笑)めったにない体験ができました。ありがとうございました。農場の方々毎回美味しいカレーライスご馳走様でした。(大阪産直 青山 太志)
今回の脱骨研修は、食べているこの肉がどうやって自分の元まで来たのかをこれまで自分は一切ふれてこなかったので、せっかくの機会だし行ってみよう、というほどの弱い動機で研修に参加しました。食肉加工のことを体験することができたその意味でも、とても有意義な経験をさせてもらい、ありがたかったです。振り返って、もう一つ自分にとって良かったことを挙げれば、加工場の隣りには牛舎があり、吊るされている牛や豚のそのすぐそばでウシが鳴いている、能勢のあの雰囲気でした。ああ、ここはドナドナでおしまいではないのだなと。生死を引き受けている所で感じたことを、街に持ち帰って考え続けてみようと思います。
(ひこばえ 阪本 貴史)
(別院センター 松本 茂之)
(よつば農産 柴田 武瑠)
(大阪産直 若井 智広)
(北摂協同農場 山本 晋一郎)
(ひこばえ 橋本 淳)
(淀川産直 笠井 誠)
新たに人を雇うということは、新聞折込みに求人広告を入れ連絡があるのを待ち、条件等を確認し面接の日程を決める。そして面談が上手く進み条件等が折り合えば初出勤の日取りを決め、白衣のサイズを聞いてめでたく採用にいたるといった、いわゆる急募!人材求む!方式で求人を行えば人材の不足を、補うことが簡単ではありませんがほぼ出来ました。
ほかに奥の手として口コミ・縁故採用があるくらいでおおかたハローワーク・新聞折込み頼みの2本立てでした。ところがいつの頃からかこの2本立ての法則に頼ることが難しくなってしまいました。時代に取り残されてしまったようです。かつて「日刊アルバイトニュース」を愛読することが唯一の求職活動であった私にとって、残された手段は縁結びの神様にすがるしかないのですが、日頃縁のない領域に手を合わせても満願は成就せずに消滅するにちがいありません。
ここはやはり知恵を絞って費用もある程度惜しまず、40年前の頭をかち割ってあの手この手を駆使して、必ず良き人材を探し出す所存です。皆様方からも心当たりがあればご一報お待ちしています。よろしくお願いいたします。
(ハム工場 佐藤 雄一)
今回は休憩中の雑談の中で、コロナウイルス、ワクチンの話題があり、このテーマで書いてもらいました。
■コロナワクチン接種で思うこと
私は、コロナワクチンを打たない事を選んでいます。ワクチンについて発症予防効果などワクチン接種のメリットが副反応などのデメリットより大きいとされていて、接種を勧められていますが何か違和感を感じています。ワクチン接種を受けていない人に対する偏見や差別などあるかもしれませんが、そう言う事も含めて難しい問題ですが、これからも、しっかりと考えていきたい。
(食肉センター 中尾 清二)
(食肉センター 佐田 章平)
(食肉センター 井上 高嘉)
(食肉センター 井上 佑磨)
能勢農場の林間学校はお互いを知らない子どもたちが農場での生活を通じて仲良くなり、協力をし、自然に触れながら楽しんで学ぶことを大切にこれまで開催してきました。昨年は新型コロナウィルスの影響により中止となりました。
しかし、他者との距離を保ち、感染予防重視のいまでこそ、改めて大切にすべきではないか。どうにか子どもたちが表で楽しむ場所を提供できないか。と今年は開催することにしました。
キャンプ場や公共施設でのコロナ対策マニュアルを調べてまわり、農場でどんな対策ができるだろうかと話し合いを重ねました。日帰りではどうだろうか、でもせっかく来るならゆっくり楽しんでほしい、でも感染リスクはどうだろうか、、、。なんとか意見がまとまったのは6月末でした。
子どもたちを一緒に支えてくれるリーダーも例年通りであれば希望者を募り、研修をし、そこから確定していましたが、この状況下では難しいと判断し、経験者の中からこちらから直接連絡を取る形にしました。チラシの作成から配布、全てギリギリの判断で進められました。
とうとう受付開始。定員は初日でいっぱいになり、各期10人ずつの2泊3日。緊張や不安もありますが、久しぶりに農場に子どもたちのにぎやかな声が響き渡ると思うとやはり楽しみの方が大きいです。
しかし、残念ながら感染者が急増し、緊急事態宣言が発令。それでもギリギリまで感染者の数字を見ながら一期ごと判断しようとなりましたが、全ての期間の開催を断念しました。
全てがギリギリの判断でしたが、それが出来たのも様々なつながりがあり、支えられているからこそだと痛感しました。開催するにあたり、ご理解ご協力いただき、本当にありがとうございました。
安全を担保するものはなんだろう。除菌や対策も大事ではあるけれど、お互いの信頼関係なくしては、計画できなかったと思います。
実現できなかった林間学校ですが、どうしたらできるだろう?と考え、行動できたことは来年に活かせます。来年こそ、コロナ禍でも子どもたちの笑顔に会えますように。
(能勢農場 高橋 明子)
(北摂協同農場)
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