新入社員紹介
タクシードライバーから転職 悪戦苦闘中
はじめまして、7月1日付で能勢産直センターに配送員として入社いたしました村田正彦と申します。京都府綾部市から片道約60キロの道のりを通勤しています。
前職は、福知山市でタクシードライバーとして勤務しながら、今年3月からダブルワークで北近畿産直センターでもパート社員として週1~2日勤務していました。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大によりタクシーの売上が激減し、感染リスクも高い職種なことから転職を決意し、北近畿産直の吉田さんに相談したところ、能勢産直をご紹介いただき入社できました。
年齢は54歳でフレッシュさ、フットワークの軽さは全くありませんが…こんな自分でも温かく受け入れてくれた、能勢産直社員の皆さんには、大変感謝しています。今まで個人配送の経験もなく、全く土地勘もない地域の配送で、仕分け・積み込み・コース覚えに日々、悪戦苦闘中です。
11月より能勢産直センターは齊藤さん、桑本さんが役員に昇格され、齊藤新代表のもと新体制がスタートしました。二人の足を引っ張ることのないよう、日々の業務を確実にこなし、商品知識も習得して販売力を高めて売上アップに貢献できるよう、頑張りたいと思います。
(能勢産直センター 村田 正彦)

9月から移動動物園再開
2020年2月にコロナウイルスが発生し、9カ月が経ちました。いまだに終息はしておらず感染者が減っても、すぐに元の状態に戻ってしまい、現在はコロナウイルスの第3波が来ています。
この期間、多くの祭りやイベントが感染拡大防止のために、中止および延期となりました。当然、こども動物園も例外ではなく、春の時期の移動動物園は、全て中止および延期となってしまいました。
徹底した感染予防対策で
ところが8月の中頃からコロナの感染者数が減少し始めたことで、9月からは移動動物園を再開することができました。
移動動物園を再開するにあたって対策として①毎日体温を測り、熱がないことを確認する。②ふれあい中は、フェイスマスクをつけるなどの対策をとっております。しかし全てが例年通りとはいかず、去年よりも参加される人数を制限している所がいくつもありまぅ。さらに、再開できたのは幼稚園、保育園、こども園だけで、地域の祭りやイベントなどは開催できないままとなっております。
開催後に少しだけですが園の先生とお話をする機会があり、できることが限られているなか、移動動物園を開催できて良かったと言っていただきました。
移動動物園の仕事上、多くの幼稚園、保育園、こども園に訪れるため、絶対にコロナに感染してはいけない状況です。仕事外での人との接触を可能な限り制限しているため、今のところ健康ではありますが、発生してから友人たちとは会っておらず、連絡を取り合うだけになっております。コロナが終息し、いつもの日常が早く戻ってきてほしいと思っています。
(能勢農場 井上 貴仁)

小さな田圃で稲作りを
能勢は、11月中旬にしては暖かい日々が続いています。おかげで2週間ほど定植が遅れたサニーレタス、レタスが大きくなってきました。夏場の暑さが厳しくなって、苗作りが思うようにできなくなったからです。今思えば、穏やかだった気候の中でやっていた農業のやり方では、もう成り立たなくなっていると実感している今日この頃です。
さて、私は70歳になり体力が落ちて来ましたので、今までの生活を変えようとしています。長年お世話になった農場生活にお別れして、私の家(豊中)から能勢に通うことにしました。農場の共同生活からたくさん教えられる事がありました。
今の私の考え方や行動の基になるものが、目に見えない形で蓄積されていると思います。他者には丁寧に対応して信頼し合える関係を作るよう努力することが大事だと思いまう。食事作りの大変さ楽しさも知ることになりました。
毎朝のご飯とみそ汁の味は、忘れることはないだろう。すっかりご飯党になりました。私の「よつ葉の野菜づくり教室」も今年で終わりにしました。7年続けてきて。いろいろな会員さんにお会いしました。2期生だった二人は、いまだに日曜日に自分らが借りた畑で野菜作りをしています。私が農業を止めるまで「能勢に来ますよ!」と言ってくれます。
これからは、生徒の有志に集まってもらって、小さな田圃ですが、稲作りを一緒にワイワイやればいいな~と考えてます。農業の一線からは距離を置きますが、次世代の農業者と思い通りいかない農業を共にやっていきたいと思っています。
(ハッピー伊藤農園 伊藤 行裕)